お盆の帰省からようやく戻って来ました。
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今回の旅行で一番嫌な思いをしたのは
当然財布を掏られたことですが
その次にあげられるのは、うっすらと感じた差別待遇です。
ツアーであれば旅行会社がしっかり守ってくれるので
そういうことを感じることは一切ないのですが
個人で行けば、嫌でも向こうの風に直接あたることになる。
例え短い旅行期間であっても。
それについては、本で読んだり、人の話から散々聞いていたつもりでしたが
言葉ができないと卑屈になりがちだけど
英語であっても、ちゃんと自分を出張すれば大丈夫かと思っていたのでした。
甘かった…
例えば、カフェやレストランに入る。
ギャルソンやウエイトレスが席に案内してくれるのですが
奥に席が空いているのに、入口近くや通路際に案内されたりする。
あるいは東洋系の客だけ集められる。
あちらの席が空いているようだが、とやんわり抗議してみても
予約が入っているとか、英語が通じなかったりとか(あるいはそのふりだったのかも)。
欧米系の客には飛び切りの笑顔で応対するくせに
こちらにはにこりともしなかったり(特に女性)、
注文も取りに来ないで長いこと放っておいたりする。
元々向こうの人の接客態度は非常に悠長なものではあるのですが
我々だけを放置しておいたり、明らかに感じの悪い態度を取る人も、たまにいる。
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ああ、こういうことだったのか…
私は日本では多分、どちらかといえば恵まれた部類の立場にいるので
こんな待遇を受けたことがない。
これだけで十分へこんでしまいます。
以前、阿川佐和子だったか、パリの有名レストランに行ったら不愉快なサービスを受けた、
そのことをエッセイに書いたら、その店からすぐに丁寧な謝罪の手紙が来て
是非又御来店されて、我々の味とサービスを今一度評価して頂きたいと懇願されたという
ようなことを又エッセイに書いていましたが
それは有名人の彼女だから、本に書いて世に知らしめたから、のこと。
それ以外の殆どの一般の人は、黙って唇を噛んでいるのでしょう。
勿論、感じの悪いサービスばかりではありませんでした。
とあるビストロでは、長身のギャルソン、ニコニコと感じよく良い席に通してくれ、
何処から来たの?TOKYO?いい所だねえ!行ったことないけどさ、と。
トイレの場所を聞いたら、魅力的なマダム、こちらにどうぞとエスコートされたことも。
しかし打たれ弱い私は、数少ない、感じ悪い方のサービスの印象が
強烈にインプットされてしまったのでした。
私の限られた経験では、ちょっと気取ったような店の方が
そういうことが多かったような気がします。
最初の2~3日ですっかり懲りて、その後はもっぱらカフェやビストロを中心に。
そういう店でも魚介から肉からデザートから、豊富な種類のメニュー、そしてワインが揃っており、
美味しい食事が手頃に頂けるのがパリのいい所です。
メニューがやや分かりにくいのが難ですが。
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今回の旅行で一番嫌な思いをしたのは
当然財布を掏られたことですが
その次にあげられるのは、うっすらと感じた差別待遇です。
ツアーであれば旅行会社がしっかり守ってくれるので
そういうことを感じることは一切ないのですが
個人で行けば、嫌でも向こうの風に直接あたることになる。
例え短い旅行期間であっても。
それについては、本で読んだり、人の話から散々聞いていたつもりでしたが
言葉ができないと卑屈になりがちだけど
英語であっても、ちゃんと自分を出張すれば大丈夫かと思っていたのでした。
甘かった…
例えば、カフェやレストランに入る。
ギャルソンやウエイトレスが席に案内してくれるのですが
奥に席が空いているのに、入口近くや通路際に案内されたりする。
あるいは東洋系の客だけ集められる。
あちらの席が空いているようだが、とやんわり抗議してみても
予約が入っているとか、英語が通じなかったりとか(あるいはそのふりだったのかも)。
欧米系の客には飛び切りの笑顔で応対するくせに
こちらにはにこりともしなかったり(特に女性)、
注文も取りに来ないで長いこと放っておいたりする。
元々向こうの人の接客態度は非常に悠長なものではあるのですが
我々だけを放置しておいたり、明らかに感じの悪い態度を取る人も、たまにいる。
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ああ、こういうことだったのか…
私は日本では多分、どちらかといえば恵まれた部類の立場にいるので
こんな待遇を受けたことがない。
これだけで十分へこんでしまいます。
以前、阿川佐和子だったか、パリの有名レストランに行ったら不愉快なサービスを受けた、
そのことをエッセイに書いたら、その店からすぐに丁寧な謝罪の手紙が来て
是非又御来店されて、我々の味とサービスを今一度評価して頂きたいと懇願されたという
ようなことを又エッセイに書いていましたが
それは有名人の彼女だから、本に書いて世に知らしめたから、のこと。
それ以外の殆どの一般の人は、黙って唇を噛んでいるのでしょう。
勿論、感じの悪いサービスばかりではありませんでした。
とあるビストロでは、長身のギャルソン、ニコニコと感じよく良い席に通してくれ、
何処から来たの?TOKYO?いい所だねえ!行ったことないけどさ、と。
トイレの場所を聞いたら、魅力的なマダム、こちらにどうぞとエスコートされたことも。
しかし打たれ弱い私は、数少ない、感じ悪い方のサービスの印象が
強烈にインプットされてしまったのでした。
私の限られた経験では、ちょっと気取ったような店の方が
そういうことが多かったような気がします。
最初の2~3日ですっかり懲りて、その後はもっぱらカフェやビストロを中心に。
そういう店でも魚介から肉からデザートから、豊富な種類のメニュー、そしてワインが揃っており、
美味しい食事が手頃に頂けるのがパリのいい所です。
メニューがやや分かりにくいのが難ですが。
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