徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

地球温暖化とCO2排出量

2007年06月07日 14時11分58秒 | 独り言・社会・ニュース

ドイツでG8サミットが開催されていますが、その議題の一つに地球温暖化対策が挙げられています。
2005年に発効した「京都議定書」は’08年~’12年の5年間、温室効果ガス(GHG)平均排出量を1990年と比べて先進国全体で5%削減することを定め、拘束力ある排出削減目標を設定しました。

    今日の絵は”屋久島の古木” F10号

京都議定書は世界の二酸化炭素排出量の1/4を占めるアメリカが離脱したままの発効であり、経済発展が著しい中国やインドなどの途上国に排出目標が設定されていないなどの課題が多くあります。
このため、今回のサミットで2013年以降の具体的目標のポスト京都議定書に向けてアメリカや発展途上国を巻き込む枠組みづくりの議論が活発化するものと思われます。
しかし、アメリカは、目標数値を上げることに消極的であり、中国は先日、先進国と同じ数値目標は、途上国にとって不公平との声明を発表しています。
中国は、都合の悪いことは、自らを途上国といい、平素は先進国並みの態度に出ている ご都合主義の国であることを、暴露したようなものです。

温室効果ガス(GHG)は、CO2をはじめ、メタン、N2O、フロンなど地球温暖化を引き起こすとされる6種類のガスの総称です。
日本の2008年~12年の温室効果ガス削減割当量は、90年排出量のマイナス6%ですが、2005年時点では、逆に約8%増加しており、目標達成には、あわせて14%の削減が必要になっています。

では、世界の二酸化炭素の排出量の多い国は、
   1位   アメリカ    15億8018万㌧
   2位   中国      11億3118万㌧
   3位   ロシア      4億 759万㌧
   4位   インド       3億4758万㌧
       5位   日本        3億3614万㌧
   6位   ドイツ       2億1978万㌧
   以下 7位 カナダ、 8位 イギリス、 9位 韓国  10位 イタリア、

世界の排出量の23%がアメリカであり、16.5%が中国です。
2国で、世界の40%近くの排出量を出しており、他の国がいくら削減に努力しても、2国が垂れ流しておれば、効果がありません。
自国さえ良ければという考えでは、余りにも無責任です。
今後のこの2国の取り組みが注目です。

 


とら、楽天に苦戦するも延長戦を制す。

2007年06月05日 21時22分56秒 | 野球・タイガース

6月に入って、日本ハムに連敗し、この楽天2連戦は絶対に落とせません。
しかし、先発の下柳がピリットしません。
2回に先制され、3回に金本の14号2ランで逆転するも、4回に2点、5回に1点と再逆転されます。
その5回、1点を取られ尚もピンチで救援に橋本健に変わり、楽天の攻撃を抑えます。

  

6回にシーツのヒット、狩野の幸運な内野安打と関本の絶妙のバンドで2、3塁とし、今日のオーダーも日替わりで1番に入った浜中が犠牲フライでまず1点を返して3対4と1点差に詰め寄ります。

2アウトから赤星のセンター前ヒットと林の四球で満塁とし、金本のライト前ヒットで再々逆転をし、5対4とします。

6回裏も橋本が四球を出しますが、ゲッツーで切り抜け、7回から久保田、9回には藤川が登板しますが・・・・・
2アウトから
渡辺が四球で歩き、盗塁され、高須にレフト前に打たれ1,3塁とされ 磯部にタイムリーを打たれ5対5の同点、山崎にも三遊間を抜かれ満塁の大ピンチとなりました。 そこで代打に出てきたのが、元同僚の高波・・・・・
しかし、3塁ランナーが飛び出して、楽天はサヨナラを逸しました。

 延長戦に入り、11回救援の福盛に襲い掛かり金本のタイムリー藤本の3ベースで3点目。シーツも打って4点目。 野口も打って満塁。
やっとトラが目覚めました。 時に午後11時を回っています。
関本のセカンドゴロの間に鳥谷が帰って、この回5点目。
この回2度目のバッターボックスに立った浜中がサードゴロでやっとチエンジ。

11回の裏には、藤川に代わり、渡辺・吉野が楽天の反撃を押さえ、結局
10対5で苦労の末、勝利をもぎ取りました。
藤川は、救援を失敗しましたが勝利投手になったという不思議な現象で、皮肉にもこの延長戦でトラ打線が爆発しました。
 15安打を打ちましたが、これが今後の起爆剤になれば良いのですが・・・・


「政治駅」岐阜羽島駅の真相

2007年06月04日 16時48分19秒 | 鉄道のよもやま話

東海道新幹線の開設までには、実に色々な問題がありました。
特に、岐阜羽島駅の設置には、誤解が多くありました。
冬になると関ヶ原付近は、しばしば積雪の影響で新幹線のダイヤが乱れ、その怒りの矛先を岐阜羽島駅にぶっつけてきました。
この駅は、政治家の意向で設置されたものと思われていましたが、どうやらそうではないようです。

