今日までの開催だった東京都写真美術館の「世界報道写真展2016」に
ギリギリセーフで行って来ました。
150点の中から、私にとって印象的だったものを幾つかご紹介します。

今年の大賞はオーストラリアのウォーレン・リチャードソン氏の作品。
警備隊に見つからないようフラッシュを焚かずに撮った、セルビアからハンガリーの
国境を越えようとする難民の男性と子どもの姿。

これに限らず、今年も難民の写真が多く見られました。
こんな小さなボロい船に、満員電車の中のようにぎっしり乗っている。
こんな状態で海の上を何日も過ごすなんて…

セルビア・プレシェボの難民キャンプで、難民申請の登録を待つ雨合羽を被った少女。

スーダンで爆撃にあった7歳の子供。

これは、セネガルのイスラムの教義を教えるという全寮制の学校で
逃げ出さないように閉じ込められた少年の写真。
学校といっても劣悪な環境で、5歳から15歳の子供たちは餓死寸前で
日常的にぶたれたり、鎖につながれたりしているらしい。
一日に8~9時間も路上で物乞いさせられたり、人身売買されたりするのだそうです。
他にも、石炭火力発電所から物凄い勢いで煙を出している中国の空とか、
米軍内でレイプされて何十年も性的トラウマに苦しむアメリカ人女性の姿とか、
マグニチュード7.8の地震に襲われたカトマンズの瓦礫だらけの町の様子とか、
それはもう胸に突き刺さる写真が多かったのですが
私はやはり、子供を捉えた写真に心打たれるようです。
world press photo http://www.worldpressphoto.org/
ギリギリセーフで行って来ました。
150点の中から、私にとって印象的だったものを幾つかご紹介します。

今年の大賞はオーストラリアのウォーレン・リチャードソン氏の作品。
警備隊に見つからないようフラッシュを焚かずに撮った、セルビアからハンガリーの
国境を越えようとする難民の男性と子どもの姿。

これに限らず、今年も難民の写真が多く見られました。
こんな小さなボロい船に、満員電車の中のようにぎっしり乗っている。
こんな状態で海の上を何日も過ごすなんて…

セルビア・プレシェボの難民キャンプで、難民申請の登録を待つ雨合羽を被った少女。

スーダンで爆撃にあった7歳の子供。

これは、セネガルのイスラムの教義を教えるという全寮制の学校で
逃げ出さないように閉じ込められた少年の写真。
学校といっても劣悪な環境で、5歳から15歳の子供たちは餓死寸前で
日常的にぶたれたり、鎖につながれたりしているらしい。
一日に8~9時間も路上で物乞いさせられたり、人身売買されたりするのだそうです。
他にも、石炭火力発電所から物凄い勢いで煙を出している中国の空とか、
米軍内でレイプされて何十年も性的トラウマに苦しむアメリカ人女性の姿とか、
マグニチュード7.8の地震に襲われたカトマンズの瓦礫だらけの町の様子とか、
それはもう胸に突き刺さる写真が多かったのですが
私はやはり、子供を捉えた写真に心打たれるようです。
world press photo http://www.worldpressphoto.org/