Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

限られた時間

2012年01月01日 | 社会

あけましておめでとうございます。
元旦が日曜日なので、帰省は次の週末の三連休ということにして
マンションでのんびり過ごしています。
今年はもう悲しいことが起こらないようにと
祈るように迎えた新年でした。
そうしたらいきなり震度4の地震が…

さて、クリスチャンでもないのにおこがましいのですが
アメリカ人の牧師さんのsermon(お説教)の翻訳のお手伝いをさせて頂いて
もう何年にもなります。
去年の暮れに手伝った、新年最初の挨拶は
"The new year is a time of hope,isn't it?
it is a chance to put the past year behind us and make a new start."
(新年は希望に満ちているときですね。
過ぎ去った一年間を忘れて、新しいスタートができるときです)
で始まりました。
そして、新年にあたって心に留めておいて欲しいことの一つとして
"Our time on this earth is limited."(地上での人生には限りがある)
とおっしゃっている。
それを実感させる例として、Deathclock.com(http://www.deathclock.com/)というサイトを紹介されています。



このサイト、私は初めて見たのですが驚きました。
自分の歳、性別、BMIなどを入力すると、デジタル時計がスクリーンに出て来る。
それは、私が死ぬとされる日までのカウントダウンを表しているのです。
BMI(体重と身長の関係から算出される体格指数)がよくわからなかったので
適当に入れたら、私のその日は”Saturday, June 11, 2039”と出ました。
無論この例はお説教の導入部に過ぎなくて
その後、聖書の引用そして
"Our life and our time are gifts from God and we need to use them wisely."
(私たちの人生も時間も神様から頂いた貴重な贈り物ですので、それらを賢く用いるべきです)
と続くのですが…

私はこのDeathclockにすっかり心を奪われてしまったのでした。
こんな少ない情報(しかもそれすらも正しくない)から何が分かるかとも思うし
しかもその日までまだ30年近くあるというので、まったくピンと来ないのですが
自分の残り時間が限られていることは確かな事実なのだから。
この一秒一秒刻まれるデジタル時計は、そのことを改めて知らせてくれるような気がします。
新春から縁起でもないとも思ったのですが
去年のあの未曾有の大震災を経験した私たちは
こんなサイトがあることを知ってもいいかもしれない。

本年もどうぞよろしくお願いします。
コメント (6)
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