徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

オークションの影で美談が・・・

2008年11月24日 16時32分21秒 | 独り言・社会・ニュース

日曜日の夜、読売テレビの人気番組「行列のできる法律相談」という番組はご存じのことと思います。
そこで、「有名人が描いた絵をオークションし、その資金を元に学校を建設する」という主旨で放送されているのも御存じの方も多いのではないでしょうか?

いつもの番組は、島田紳助の司会がさえる軽妙なトークでタレント化した弁護士が相談に答えるというものです。
が、昨晩、今年の初めに第1回のオークションをし、昨晩2回目のオークションの状況が放映されました。

      
                     第1回オークションで建てられた学校

この番組で、久しぶりに心が温まったのですが、なにもこのオークションで感激した訳ではありません。

第1回のオークションで遂に学校が出来たことの報告とともに建設状態も放映されました。
建設にあたり、オークションした絵をタイルにして、学校の壁に貼る計画があったのですが、あいにくカンボジア現地ではタイル工がおらず、日本からタイル工が行くことになりました。

そこで、一人のタイル工の方がボランテアで行って貼ってくることとなりました。
そのタイル工の方は、お子さんが生まれてすぐ難病に罹り、10歳で他界されたのですが、そのお子さんも向学心が旺盛だったそうで、カンボジアの子供にも勉強をしてほしいという希望をもってカンボジアに行かれました。

そして、最後のタイルを貼る時に渡されたタイルには、何と亡くなったお子さんの笑顔が描いてありました。
それを知らされていなかったタイル工は、その場で泣き崩れました。

久しぶりに、良い話に、涙が出て、心が温まりました。