昨日、藤川の涙には、色々考えさせられました。
まだシーズンは終わっていないのです。
しかし、マスコミを含めて周りは、無責任なことを言っては、選手に重圧や心無い仕打ちをしていたのです。
人気球団がゆえに、何事も注目を浴びるのは、ある意味、仕方がないのですが、期待が大きいだけに、あきらめきれない思いがあるのです。
明日からの中日戦には、頑張って欲しいものです。
以前から疑問に思っていたのですが、なぜ「イギリス」と日本では、呼ばれているのでしょうか?
もちろん、自国語と当事国との言葉の違いであれば、一応納得するのですが・・・
自国の言語に絶対的な自信とプライドを持っているフランス人は、外国の国名を片っ端からフランス流に変えてしまいます。
例えば、ドイツはアルマーニュ、イギリスはアングルテール、日本はジャポンと言った具合です。
日本では、「現地呼称主義」を採り、国名や地名はなるべく現地の人が呼んでいる通りに呼称しています。
が、これはあくまで原則であり、例外もけっこうあります。
例えば、「ギリシャ」という国名は、ギリシャ人は、自国名を「ギリシャ」とは言わず「エラス」あるいは「ヘラス」と言っています。
「ギリシャ」は、日本独特の呼称で、日本人だけに通じる国名です。
これは、ポルトガル語の「グレースィア」から来ています。
オランダも現地では「ネーデルランド」といいます。
では日本ではイングランドのことをなぜ「イギリス」と言うのでしょうか?
これは、ポルトガル語の「イングレス」またはオランダ語の「エゲレス」から来ていると言うのが一般的です。
イギリスの現在の国旗
「ユニオン・ジャック」(元々船首旗のこと)
イギリスは、昔は「イングランド」だったはずですが、その後周辺の国々と合併して今日に至っています。
現在の正式な名称は「United Kingdom of Great Britain and Northern Ireiand」(グレート・ブリテン及び北アイルランド連合王国)といいます。
旧イングランド(グレート・ブリテン島の南部と中央部)だけではなく、島内のほか二つの地方、ウエールズとスコットランドそして隣のアイルランド島の北部という、4つの地方の連合王国という意味です。
スコットランド イングランド 北アイルランド ウエールズ
4つの地方のそれぞれの旧国旗 現在のイギリスの国旗には何故かウエール
ズの旧国旗がありません。
そこで、その頭文字をとって「U、K」。これが現在のイギリス人が自国のことを言う一般的な呼び方なのです。
歴史をさかのぼれば別の国だっただけに、現在でもイギリス人の”お国意識”は強いのです。
大英帝国時代の威光もあってラグビーやサッカーなどのスポーツ大会では、四つの地方が、それぞれ代表チームを出すことが認められているのです。