江戸時代の260年間は、現在の日本人の生活や性格の根幹を築いてきたという考えが一般的だそうですが、全く僕も同じ考えです。
そこで江戸時代の庶民生活を以前に拙ブログで書いてきたのですが、今回から、江戸時代の中心を成した江戸城について書いてみたいと思います。
そこで、単に僕が興味があるということだけですが、内容について色々と勉強不足がありますので、もし、間違いなどがありましたらご指摘頂ければ幸甚です。
今、NHKの大河ドラマ「篤姫」の視聴率が良いようです。
江戸時代の終焉を描いたこのドラマの人気は、篤姫を演じた俳優の魅力もさることながら、幕末についての興味が、それも江戸城内の女性から見た政局の移り変わりが今までにない展開となり、より一層の興味が広まっていったのではないでしょうか?
江戸城天守閣、想像図
ちなみに、来年の大河ドラマは、”天地人”で戦国時代の直江兼継です。再来年(2010年)は、坂本竜馬だそうで、篤姫効果の勢いで、今度は男性の立場からの幕末を描くのでしょうか?
さて、本題の江戸城ですが、太田道灌が初めてこの地に城を築いたということは、学校でも学びました。
江戸という名前は、その太田道灌の時代(1457年)より300年前に遡ります。
この地は、原野に過ぎずなかったのですが、湾の入江にあり、この入江を望むところの意味から(入江の戸口から)江戸と呼ばれていたそうです。
この土地の支配は、秩父平氏の一族の江戸重継という人物で、その長男が治承4年(1180年)源頼朝の挙兵に抵抗するが、やがて降伏して、この江戸庄の本領安堵されましたが、その後1368年の平一揆の乱で敗れ、没落したとされました。
その原野の江戸が、830年後の今は、東京として日本の首都として世界有数の大都市となるのですから・・・