「監督になんとかせぇー」と言われて8回にグランドスラムを放った金本は、本当に鉄人です。
それと言うのも、7回にランナーとして出た金本が、帰塁のさいに膝を痛めたようです。
歩くのも大変な様子で、顔は痛みで、歪み、汗が滲んでいるのを見ると、非常に痛いのではと思われましたが・・・・・
金本、14号満塁弾
打席に入る前に、岡田監督が金本に耳打ちをしたのが、本当に「なんとかせぇー」といったのかどうか不明ですが、それにしても足を引きずりながらの満塁弾は、まさに鉄人と呼ぶのに相応しいものいです。
今日の試合は、先発の能見が3回に捕まり、2点を先取されますが、最近繋がりが出てきた虎打線は、金本、浜中、鳥谷、矢野の4連続タイムリーであっさりと逆転します。
4回にも1点を加点し有利に試合を展開しますが、5回には1点差までに追い上げられ守りに入る中、ウイリアムスも藤川も投球練習をしておらず、どうしても欲しい時に、それも満塁に金本の14号の一発は、相手を完全にノックアウトするに充分でした。
能見の後は、桟原、江草、ダーウイン、と繋ぎ、勝利投手の能見が2勝目、セーブがダーウインの2S目で、ウイリアムス、藤川を温存?できました。
打撃不振の赤星にも彼本来のセンター前にクリーンヒットを放ち、8回の満塁のお膳立ては、中村豊の内野安打から始まりましたが、昨日の代打陣の活躍といい、今日の4連続タイムリーや脇役の活躍は、これからの虎に期待が膨らみます。