ローマ連泊の最後の晩餐は、とあるレストランでカンツォーネを聞きながら頂きました。
さすが声量も豊かで、日本観光客が多いこともあって、日本で馴染みのオーソレ・ミオとかフィニクラ・フニクリ等を歌ってくれました。
カンツォーネを聴きながら・・・ ナポリの街(ここが一番景観がよさそう)
翌日25日は、次の観光地は、ローマから約230Kmまでのナポリへ。
ナポリの町を車窓から見学しましたが、ローマと同じく落書きが目に付きます。
古いアパートには、洗濯物が、窓から突き出し、景観が良いとは言えません。
そして、市内に入るのには車の渋滞で中々進みません。
路面電車が走っていますが、電車より車が優先なのでしょう、道路には車と電車が埋まっています。
そこで、タクシーがバスに追突事故を起こしました。 個人同士なら大したことがなければそのままとなり、ひどい時でも、示談で済ませるそうで、警察沙汰にはならないようですが、今回の場合は、お互い営業車ということもあって、一応警察を呼んだようです。
ナポリ港 ナポリ・卵城
ナポリ港には、大きなクルーズ客船が停泊していました。
ここは国際港らしい雰囲気が漂っており、昼からは、この港から高速船でカプリ島に向かいました。
ナポリから約30Kmにあるカプリ島まで、通常は45分ほどで着くのですが、今日は1時間以上も掛かりました。
それと言うのも、天気晴朗なれど波高く、高速船は、大きく揺れ、波を大きく跳ねて、船酔いする人が多くいました。
到着後、すぐにモーターボートに乗り、また手漕ぎボート(定員6名)に乗り移り「青の洞窟」の見学に行きました。
この洞窟は、波が高ければ船がボートが入れず、ここまで来て入れない時も度々あるようですが、今日は、何とか入れるということでした。
洞窟に入るには、身体を寝かせて、頭を低くして波のタイミングをみて船頭さんが素早く櫂を切り、入ります。
カプリ島 青の洞窟
真っ黒の中に海面は”真っ青”で洞窟の穴からの差し込む光が眩しく、何か神秘的でした。
今晩は、イタリアやヨーロッパの別荘地として発達した島での宿泊となりました。