Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

「I feel pretty!」

2019年01月09日 | 映画


巷では話題にもなっていないようなマイナーな作品ですが
思いがけず、新春から笑わせて頂きました。

NYで働くレネーは、容姿にも体型にも自信がなく、鬱屈した日々を送っていた。
ようやく思い切って通い始めたジムのエアロバイクから落ち、頭を強打する。
目が覚めると、自分は絶世の美女に生まれ変わっていた。
ところがそう見えるのはレネーにだけで、実際には何も変わっていない。
しかし自分が世にも魅力的になったと思い込んでいる彼女は
超ポジティブとなり、仕事にも恋愛にも猛烈果敢にアタックして行く。
なんと容姿端麗を第一条件に謳う一流コスメ会社の受付嬢に応募し、
自分に気があると勘違いした男性を強引にデートに誘い、
ビキニ美女コンテストに飛び入り参加し、ストリップばりの踊りを披露するのです。
周りは驚きあきれながらも、次第に彼女のペースに巻き込まれてしまう。



これは、ジムの昏倒から目覚めた彼女が、自分の姿を見て
「beautiful!!perfect!!」と感激しているシーン。
面喰らって言葉が出せない、ジムのスタッフの表情が面白過ぎます。

「人間は外見じゃない」なんて言葉を必ずしも言い切れないことは
いくらかでもコンプレックスを持っている人間なら、誰でも知っている。
人生はアンフェアだし、世の中は不条理に満ちています。



でも、外見が同じだとしたら
暗くネガティブで愚痴ばかり言っている人間よりも
明るくポジティブで前向きな人間の方が、そりゃ魅力的に決まっている。
勘違いして自信を持ったレネーの活躍ぶりが、それを物語っています。
無論、いいことばかりではなく、ある日夢から覚めてしまったレネーは
何も変わっていなかった自分の現実の姿に、愕然とするのですが…



究極の勘違い女のどたばたラブコメディ。
主役のエイミー・シューマーはアメリカのコメディエンヌ。
私は字幕版を観ましたが、この吹き替えは渡辺直美が担当するのだそうです。
あの体型、あの明るいポジティブな性格、ぴったりではありませんか。

アイ・フィール・プリティ! http://ifeelpretty.jp/

#welovegoo
コメント (4)
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