この城も今年9月に訪れたお城です。
別名として、昔から「虎臥城」と云われていたのですが、最近は「天空の城」とも「日本のマチュピチュ」とも云われています。
「虎臥城」とは、縄張りが虎が臥せているように見えることから、そう呼ばれています。
「天空の城」とか「日本のマチュピチ」とは、雲海に浮かび上がる古城の累々たる石垣群の威容は、この名前に相応しいものです。
この雲海に、浮かび上がって見える時期的は、秋から冬にかけて日の出前から午前8時頃までで、朝方と日中の気温差が大きい時だそうです。
竹田城については、2013年9月16日付けの当ブログに書いています。
http://blog.goo.ne.jp/ganbaro433/d/20130916
10年前までは、無名の山城だったのが、雲海の写真や映画にも登場し、徐々に知られるようになったようです。
来年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」のロケが行われ、これから益々人気が出てくるのではないでしょうか?
この城が、知られるようになったのは、平成18年に「日本100名城」に選ばれたことが火付けになったと言われています。
なお、兵庫県での100選の名城とは、姫路城、篠山城、明石城、赤穂城が選ばれています。
来訪者は、平成17年に1万2000人だったものが、昨年度は、23万8000人、そして今年4月から9月までで22万人となっています。
なお、10月1日から300円の観覧料(高校生以上)を徴収しています。
観光客が急増している中、この費用は、警備費と史跡の維持に充てるということです。