格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

我、弾劾す! - (晴れのち曇り、時々パリ)

2011-07-20 07:20:24 | 阿修羅

我、弾劾す! - (晴れのち曇り、時々パリ)
http://www.asyura2.com/11/senkyo116/msg/749.html
投稿者 七転八起 日時 2011 年 7 月 19 日 14:48:42: FjY83HydhgNT2
 

http://blog.goo.ne.jp/veritas21/e/3e1ceedfa95529ac27e8a32133f0bb9a


 1898年、フランス社会を揺るがす冤罪事件が引き起こされた。
『ドレフュス事件』である。

ユダヤ人将校「アルフレッド・ドレフュス」に、国家反逆罪の無実の罪を着せ「不名誉除隊」処分にした後、真犯人が判明。

しかし、軍上層部は権威の失墜を恐れて、真犯人を無罪放免にしてしまう。

その決定の翌々日。
作家のエミール・ゾラは、大統領フェリックス・フォール宛ての公開質問状を
1月13日号の新聞「オーロラ紙」一面に掲載した。

その見出しが、歴史に名高い「我、弾劾す!」である。

その中でゾラは、軍部を中心とする不正と虚偽の数々を徹底的に糾弾した。


大文豪『ゾラ』の言葉を、私如きが借り受ける等おこがましいが、敢えて言おう。


佐藤雄平福島県知事、菅直人内閣総理大臣、官房長官、産経省、文科省、及び東電を、私はここに弾劾する。

福島県民、そして、日本国民の多くを、将来の不安を隠蔽して、結果として国民の命を危機にさらしている事によって。

弾劾する。


ツイッター上で、私の心をとらえて離さない幾つかの「至言」を見つけた。
ご本人の承諾無しに、ここに再掲させて頂く事を、お許し頂きたい。


@tatsuofujii (藤井 辰雄)
人類史上最悪の原発事故事故が起きているたった5~60km先で高校野球の福島大会。子供達をそんなに被曝させたいのか。この問題はほんの一例。福島というシステムを維持させたい人間のエゴ。そのエゴの犠牲になるのは未来のある子供達。
(7月13日)

@hivere壺井須美子
文科省は、福島の子供達に福島産の牛乳を飲むことを強要し、福島県は、他県でバカンスを過ごすことを認めない。 子供達を閉じ込め、更なる被爆させようとしている。人間のすることだろうか。 こんな恐ろしいことが、自国の政府によって自国の子供達におこなわれる。歴史に残る国家犯罪ではないか。
(7月16日)


この僅か140字に満たない「訴え」が、日本の現状を的確に断罪している。


そうなのだ。
彼等、権力は「災害の被害を復旧する」事は、考えていない。
「災害の被害を薄めてしまう」事により、目立たなくしてしまいたいだけなのだ。


困難な状況に立ち向かって、最良の方法を考えて実行し、「被害」の程度を薄めて行くのでは無い。
困難な状況から逃げ出して、最も楽な方法を模索して、「被害の実態」の程度を薄めて行きたいだけなのだ。


『赤信号、皆で渡れば、怖く無い』(コント赤信号)
『放射能、皆で浴びれば、目立たない』(菅直人)


汚染牛の事にしても、小出しに情報を出して、国民の最初の「衝撃」を、だんだん麻痺させようとしているとしか思えない。

1頭。
9頭。
48頭。
648頭

福島県。
宮城県。
新潟県。
山形県。

一県から二県。
二県から三県。
三県から四県。

徐々に表立って行けば、最後は感覚が麻痺していて、重篤な事態に対しての対応が、徐々にユルくなって行く。

思うつぼだ。


たまたま、福島県での例が判明し、その後各地で検査をした結果数字が増えて行った、訳では無い。

原発の事故の有様を見れば、当然の事として予見しうる事態である。

事故以来、静岡や、それどころか、関西や四国、九州に至るまで通常以上の「放射性元素」が確認されて来た。

放射能は、量の多少に関わらず、全国に降り注いでいる筈だ。


魚介の汚染も同じ事。

ブリが。
ヒラメが。

大型回遊魚が。
根魚まで。


当然だ。
原発の冷却水は、垂れ流し。
周囲から、ドンドン海へとしみ出している筈。
地下に消えて行った量は、把握出来ないほど。

こんな簡単な事を、知らせない。
周知徹底させない。

隠せるだけ隠す。

そして、安全を言い募る。


政府が隠す。
霞ヶ関が隠す。
県が隠す。

現場で。
教師が隠す。
農協役員が隠す。


@nakaguma3(中熊 弘隆)
「牛肉汚染問題」1. 報告の途中だが、ここで一時中断して、現在表面化している「牛肉汚染問題」に触れておきたい。現在政府から流されている情報には重大な疑惑があるのだ。それは牛肉が何によって汚染されたかということ。報道では「屋外に保管した稲わら」ということになっている。本当だろうか?

