今、本籍地って意味があるのでしょうか?
「本籍地」とは「戸籍」を管理している場所のことをいい、「戸籍」に記載されている地名を「本籍」といいます。
「戸籍」と住民票は性質がまったく違います。
「住民票」は今住んでいるところを登録する義務があります。
住所が変わるたびに改変されるので、非常に変動が激しくなる傾向になります。
「戸籍」は、その人の親子関係や、姻戚関係、養子縁組などを記録するためのもので、相続などの際に相続人を確定したりするために記録されるものです。
”タヌキの置物” F6号
そのため、住所を変わるたびに本籍を変える義務はないので、生まれた時に登録した「本籍地」が産まれたところでなくてもよく、日本国内であれば、どこでもよいということになります。
「本籍」は「過去にそこに住んだことがある」とか「そこの出身である」などの証明ではないのですから・・・・・
「日本国民である」ということがわかり、その人の血縁関係がたどれれば良いのです。
ということで、東京都千代田区は、実際に住んでいる住民に比べて非常に多くの戸籍人口がいるそうです。
そのほとんどの人が皇居に本籍を置いているそうです。
これって、その人の「本籍地」というのは、あまり意味がないということで、日本国内であればどこでもいいというのは、チョット考えものではないでしょうか?
ということで、虎ファンは、聖地甲子園球場に「本籍地」を置くのはどうでしょうか?