  開設当初の0系新幹線

この誤解は、なぜ語り継がれてきたのでしょうか?
東海道新幹線のルートは、当初名古屋・京都間では2案が候補に上がっていました。
1つは鈴鹿山脈を横断し草津付近で現在の東海道本線と平行して京都に至るものと、もう1つは関ヶ原、米原を経由して京都に向かうルートが検討されました。

その検討では、距離的に鈴鹿山脈にトンネルを掘った方が、米原経由より23Kmも短く平均時速210Kmの場合東京・大阪間が2時間20分ほどで結ばれることになり、当初は、この案が有力視されていました。
しかし、地質調査をしたところ地質が極めて悪いことが分かりました。

また、鈴鹿山脈越えに固執すれば、トンネル工事に多くの歳月がかかり、東京・名古屋間で開業せざるを得なかったかもしれません。
そこで関ヶ原経由のルートが検討され、関ヶ原付近に積雪の影響で名古屋駅に待機機能を持たせるべき用地確保を進めたが、名古屋市都市計画によって用地が確保できず、名古屋駅の代役として、岐阜県内に駅を設置することが考えられました。
しかし、その岐阜県内に設置する駅の場所については、各地元の斡旋合戦が起こり紆余曲折します。

   岐阜羽島駅前にある大野伴睦の銅像

この状況の中、岐阜、大垣両市とほぼ等間隔で、周辺の道路の状況などを考慮され今の岐阜羽島駅に国鉄が決めました。
しかし、周辺各市から抗議が殺到し、弱った国鉄は、地元の選出議員である時の自民党副総裁の大野伴睦に泣きつき、知事や県議会に働きかけ、国鉄案に落ち着かせました。

これが、政治駅になったと言われる所以で、時の十河国鉄総裁の回想するように、大野氏による働きがなければ、東京オリンピックには間に合わなかったそうです。


数の大きさ・・・・・

2007年06月03日 21時24分34秒 | 野球・タイガース

今日のトラも眠ったままでした。
西武に連勝したのが不思議でした。
余りにも打てなさ過ぎます。
打てないなら打てないなりの手を打つべきではないでしょうか?
ベテランというだけで調子の悪いものを使ったり、またその使い方にも首脳陣の策の無さが表れているように思いますが・・・・
4回の2アウト満塁での桧山、7回ノーアウトで1,2塁でのシーツ。
代打やバンド、ヒットエンドランなどの相手が嫌がることが出来ません。
勝つ気がないように思ったのは僕だけでしょうか?

  
           先日訪れた城北公園の菖蒲です。

プロとは、数字との戦いでもあるようです。
決められたルールに従って、その人の活躍が数字で表され、その数値によって評価されます。
全ての社会が、数値管理されています。
プロ野球も例外ではありません。

数字は、不思議な生き物?のようです。
以前に「博士の愛した数式」という映画がありました。 
つい最近もTVで放映されましたが、そこには、自然数とか、素数とか虚数とかが出てきます。
数字の大きさは、パソコンのハードディスクの記憶容量の拡大とともに普及してきました。
フロッピーデイスクの時代はキロ(1000)であったものが、メガ(100万)、ギガ(10億)となり、今はテラ(1兆)も使われています。
小さい方では、ミリ(1/1000)の時代から半導体の時代になるとマイクロ(1/100万)
からナノ(1/10億)になり、今はピコ(1/1兆)というのもあるのです。
まだまだ、人間の及ばない、そして見えない数字があるようです。
そして、数字に惑わされないようにもしなくてはなりません。


城北菖蒲園

2007年06月02日 11時39分10秒 | 旅行・観光

昨日は、城北公園にある菖蒲園に行ってきました。
まだ、4分咲きでした。
満開には後1週間ほどかかるそうです。

 

花菖蒲は、アヤメ科の一種で日本に自生するノハナショウブから改良された園芸種であり、古くから観賞用に栽培されたものです。
現在園芸品種の数は2500~3000品種あると言われており、江戸系、肥後系、伊勢系などの園芸品種にまとめられています。

ここ城北菖蒲園の「花菖蒲」は、その内約250種、約13000株が栽培されています。
江戸系は東京種とも言われ、旗本の松平菖翁が江戸で収集改良されてきた品種の総称です。

  

肥後系は、肥後の藩主が家来に品種改良を命じたもので、花は雄大で六英咲きというもので、6枚の花弁が重なり合って程よく垂れたものだそうです。

伊勢系は、伊勢松阪地方で改良され、草丈は低く、三英咲きが主で、あまり大輪ではなく、花弁が薄く、ちりめん地となり、優雅で清楚な趣があり、鉢植えや茶庭の植え込みに適しています。

   

昨年もこのブログで書いたのですが、アヤメ、ハナショウブ、カキツバタの違いですが、今回の城北菖蒲園を訪れてはっきりしました。
詳しくは、昨年5月1、2日の当ブログを・・・・