goo blog サービス終了のお知らせ 

Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

美の競演

2012年08月26日 | パリ旅行2012
今回はパリをのんびりぶらつこうと思っていたのですが
行けば貧乏症が出て、これでもかと歩いてしまう。
私のスマホについている歩数計を見てみたら
一日3万歩ほど(20Km強)歩いていました。
パリは何処も絵ハガキのように美しく、その石畳を歩きたくなるし(実はゴミだらけだったりもするけど)、
例えば美術館に行けば又歩いてしまう。
そしてパリにはなんと多くの美術館があることか!

 オルセー美術館(Wikipediaより)

オルセー美術館は、以前駅舎であったという大きな建物をそのまま美術館にした所で
大きな時計が残っています。
ここも教科書で一度は見たようなお宝だらけ。 
コロー、ドガ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、スーラ、ロートレック。
3階から順番に観て行って、1階のミレーの「落ち穂拾い」を観る頃にはもう、
ありがたみがなくなってしまう…



オランジュリーは、元々はテュイルリー宮殿のオレンジ温室だったところを
1927年、モネの「睡蓮」の連作を収めるために美術館として整備されたのだそうです。
円形の二つの部屋に、細長い「睡蓮」の連作が4枚ずつぐるりと取り囲んでいる。
天井から優しい自然光が降り注ぎ、まるで睡蓮が咲き乱れる公園にいるかのよう。
これに相当感動するのに階下にはまた、セザンヌ、マティス、モディリアーニ、ピカソ、ルノワールなど。
オルセーもオランジュリーも撮影禁止であったので
時計以外はネットから拾った画像です。

 (「睡蓮」Wikiより)
 (こんな感じ)

小さいけれど私が好きだったのが、カルチェラタンにある中世美術館。
ここには15世紀の作の「貴夫人とユニコーン」というタペストリーの6連作があり、
中東の香りも漂うような、摩訶不思議な赤い色調が素晴らしい。
これは1枚が縦も横も3~4mと非常に大きいのです。
中世の重厚な建物の中の薄暗い部屋で、この6枚の連作に囲まれていると
自分が何処にいるのか一瞬分からなくなります。


( 絵葉書から)

他にもシャイヨー宮内の建築文化財博物館、
カルナヴァレ博物館、ドロクロワ記念館など観て歩きました。
パリの、美や芸術に対する貪欲さには舌を巻くばかりです。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする