2015年春に開業する北陸新幹線の新幹線車両を使って走行試験を、長野ー黒部宇奈月温泉間で、12月1日から行うと発表されました。
JR東日本の新幹線総合検測車「イースト・アイ」が2日未明に長野を出発し、同日夕方に黒部宇奈月温泉に到着します。
時速30Kmで線路などの軌道や架線、橋・トンネルといった建造物や信号設備が走行に耐えうるかを確認し、5日まで同区間を往復します。
イースト・アイ
6日以降は、実際の東北新幹線E2系「やまびこ」の10両編成で走行します。
ここでは、自動列車制御装置の作動状況を確認し、時速260Kmまであげ、速度試験を行います。
又、豪雪地帯を走るため、来年にかけて、降雪時の走行性能や信号設備の状態などをチエックします。
なお、黒部宇奈月温泉ー金沢間の走行試験は、来年の夏ごろの予定。