徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

トラの子の1点を死守

2007年06月19日 22時09分00秒 | 野球・タイガース

楽天に1対0で勝ちました。
先日のロッテ戦での延長12回を無失点に押さえ、今日は楽天を無失点に押さえて、2試合連続の投手陣の健闘には、頭が下がります。
それにしても打撃陣はもっと奮起して欲しいものです。

  
  試合終了のハイタッチ         今岡のタイムリー

今岡のタイムリーの虎の子の1点を、下柳、久保田、ウイリアムス、藤川が守りました。
それにしても、打撃陣には、大きな借りが出来ました。

それも、あの1イニング9点で貸しを返したと思いたくはありませんが・・・・
1イニング9点も入れたので、もう打ち止めになったのかなぁ。

それにしても、今年のトラは、昨年までのトラとは、かなり違うようです。
強いのか?、弱いのか?
負けが多いということは、やはり弱いのでしょう。

各選手も、チームもリズムに乗れないようです。
足が地に着いていない状態が続いていましたが、あのロッテ戦以降、粘り強さが出て来たと希望的観測で、今後の躍進を期待したいものです。


サミット

2007年06月18日 09時10分19秒 | 独り言・社会・ニュース

一般的には主要国首脳会議の通称をサミットと呼びます。
が、本来の英語の意味は頂上や頂点です。
来年は北海道の同爺湖湖畔が舞台となります。

  
  サミット会場となるホテル      洞爺湖が見渡せるホテルのロビー

年1回、日本、アメリカなどの8ヶ国の首脳が集まり、経済、社会問題を中心に国際的な課題について意見を交換します。

第1回は、1975年にフランスのパリで開催され、この時の参加は、日、米、仏、英、独、伊の6カ国でした。
これに翌年、カナダが加わり、首脳7ヶ国となり、冷戦終結後の1991年からはロシアの大統領も参加、正式に加入したのは1997年で以降は、現在の首脳8ヶ国となりました。

以前は、首脳7ヶ国=G7の頃は、「先進国首脳会議」と呼ばれていましたが、ロシアの参加以降は「主要国首脳会議」と呼ばれるようになりました。

8ヶ国をG8と呼ばれますが、これは「グループ・オブ・エイト」の略です。
このサミットの開催も時代と変化していますが、最近の特徴として、開催地が大都市から離れた場所で開催されるようになったことです。

これは90年代末から途上国の債務取り消しなどを求める運動のデモが会場周辺で大々的に行なわれるようになったためで、サミットの会場周辺は、国際的な経済格差などを批判する運動を宣伝するのにも最高の場所だからのようです。

こうした運動に加えて米国の同時多発テロ以降、テロを警戒する声が高まり、これまでの都会から、地方で厳重な警備を敷いて参加者を守るやり方が目立ってきたのです。

来年の洞爺湖でのサミットも、会場となるホテルへの道が少なくて警備が楽なのが場所決定の決め手となったようです。


とら、交流戦も借金生活。

2007年06月17日 20時54分01秒 | 野球・タイガース

昨日の猛打(ただし、9回だけ)も今日は音無しでした。
先発のジャンは、今までと違って冷静に、丁寧に投げて、ロッテ打線を押さえていました
ロッテの先発の成瀬も、負けじとトラ打線を封じて、12回を0対0の引き分けに終わりました。

トラとしては、今日も昨日の勢いに乗りかったのでしょうが、やはり、打線の不振は如何ともしがたく、4安打に終わりました。

昨日までのチーム成績がそのまま表れてしまいました。
交流戦での打撃十傑には誰もおらず、投手においても同じ。

チーム打率は、0.242で12チーム中10位。
交流戦の順位も10位で、勝敗成績と打撃成績は、比例するように思われますが、日本ハムは、交流戦は首位ですが、打撃成績は、0.249で7位で、必ずしも比例はしません。
打率と防御率などが、複雑に絡みますが、その上に、チームの勢いとか、選手の気迫や流れというものが、微妙に影響するものなのでしょう。

ちなみに、ロッテのチーム打率は、0.314でトップ、交流戦順位は、2位。
昨年までの交流戦で貯金が出来たトラも今年は、散々な成績と成っています。

今日までの交流戦のトラの成績は、7勝12敗1引き分け。
残り4試合を全勝しても、勝ち越せませんが、願わくば、残りを全部勝って欲しいものです。
率などの数値は、昨日までのものです。


