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国境を越える大気汚染

2007年06月11日 10時00分09秒 | 独り言・社会・ニュース

昨日のソフトバンク戦は、用事があり見ることが出来ませんでした。
が、今日のナイターは応援に行ってきます。
まず先取点を取って欲しいのですが、打線が波に乗れません。

波に乗るといえば、大気汚染も偏西風という波に乗って国境を越えてやってきます。
特に近年産業発達が著しい中国で発生した大気汚染物質が日本にまで影響を与えることが指摘されています。
春になると中国大陸から日本にまで届く「黄砂」被害は、大陸から実際に運ばれてきていることを実感されます。

  
     黄砂の進路             黄砂でかすむ東京

最近は、中国大陸だけではなくヨーロッパや北米大陸で発生した大気汚染も、偏西風に乗って日本にまで届いているされており、もはや北半球全体に広がっています。

「黄砂」だけではなく、酸性雨光化学オキシダントといった大気汚染に対する対策は、今後益々重要になってきます。
特に大気汚染による森林枯死は、酸性雨だけによるものでは在りません。
「光化学オキシダント」も森林枯死の原因だけではなく、人体の健康にも直接被害を与える毒性の強い物質で、窒素酸化物や揮発性の有機化合物が大気中で日光により光化学反応を起こして発生します。

その他の主な大気汚染物質には、二硫化硫黄一酸化炭素窒素酸化物ダイオキシンなどがあります。
これらは、石炭、石油などの燃料の不完全燃焼や塩素を含んだ物質の燃焼などで強い毒性が発生するものだそうです。