メーテルリンク原作、ドビュッシー唯一のオペラという「ペレアスとメリザンド」。
王太子ゴローとその異父弟ペレアス、謎の女メリザンドによる三角関係の愛憎劇ということですが、英国の鬼才ケイティ・ミッチェルの演出は、シュールで摩訶不思議で、さっぱり意味が分からない。
「お客様には夢、より正確には悪夢を見ているような、次に何が起こるかわからない、
怖いことも起こるかもしれないという不安定さを共有してもらえたら」というのが彼女の言葉。
本当に悪夢のようでした。
私はもっと分かりやすいオペラの方がいいな…
現代風にしつらえられた舞台には二人のメリザンドがいて、一人は妊娠したり赤ん坊を抱いていたり、挙句はレイプされかけたり。
そんなオペラってある!?
韓国ドラマよりも波乱万丈ではありませんか。
鑑賞前に、オペラシティ53階「よし田」のステーキランチ。
「孤独のグルメ」にも出てきた渋谷の長崎飯店で、冷やし中華と特上ちゃんぽん。
腹を空かせた五郎が渋谷の街を彷徨い歩いて「もう俺の来るとこじゃないのか」などと思っていると、路地裏に見つけた古臭い町中華店。
今年初の冷やし中華は、冷たい缶詰のミカンが載った、昔懐かしいさっぱり味でした。
それほど、力いっぱい歌いたいなら、歌だけに絞って欲しいって気分になる・・・
未だ、ミュージカルの方が・・・と言いつつも、こちらも苦手。
物語は、歌でなく、普通に没頭したい・・・と心が狭い。
ところで、桐嶋洋子さんの事。
知らなかったです。
昔、結構、読んでいました。
で、
あの本、楽天ブックで残り二冊ありますね。
くちこは迷い中です。
欲しい本が多くて。
メーテルリンクといえば、「青い鳥」しか知りませんでしたが、
戯曲 まで書いていたのですね。
ドビュッシーがオペラを作曲していたのも初めて知りました。
舞台は絵のように美しいですが、内容は複雑で難解のようですね。
「よし田」のステーキランチ、美味しそうですね。
「孤独のグルメ」はよく見ていましたが、長崎飯店は覚えていませんでした。
クラシック好きな夫に付き合って行っているのです。
多分に、その前後の食事に釣られて、というところもあります。
ミュージカルはNYやロンドンでも楽しんでいますよ。
桐島洋子さんの件には驚きました。
近所の書店になくて、結局AMAZONで頼んだのが今日届いて
もう読み終わりました。
また感想を書きますね。
こんな難解な戯曲を書いていたのかと驚きました。
舞台はしかし、19世紀の話なのに現代風に演出してありました。
こんな小難しい話は、私はちょっと勘弁してという思いです。
「孤独のグルメ」は時々見ていますが、面白いですね。
難解そう!
ただ、
>本当に悪夢のようでした。
という言葉でふと中学生の時に歌うのが嫌だった
シューベルトの「魔王」を思い出しました。
音楽の先生がすごくクラシックが好きで何回も何回も歌わされて。
教科書に載っていた?
中学生がなんでこんなのを歌わないと駄目なんだと思い出し。
でも、いまだにサビ?の部分は覚えてます。
大人になっていろん解説を見て、こういった難解なのを中学生に熱心に歌わせるのかよくわかないといまだに思ってます。
冷やし中華にみかんが入っているの初めて見ました。
もう「冷やし中華始めました」の季節ですね。
なので通常は決して難解ではないのですが
今回のストーリー、演出には参りました。
私はもっと明るい、分かりやすい演目が好きです。
モーツアルトの作品なんて、ストーリーはメチャクチャですが
聴き馴染んだメロディが多いし、本当に楽しいのですよ。
シューベルトの「魔王」ねえ…
単にその先生がお好きだったのかしらね?
冷やし中華に缶詰めのミカンなんて私も初めてでしたが
意外に合っていましたよ~