とら、奇跡の逆転勝利

2007年06月16日 17時23分04秒 | 野球・タイガース

8回まで2対7と劣勢のトラが、9回に一挙9点を入れ、11対7で今までの調子からして考えられない勝利を掴みました

          1  2  3  4  5  6  7  8  9    R   H
      T   1  0  0  0  0  1  0  0  9 = 11  17
      M   0  0  2  1  2  0  2  0  0 =  7  13

  
   試合終了                 勝ち越し打を放った金本      

8回までは、相変わらずバントの失敗、まずい走塁、ランナーが出ても返すことが出来ず、いつもならこのままズルズルと負けるのが今年のトラのパターンでした。

1回に林の10号ソロ、6回には庄田がプロ初ホームランの2点のみ、それに反してロッテは、チャンスをことごとくモノにして、加点してゆきます。

9回に9点を入れるなんて、誰が予想したでしょうか?
こんな展開は、1シーズンにあるかなしかの大逆転劇で、明日は雨が降るのか心配です。
勝利投手は、棚ボタの桟原 今季初勝利 で1勝目。
先発は福原でしたが、敗戦投手を免れました。

今日の活躍は、何と言っても先発出場した庄田と9回に代打で出て2回打席が回って2度ともタイムリーを放った桜井でしょう。
ヒーローインタビュー
には、9回の先頭打者として反撃ののろしを上げ、2回目の打順には、勝ち越しのタイムリーを放った金本でした。
その金本は、林を敬遠されての、勝ち越し打でした。
やはり、なにくそと言う気概と好調な人を優先的に使うべきです。

これからは、若くて、伸び盛りにある庄田や桜井を先発で使って欲しいものです。
チャンスに凡打を重ね”昔の名前”で出ているような人は、チョット休憩させた方が良いのではないでしょうか?


世界の年金制度は・・・

2007年06月15日 21時08分51秒 | 独り言・社会・ニュース

今、日本中に混乱を振りまいている年金問題の収拾はつかないようです。
なぜ、こんなことになったのか色々と取り沙汰されていますが、問題を先延ばしするお役所仕事制度自体が申請制度になっていることが問題を大きくしているようです
一度、全加入者に現況報告を国からして欲しいと思いますが・・・・
貯金と同じように保険通帳を全加入者に配布出来ないものなのでしょうか。

  
    今日の絵は、”播磨のとある山中で・・・”  F8号

日本では1947年~49年に生まれたいわゆる「団魂世代」が定年を迎える2007年以降、年金負担が一気に増大するのではないかと不安感が増しています。
しかし、このような公的年金の破綻懸念はなにも日本に限ったことではないようです。

 

特に少子高齢化が進む先進諸国では、公的年金制度を長期的かつ安定的に維持するため、年金受給開始年齢の引き上げ個人年金の促進、確定拠出年金の導入など、様々な改革が行なわれています。

日本の年金制度が他国と大きな違いの一つに年金受給に要する最低加入期間があります。
日本の年金受給可能最低加入期間は、25年必要です。
イギリスの11年(女性は9.75年)、アメリカ、韓国の10年ドイツは5年フランスやベルギーは、1年間の加入でも年金が支給されます。
勿論、年金は、加入期間に応じた金額になりますが・・・・・

また、GDPに占める年金支出の割合からは、その国の福祉の手厚さや所得の再配分がいかに行なわれているかを伺い知ることができます。
1位はイタリアの15%、2位はオーストリアの14.9%、3位はポーランドの14.3%、4位はスエーデンの13.8%、5位がフランスの13.3%とヨーロッパ諸国が上位を占めています。
日本は31位の6.8%、アメリカは、7.2%、中国は1.5%となっています。

公的年金制度も、日本は複雑で定額給付分と所得比例部分から2層型になっています。 スエーデンでは所得比例部分のみで支払った保険料に比例した年金が給付されます。 その中でも低所得者には国から保証年金が加算されます。