「牛肉汚染問題」2. 稲ワラを牛の餌に供する場合、現在とられている方法は、そのほとんどがコンバインで刈り取られたワラを専用の機械で集め、巨大な塊にして、それを別の専用の機械により大きなシートで圧力をかけながらぐるぐる巻きにする。外からは絶対に水や空気が侵入しないように堅く巻かれる

「牛肉汚染問題」3. 何故そんなことをするかというと、空気を処断されたワラは、中で乳酸発酵して、保存の利く餌に変わるのだ。少しでも水や空気が入ると、かびたり、腐ったりして使い物にならなくなる。敷ワラにもならない。牛は傷んだ餌は絶対に食わない。我が家の裏は牛小屋だ。

「牛肉汚染問題」5. ところが、農協職員達がやってきて、「地元の餌は心配ないからどんどん食わせて良い」と言って回ったのだ。彼らは、乳牛でやっていることをそのまま肉牛でやってしまったのだ。牛乳は薄めて売れるが、肉は薄められない。このお馬鹿達は体内濃縮ということを知らなかったのだ。

「牛肉汚染問題」6. しかし、問題の責任を、末端のこのお馬鹿な連中に帰すことはできない。何故なら彼らは県や国の指導に従ったまでのことだから。今やられている「屋外に保管された稲ワラ」犯人報道は、明らかに情報操作の臭いがする。牧草→牛乳汚染という構図から国民の目をそらすものだと考える

「牛肉汚染問題」7. 現在、福島県のみならず、東北地方全域の耕地が汚染されている。しかし、30キロ圏外であればいつも通りに作物が耕作されている。川俣町では田の脇で2μSv/hあったが、米の作付けはされていた。牧草地帯は比較的高地にあるため、汚染はより深刻なはず。

「牛肉汚染問題」8. 500ベクレル/kgなどという気違じみた基準を設けたのも、薄めたり混ぜたりするときのハードルを下げるためなのだ。現地で得た極めて信頼できる情報によると、牛乳は既に広範囲で汚染牛乳が混入されており、しかも、それは政府主導でなされている。そして、秋からは米でも。
(7月15日)


何もかもが、この通り。

何が何でも、「隠蔽する」「嘘をつく」「誤摩化す」。
偽の情報で、国民の行動を有らぬ方向へ導いて行く。

国民を騙す。
必要な防御を取らせない。
防御する可能性を、奪い取る。


酪農家は、「藁」を与える事の実害は、知らされていなかった。
自分から、世の中に害をなす等、想像もつかないまま、結果として害を成す方向へと誘導されて行く。


コメの作付けも、今議論の的になっているようだ。


作付けをして、もし「汚染」されていれば「補償する(東電が)」という空手形を出しているらしい。
自己規制して、作付けを見合わせる農家は、結果として「補償」されない事になる。
従って、とにかく植え付けることになる。

収穫時に、何処まで検査を徹底するのかは、今までのあれこれの結果から、ほとんど信用出来ない。
農家が、果たしてちゃんと補償されるかも、信用出来ない。


恐らく、形だけのルーズな監査の後、「問題ない」と査定し、他の産地のコメとブレンドしてしまうに違いない。

「土地を穢された農家」の心情。
「コメを作りたい」米作農家の心情。
コメは日本の国民の食料の根本である背景。

必要不可欠。

それらを巧みに操って。
作付けさせる。

収穫したコメは、総て売り払いたい。


何故なら、正しく測定して、多くの汚染米が出た時、補償額が際限なく膨らむ事は、何としても避けたいのだ。

この感覚が、政府と役人の間に、末はJA役員から、上は総理大臣まで共通の感覚であり、徹底している。


本来、政府行政がやらなければならない事。

住民の生活総ての補償。
被災住民の衣食住。

そして地場産業の補償。
農林水産業の総ての補償。

そんな事は、出来る訳が無い。
やりたくも無い。

これが、国と県当局の、共通の心理であり、行動の規範なのだ。


福島県民全員を避難させる様な、膨大な手間ひまとカネが掛かる様な事は、やりたく無い。
政府も、県知事も。

知らず知らずのうちに、全国民を汚染させられてしまえば、最早抵抗し様も無い。
国民は、諦め、現実を受け入れ、それを乗り越える為の、雄々しい努力をして行く事になるだろう。

そう、計算している。

許せない。


「放射能、皆汚染されれば、目立たない」
責任取らずに済ませよう。。。。

許せない。


今、この時に「事実の実態」を明らかにして、それに対処する事のあまりの規模の大きさに、彼等は、見て見ぬ振りを決め込んでいる。

最初に全てを明らかにした上で、全力で対処すると言う、気概も、能力も、責任感も無い。
ただただ、総て先送りにしながら、事態を「拡散して密度を減らし」て目立たなくして行こう。
そうすれば、取り敢えず今この時、自分達が取るべき困難な責務を逃れられる。


