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イグ・ノーベル賞ってなに!!!!

2007年10月06日 10時05分49秒 | 独り言・社会・ニュース

イグ・ノーベル賞(Ig Noberl)賞は「愚かなノーベル賞」といった意味であり、本物のノーベル賞受賞者を含むハーバード大学やマサチューセッツ工科大の教授らが書類選考し「他の誰もやりそうにない、ユーモアと独自性を兼ね備えた研究や開発」に授与されます。

 

アメリカハーバード大学系のパロディー科学誌「奇想天外な科学年報」などが主催し、1991年から行なわれています。
賞には、生物学、物理学賞、学術的研究賞、平和賞、化学賞、数学賞、文学賞、衛生賞、経済賞、薬楽賞など10部門で構成されて、年度によっては変更されます。

 

日本人の受賞者は、過去12個人・団体が受賞しています。

今年も化学賞を山本麻由さんが受賞しました。
その受賞対象研究は、「牛の排泄物からバニラの香り成分「バニリン」を抽出したもので、山本さん曰く「廃棄物の活用法を知ってもらえる良い機会としながらも、この方法で抽出したバニリンは、食用には向かない」とのこと。

 

過去の日本人の受賞者とその受賞内容は、

1992年  薬楽賞   資生堂研究センター
       足の匂いの原因となる混合物の解明

1994年  物理学賞  気象庁
       地震がナマズによって引き起こされるかどうかを7年間研究


1995年  心理学賞  慶應義塾大学・京都大学
       ハトを訓練してピカソとモネの絵を区別出来るようにした。


1996年  生物学的多様性賞   岡村化石研究所
        岩手県の岩石から古生代石灰期(約3億年前)の石灰岩中に超ミニ
        恐竜化石を発見


1997年  経済学賞   バンダイ
        たまごっちの開発


1997年  生物学賞   関西医科大学
        ガムを噛んでいる人の脳波の研究


1999年  化学賞     セーフティ探偵社
        浮気検出スプレーの開発


2002年  平和賞    タカラ社他
        コンピューター・ベースでの犬と人間の言葉を自動翻訳機の開発


2003年  化学賞    金沢大学
        カラス撃退できる合金の開発


2004年  平和賞    有限会社イノウエ
        カラオケの開発して人々にお互い寛容になる手段を提供した功績


2005年  生物学賞    オーストラリアワイン研究所
        131種類の蛙がストレスを感じるときに出す特有のにおい嗅ぎ分けて
        カタログ化した研究


2006年   栄養学賞    ドクター・中松総研
        35年間に亘り自分の食事を撮影し、食べ物が脳の働きや体調に与え
        る影響を分析した功績

 

 

さて、あなたは、この受賞に対して、くだらないと思うか、世に役に立つと思うか、どう思われたでしょうか?