ニュージランドでは、すべて税金でまかなわれ、保険料という負担はなく、一律に定額の年金が給付されます。

アメリカの保険料は「社会保障税」として徴収され、支払い年数と支払い額に応じた金額が支給されます。

ドイツは、雇用主と折半で、自営業は全額を加入機関と支払い金額に応じて支給されますが、国が給付の30%を一律で補てんします。

さて、どの国の方法が、制度的に公平かつ安心できるものなのでしょうか?
一番というのは、全額税金でというのでしょうが、そうなるとその財源や不公平感が出来(働いた人も働かなかった人も同じでは・・・)万全とはいかないようです。
せめて支払った期間と支払った保険料に見合う金額を間違いなく受給出来るようにして欲しいものです。


日本人の知名度

2007年06月14日 10時09分03秒 | 独り言・社会・ニュース

タイガー・ウッズに「はにかみ王子」の質問をした日本人記者がいたそうですが、会場は失笑につつまれ、ひんしゅくを駆っているというニュースがありました。
日本では、如何に人気があるといっても、余りにも場違いです。

 
   今日の絵は”華麗なる花瓶”  F6号

世界では、日本や日本人がどのように思われているのでしょうか?
まず、日本という国がどこにあるのかとの質問に対しても正確に答える人は少ないようです。
日本の位置関係を正確に答えられるのは、アメリカで70%、フランスで64%、中国では25%、タイに至っては8%の人しかいないそうです。
誤答では、同じ島国のフイリッピンと間違えた人が比較的多かったそうです。

 

最もよく知っている日本人はの問には、アメリカでは「ヒロヒト(昭和天皇)」が断然トップで二位以下を大きく引き離しています。
以下、オノ・ヨウコ、黒澤明、野茂英雄、東条英機で、誤答としてジャッキー・チエン、ブルース・リー、毛沢東もあったそうです。

フランスでは、昭和天皇、黒澤明、北野武、嘉納治五郎など。
中国では、田中角栄、山口百恵、小渕恵三、高倉健、東条英機、山本五十六など。
タイでは、中田英寿、宇多田ヒカル、三船敏郎、喜多郎、田中角栄、宮沢喜一など。
いづれの国も政治家が少なく、芸能・スポーツ関係が多く、未だに戦争の影があるようです。

日本人の名前を正確に答えた人の割合は、漢字国の中国が60%強で最も多かったようで、アメリカやフランスでは、20%前後と低くく、やや寂しい感じです。
(この調査は、2000年1月に行なわれたので、最近は、違っているかも・・・)


政治と金

2007年06月12日 20時44分05秒 | 江戸時代とは・・・・・

「政治と金」は、現在いや過去においてもこの二つは、切っても切れない関係にあるようです。
この醜い関係は、人間の物欲を益々エスカレートする魔物なのです。

江戸時代という一つの政権が長く続いたのは、政治の基本的な方向が正しかったからという考えがあります。
どんな政治が良い政治というのでしょうか?

  
    今日の絵は”会津若松、松平家の墓所” F8号

ある人にとっては都合の良い政治であっても、必ずしも別の人にとって都合が良いとは限りません。
つまり、良い政治の意味は人によって違っています。
だが、良い政治とは、大部分の人が大筋で認めるのは、公平さではないでしょうか?

この点、徳川幕府の政治は、極めて独創的な形で公平さを維持するような構造になっていました。
それは、権力と財力を分離するようにしたことでした。

放任しておれば、力のある者のもとへは富も集まるのが普通です。
かの北京の故宮博物館(紫禁城)フランスのベルサイユ宮殿などの主には強力な権力と莫大な富が集まっており、豪華絢爛な生活をしていたことが伺われます。
ロシア帝政も含めて、これらの国には、革命が起こっていますが、ここまで権力者が贅沢をすれば、革命の一つも起こさないとやりきれなかったのでしょう。

それに比べれば徳川政権ははるかに質素だったようです。
権力と財力の分離がシステムとして機能したのが、老中の決め方です。

当然のことながら老中は極めて高い権威があり、一国を支配する太守にも「その方」と目下のものに対する呼び方をしました。
その老中になれる人は、原則として10万石以下の譜代大名で、十万石以上の大大名でさえ、呼び捨てにされ平身低頭して命令を承ったとされています。

