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最近の鉄道 話題から ⑤ JR四国の”新幹線もどき”とは・・・

2013年10月14日 20時18分48秒 | 鉄道のよもやま話

今、JR四国が話題に上っています。
JR四国に新幹線が走ると報道されていたのですが・・・・

10月14日は鉄道記念日、そしてJR九州では、15日から豪華寝台列車「ななつ星」が運行されます。
そして、JR北海道では、2015年に新函館まで新幹線が開通されます。

JR北海道、JR四国、JR九州の3島会社は、国鉄から民営化されるにあたり、最初から赤字になることが見込まれていたことから、政府から経営安定基金が支給されています。

そのため、この3島会社は、赤字を避けるため色々と対策を立てているのですが・・・・
JR北海道は、赤字対策が裏目に出たのか、事故が絶えず、その対応に追われています。
この3島会社のうち、話題性に乏しいJR四国が、今、新しい話題を提供しています。

 

JR四国は、当初は、JR西日本と合併することで進められていたのですが、JR西日本も山陽新幹線と大阪環状線ぐらいしか黒字路線は無く、他は多くの赤字を抱えており、四国をも含めると余りにも赤字巾が大きくなると言うことで、JR四国が誕生したと言われています。

そのJR四国での話題と言えば”あんぱんまん列車”と”ICカード”が発行されていないということが話題の中心でした。

なお、ICカードとして「ICOCA」が平成26年春に導入されます。
但し、導入エリアは、予讃線高松~多度津間及び瀬戸大橋線、児島~宇多津
(既に入場・出場等のサービスを提供している高松駅・坂出駅を含む13駅)

   
              キハ32形 これが ➜  このように変身します。     

 

さて、本題の”新幹線もどき”とは・・・・
山陽新幹線で運転を最後に2008年に引退した 0系新幹線 の外観を模した車両が、JR四国で運転されると発表されました。

来年3月から、ディーゼル車両キハ32形を改造したもので、愛媛県と高知県を結ぶ予土線で運行されます。
全国のJRの中で唯一新幹線の開業予定がない四国で、せめて外観でもということで話題作りをしています

車内には、ショーケースを設置し、鉄道模型を展示する予定です。
予土線の利用促進を目的とし、窪川駅~宇和島駅間で運転されます。

時速は、最速85Kmで、一番遅い新幹線という触れ込みだそうです。
なお、0系新幹線を模しているため、JR四国は、JR東海に許可を得ているそうです。

この観光列車「鉄道ホビートレイン」は、集客力がどのくらいあるのでしょうか・・・・・