料理は、脳、特に右脳の活性化に良いそうです。
と言う訳で、頭の回転が気になりだした男の料理初挑戦を始めました。
勢いで、週一で準備から後片付けまですると宣言してしまいました。
なにしろ、今までは、据え膳上げ膳の身でしたので、いざ料理を作るとなれば、実に色々な問題にぶち当たります。
最近、朝からテレビでは、どのチャンネルを廻しても食べている映像が出てきます。
今までは、何気なく見ていて、「今晩、これを作って・・・」で済ましていたのですが、「よし、これを作ってやろう」に変わりました、というより見るのもその気になって見る様になったという方が正しいのでしょうが・・・・・
そこで、今回の料理も、テレビの番組から「トマト風味の豚の角煮」に挑戦することにしました。
それともう一品を何にするのかも考えなくてはなりません。
自分で作るとなると、ある程度自分の好きなものを作ることが出来ますので、今回は、「マカロニツナサラダ」と決めました。
トマト風味?豚の角煮とマカロニツナサラダ
レシピなども、そのテレビ番組のHPを見れば、懇切丁寧に書いてありますので、一々メモる必要がないのも、助かります。
次なる問題は、料理言葉が、分からないことです。
今回の料理のレシピには、たまねぎやトマトを「くし切り」にすると書いてあり、その「くし切り」が分かりません。「わぎり」や「短冊きり」「せんぎり」は、分かるのですが・・・・TVで見ていたのですが・・・・注意力散漫でした。
次の問題は、料理器具や調味料の置き場所が分からず、結局、ベテランさんに一々聞かなくてはならないことです。
料理をする上で、大事なことは、段取りでしょう。
フライパンにサラダ油を引き、豚バラ肉(2~3cmの巾に切る)の表面がキツネ色になるまで焼き、熱湯をかけて油ぬきをするのですが、それと平行して熱湯を準備しておかなくてはなりません。
また、鍋に入れるダシと一緒にこんにゃくやたまねぎ、トマトを入れるのですが、そのダシも平行して作っておかなくてならず、それらを煮込むまでの段取りがスムーズにいきません。
今回の料理のポイントは、トマトを2回に分けて入れるのですが、仕上げに加えるトマトのタイミングが見事にはずれ、2回に分ける意味合いがなくなってしまいました。
2回目にいれることでトマトの酸味のきいたさっぱりした味わいが出るのだそうですが・・・・・トマト風味が生かされなかったようです。
大奮闘?の末、なんとか出来上がりましたが、通常より倍近くの時間が掛かったようです。
始めての料理としては、”旨く”、チョッピリと料理を作る楽しさが味わえました。
ただし、ベテランさんには、自分で作るより、疲れたのでは・・・・・