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都道府県名の変革

2007年10月09日 10時09分43秒 | 独り言・社会・ニュース

現在の都道府県名は、どうして決められたのでしょうか?

現在の47都道府県は、幕藩体制の藩を基礎に設けられたものではないようです。

しかし、最初に版籍奉還がされたときは、江戸時代の藩はそのまま県になり、天領などの群小領地はある程度まとめたうえで同じく県とされています。

 

だが、これらは徐々に整理されて、明治4年ごろには北海道、沖縄以外が75府県にまとめられ、明治9年にはほぼ現在のかたちにとなりました。

その後も微調整され、沖縄、徳島、福井、鳥取、富山、佐賀、宮崎の各県と北海道が置かれ、さらに明治21年に香川県が再び置かれことで、最終的に現在の形に収まったようです。

 

主な変革は、次の通りです。

    明治4年       明治9年      その後の変革                    

    開拓使        開拓使    明治15年に札幌、函館、根室各県
                         明治19年に北海道とまとまられました。

    盛岡県        岩手県    一部一関を合併     

    仙台県        宮城県    一部一関を合併

    木更津県       千葉県    一部印旛沼を合併

    金沢県・福井県   石川県     明治14年に富山県・石川県・福井県に   
    敦賀県                                          

    高知県        高知県     明治13年に徳島県と高知県に

    島根県        島根県     明治14年に鳥取県と島根県に

    香川県・宇都宮県  愛媛県     明治21年に香川県と愛媛県に      
  
  松山県                                                

    長崎県・伊万里県  長崎県     明治16年に佐賀県と長崎県に


    美々津県・都城県                                   
    鹿児島県       鹿児島県    明治16年に宮崎県と鹿児島県に