百人が100万mSvずつ汚染される事実より、一億人が夫々100mSv汚染される方が、ショックが少ないと信じているとしか見えない。


首相以下、関係省庁、福島県、それらの全てが、事実を誤摩化して、逃げ延びる事だけを考えている。

そして、そこに「原発利権」が絡んで、国民の為の公正な対策など、何処にも無い状況を造り出して、平然としている。

許せない。

原発事故による「放射能災害」は、為政者の自己保身と利益確保と言う、「微少」で極めて「個人的」な欲求が優先される事で、より以上に拡散されて、事態の深刻さが「見えない状態」で将来へと蓄積されて行く。

許せない。

不誠実で、無責任な為政者が、個人的利害で国民の多くの生活を破壊し、子孫への被害を蓄積する行動を、許せない。


恐らく、日本の食料自給体制は、大きく損なわれる事だろう。
恐らく、日本の電力事情は、原発維持推進の「意思」が優先される事によって、電力不足を不正に喧伝し、国民の多くが不便を強いられる事だろう。
恐らく、日本人の健康は、子供達が成長して行く過程で、将来的に甚だしく損なわれる事だろう。

結果として、国民の安寧が妨げられ、豊かな国土と、深い伝統に裏付けされた文化と、国民の活力の源泉である経済が、大きく損なわれ、はなはだ困難な社会に変わり果てて行くだろう。

今のままでは。


そして、実際の被害状況が実感出来る頃には、今の為政者達は、居なくなっているのだろう。

何の責任も取らずに。
何の痛痒も感じないままに。

許せない。


的確な措置を怠り、国民に不幸をもたらして居ながら、それを恥もせず今この時ですら「奸計」を巡らして自己保身にうつつを抜かしている彼等を、許せない。


内閣総理大臣、菅直人。
福島県知事、佐藤雄平。
内閣官房長官、枝野幸男。
経済産業大臣、海江田万里。
文部科学大臣、高木義明。
東電会長、勝俣恒久。


この連中は、はっきり言って「売国奴」である。

やるべき事をやらず。
ウソ偽りで国民をたぶらかし。
日本と日本国民の、国土と生活と、健康と平和とを破壊している、彼等を許す訳にはいかない。


不特定多数への、未必の故意による殺人の罪で、裁かれるべきである。

日本に『ゾラ』は居ないのか。
日本に『オーロラ』の様に、まともな記事を掲げる新聞は無いのか。


何の力も、影響力も皆無の私であるが。
黙っている事が、犯罪の片棒を担ぐ事を意味する。

私は、ここに、弾劾する。
 

   拍手はせず、拍手一覧を見る 

 

コメント  
01. 2011年7月20日 04:44:28: EaD7UyQFcE
 昨年の党首選の後、NHKテレビで一括交付金反対と、福岡県と福島県の首長二人だけのコメントが出されていた。 (構造が丸見えだった。) 
 
02. 2011年7月20日 05:17:41: LS9Jk91iho
印籠ジジイも最悪の根源である、いまは、だんまりを決め込んでいるが許せない筆頭である事は事実だ、念の為追加したい。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界帝国「建設」の、準備

2011-07-20 06:22:09 | オルタナティブ通信

世界帝国「建設」の、準備



前回記事、「本年8月に迫りつつある、アメリカ政府の破産=アメリカ消滅後の世界地図」、参照。


http://alternativereport1.seesaa.net/article/214863322.html



(前回より、続く)



 前回記事で指摘したFEMAは、全米を独裁支配する権限を、大統領命令によって「所持」している。

このFEMAを創立させたカーター政権は、キリスト教原理主義教会との「深い関係」を持っていた。

FEMAの創立時には、その活動資金は、ロックフェラー一族の寄付金で「マカナワレテ」いた。

それは、この独裁政治を司る「軍隊」が、誰の私兵であるかを、示していた。

このキリスト教原理主義教会の本拠地の一つでもある、ユタ州ソルトレーク・シティには、FEMAの全米通信基地本部が置かれている。


 この通信本部は、レーザー光線、赤外線による監視システムを完備した上、基地周囲を複数の中型戦車で完全包囲する厳戒体制を常時取っている。ペンタゴンでさえ取っていないこの異常な警戒体制は、この通信基地の重要性を「示している」。

このユタ州の通信基地のコンピューターには、「全米、全欧州の市民のID番号」が登録され、それは全米の各地方警察・CIA・FBI・国税庁IRSのコンピューター、さらにベルギーのブリュッセルにあるNATO軍指令部のコンピューターと連結され、市民の私的・個人情報の蓄積を拡大し続けている。

これは前回記事で指摘した、独裁政治体制が、アメリカ国内だけではなく、世界全体に「波及させるべきもの」として準備されている事を示している。

近い将来、大規模なテロあるいは災害が起こる事を前提に、この「私的機関」FEMAに米国の世界の全権限が集中する法案が、既に出来上がっている。

9・11テロでも明らかなように、米国政府は、いつでも自由に「政府自身がテロを起こし、危機を管理すると称して、市民からあらゆる権利を奪う」事が出来る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする