”紅葉を訪ねて”も今年は最後になると思います。
今回は、京都・東山の紅葉の名刹高台寺と永観堂を訪ねました。
阪急、四条河原町から南座を見て、花見小路をぶらぶらと歩いて、まず高台寺(正しくは、高台寿聖禅寺または、鷲峰山(じゅぶさん)高台寺と言うそうです)に向かいました。
一力茶屋などお茶屋さんが立ち並び、京都らしい雰囲気が漂っています。
八坂の塔を目印にして、手前にある高台寺を目指しました。
高台寺の門前は、平日にもかかわらず多くの人がお参り・・・ではなく”もみじ狩り”に訪れていました。
近くまではよく来たのですが、中に入ったことがなく、初めての参拝でした。
思った以上に境内は広く、勅使門から方丈、書院が一直線に並び、左右に庫裏や開山堂、雲居庵があります。
さらに池のまわりには、茶室が3棟あり、これでも火災などで焼失したものが沢山あったようですが、残っている建物の多くは重文となっています。
このように”ねね”(出家して高台院湖月尼と号します)は、家康から多くの財政援助を受けており、寺観は壮麗を極めたものとなったようです。
高台寺を後にして、ねねの道を通って円山公園に出ました。
ここは、やはり桜の季節に訪れたいところで、今は季節はずれの感がします。
しだれ桜は、なにも付けていない枝がむなしく絡んでいました。
知恩院を右に見て、三条通りに出て、京都動物園を右に折れ、南禅寺に向かいました。
この周辺ももみじが鮮やかに色ずき、さすがに多くの人出で、狭い道路に自動車、観光バス、タクシーが引っ切り無しに走り、危険この上ない状態です。
平日でこれだから昨日の祝日の日は、もっと酷かったのではないでしょうか?
いっその事、車両通行禁止にする必要があるのではないでしょうか?
あと、永観堂まですぐですが、この様子は、明日に・・・・・