Zooey's Diary

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パリで並ぶ

2012年08月19日 | パリ旅行2012
今回の旅行の直前になって
そういえば美術館のチケットを事前購入しないでいいのだろうか?と
不安になったのです。
海外の美術館は、国にもよりますが、団体予約は優先されてすんなり入れても
個人の客は長い列を作っていたりするのです。
そうしたら、特に8月などのハイ・シーズンはルーブルやオルセーなどの
人気の美術館は2時間待ちは当たり前、買えるものなら買っといた方がよい、と
パリに詳しい友人に教えられて。
あわててミュージアム・パスというものを購入したのでした。


(長い行列ができている)

これは、パリの主要な美術館と見どころに自由に入れるというもので
2日分、4日分、6日分とそれぞれ値段も違い、日本からもネットで購入できるほか、
パリの空港や美術館でも買えます。
これの4日分を50ユーロほどで購入。
美術館の入場料は10ユーロ前後なので、5つ以上の美術館に行かないと元は取れませんが
これは正解でした。
パリの美術館や凱旋門などの見どころでは、チケットを買う人の列と、
チケットを持って入場を待つ人の二つの列ができているのです。


(ピラミッドの真下のエントランス・ホール)

チケットを持っていても、美術館によっては手荷物審査があり、
これに時間がかかる。
しかしこれ、美術館によって、あるいは係員によって物凄く差があります。
ルーブルの審査は入念だと聞いて、あのお宝が30万点以上所蔵の宝庫じゃさもありなんと
覚悟していたのですが、私が行った時は係員の機嫌がよかったのか(あるいは疲れていて
どうでもよかったのか)殆どノーチェックでした。
かと思うと次の日行ったオルセーでは
びっくりするほど厳しい審査が。
ここまで違ってよいのか…?


(ノートルダム寺院)

ルーブルはとにかく並ぶと聞いていたので、開館30分前には現地に到着。
おかげで30分待っただけで入れましたが、我々が出てきた午後過ぎには
あのピラミッドの周りに、端が見えないほどの長い列ができていました。
あそこは強い陽射しを遮るものもなく、長時間待っている間に日射病で倒れる人が
後を絶たないので、救急車が常時待機しているのだそうです。


(ノートルダム寺院の横。無数のガーゴイルが突き出している)

ノートルダム寺院も、8時の開館時に行ったおかげで難なく入れました。
中のステンドグラス、バラ窓やマリア像などじっくり観賞した後で外に出ると
建物の横に10人ほどの行列ができている(この時9時20分)。
先頭の人に何を待ってるの?と訊くと、10時開場の塔に登るためだというのです。
ベルギーから来たというお兄ちゃん、自分はこの寺院の塔から
パリの街並みを眺めるのを楽しみにしていたのだと。
しかし、この時は薄ら曇りで風も強く、結構寒かったのです。
(この日の午後は暑くなりましたが、朝夕のパリは結構冷える)
こんな寒い中ただ待つのはごめんだと、我々は近くのセイント・チャペルなど見学。
2時間ほどして帰ってきたら、ずらりと果てしない行列が。
最後尾を目指して歩き出したのですが、中々辿りつけない。
こりゃ2時間以上かかる、あの時待ってりゃよかったねとあきらめたのでした。

コメント (6)
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