イッタラというのは、ヘルシンキの北部にある村の名前なのだそうです。
1881年、そこに小さなガラス工場が作られたのが始まり。
そのイッタラの140年におよぶ軌跡を、450点の作品を通して紹介するという文化村の展覧会です。
イッタラというと、実用的でシンプルなガラス器というイメージを持っていたので、まるでキノコのようなふんわりした形のグラスや、沢山の鳥類のガラス器に驚きました。
イッタラバードの一つにはコアジサシという名前がついていましたが、色々な鳥がいるようです。
このコーナーは撮影可。
イッタラを堪能した後、文化村のカフェ・ドゥ・マゴでタルトタタンを。
アメリカから一時帰国中の友人と、4年ぶりに会えました。
お互いコロナ禍をなんとか生き延びて来たねえ、としみじみと。
私はこの文化村には、映画館、コンサート、美術館、カフェと、どれだけ通ったか分からない位なので、来春ここが取り壊しになる前に、是非お連れしたかったのです。
渋谷で落ち着ける希少なカフェの一つのここがなくなってしまうのは、つくづく残念です。