幕府は、譜代大名に大きな権力を与える一方で、公平の原則を維持するために身内には相応の犠牲を払わせていました。


国境を越える大気汚染

2007年06月11日 10時00分09秒 | 独り言・社会・ニュース

昨日のソフトバンク戦は、用事があり見ることが出来ませんでした。
が、今日のナイターは応援に行ってきます。
まず先取点を取って欲しいのですが、打線が波に乗れません。

波に乗るといえば、大気汚染も偏西風という波に乗って国境を越えてやってきます。
特に近年産業発達が著しい中国で発生した大気汚染物質が日本にまで影響を与えることが指摘されています。
春になると中国大陸から日本にまで届く「黄砂」被害は、大陸から実際に運ばれてきていることを実感されます。

  
     黄砂の進路             黄砂でかすむ東京

最近は、中国大陸だけではなくヨーロッパや北米大陸で発生した大気汚染も、偏西風に乗って日本にまで届いているされており、もはや北半球全体に広がっています。

「黄砂」だけではなく、酸性雨光化学オキシダントといった大気汚染に対する対策は、今後益々重要になってきます。
特に大気汚染による森林枯死は、酸性雨だけによるものでは在りません。
「光化学オキシダント」も森林枯死の原因だけではなく、人体の健康にも直接被害を与える毒性の強い物質で、窒素酸化物や揮発性の有機化合物が大気中で日光により光化学反応を起こして発生します。

その他の主な大気汚染物質には、二硫化硫黄一酸化炭素窒素酸化物ダイオキシンなどがあります。
これらは、石炭、石油などの燃料の不完全燃焼や塩素を含んだ物質の燃焼などで強い毒性が発生するものだそうです。


江戸時代は、暗黒の時代だったのでしょうか?

2007年06月09日 21時15分03秒 | 江戸時代とは・・・・・

江戸時代の日本は、普通の国だったことは、以前(5月29日分)に述べました。
しかし、明治以降、江戸時代が一種の暗黒の時代だったように思い込まされてきたように思います。

明治維新を「日本の夜明け」と呼んだのも、江戸時代があたかも暗黒の中にあったように思わせるためのものであったようです。
実際の江戸時代は平穏でありながら、身分差別とか切捨て御免、一揆と飢餓の時代のように思い込んできたようです。

なぜ、このようになったのかと言うと史家が独特の歴史観で江戸時代を見ていたからです。
つまり、日本は天皇が統治するべき国だという考えで歴史を判断していたのです。
江戸時代は封建社会であり、その悪い面のみを取り上げていたためです。

普通の出来事は記録に残っていませんが、特異なもののみが記録に記載されており、その特異なものだけを取り上げていたのです。

  
    今日の絵は、”城北公園の菖蒲”  F8号

歴史の本では、統計的なことはほとんど無視して、特定の現象、出来事だけが全体とは関係なく、説明してあるのです。
例えば、米の値段が高騰して、庶民が米問屋の打ちこわしをしたと言う事件についての記述があれば、まるで江戸時代を通じて米価が高騰し続けて、庶民は打ち壊しばかりに追われていたということになってしまうのです。
つまり、米の高騰したことは書いてあっても、下がったことは書いていないのです。
実際に全国規模で打ち壊しが起こる程、米価が高騰したのは、265年間を通じて、思い切り長く見積もっても10年はないということだそうです。
(石川英輔著、大江戸開府四百年事情を参照させて頂きました)


とら、痛い勝利

2007年06月08日 21時48分36秒 | 野球・タイガース

9回裏、1アウト満塁で藤本が四球を選び、1対1の同点。
鳥谷が死球でサヨナラ勝ち。

  照れくさいヒーロー、鳥谷

8回には、守備妨害をめぐって岡田監督が退場。
この勝利は、素直に喜んでよいものか、複雑な心境です。

相変わらず打てません。
タイムリーが出るとか出ないとか以前の問題のようです。
バンドの失敗は3度。 打てない上に、セカンドに送ることも出来ません。

鳥谷が守備妨害に取られましたが、足をかけたのは、日高のほうで、鳥谷はかけられ方ですが、主審はボールを追って上を見ていたので、分からなかったようです。
他の塁審に聞いたのでしょうか?

それにしても、今日は、ルーキーで初先発の上園は、6回を1点に押さえる好投でした。 危うく敗戦投手になりかけましたが、次の登板が楽しみです。
中村泰のように、救援などで潰されないように、先発で使って欲しいものです。