極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

スナヤツメと介護ロボットスーツ

2010年01月28日 | WE商品開発



ローイング マシーン組みて ようそろと 冷笑の海 吾は漕ぎ出す


  United States nationality law
News a la carte

血統主義?出生地主義?】



在日韓国・朝鮮人をめぐる外国人参政権がにわかに
ヒートアップしている。発端は公明党の発議だとか
民主党の党利党略が働いているとか、小沢一郎は在
日二世だとかネット上は賑やかだ。幼少期は曾根崎
界隈で育ったので、いわゆる「三国人」問題は根深
いことを身体で覚えている。長屋の一角に台湾国籍
の方が住んいて、ある日口論の末、近隣のガラス工
場の労働者の持つスコップが頭を叩き据え、額から
大量の鮮血が流れ出しているシーンをいまでも鮮明
に覚えている。その陳さんはパチンコ賞品を扱う家
業で、沢山のパイナップルの砂糖漬けやキャラメル
などのお菓子をもらったことや同級生などまわりの
沢山の人達との楽しい思い出に包まれている。



佐藤令『外国人参政権をめぐる論点


国籍法や移民法(国籍および市民権の付与、取得、
喪失を定義し、制定法、慣習、判例などの形で存在。
国籍法は移民受入れが国の基礎の米国、カナダ、オ
ーストラリア、ニュージーランドのなどの旧英連邦
諸国の移民法、また難民法、亡命法との関連でも議
論・研究されている)を調べるが、自分なりの感覚
的な定義が出来そうだなので途中で放りなげた。



結論からいうと<セミオープン>でというものだ。も
はや血統主義はDNA解析などの科学技術進歩の影響
で怪しくなってきているし、理想的なことを言えば
自治体を自由に選べることと同じで、国も選択でき
た方が良いのだろう。従って、<セミオープン>なる
ものは(1)二重国籍・二重参政権を認めず(2)
(定住年数条件+国籍取得)=公民権とし(3)渡
航権、つまり、観光を除く一時就労は就労年数条件
以内は準公民権を取得でき、子供の扱いは現行法通
りとする。ここでいう、定住年数条件とは10年以上
の定住をイメージしている。この背景には、グロー
バル化、欧米化、人類の発展史があり、偏狭な国家
血統主義(=外部記録至上主義?)とは組みしない
立場だ。



介護ベッドが車椅子に変身

【介護ロボットスーツ】

日本は今後わずか20年の間に高齢者が人口全体の40
%に達する
人類が経験したことのない急激なスピー
ドで変化が起り、若者が非常に少なくなる。高齢者
だけが大変になるのではなく、社会全体的な問題が
起こってくる。さらに、2025年になると介護給付金
が15兆円を超え(自衛隊の年間予算金額の3倍に当
たる)、高齢者の50%が一人暮らし、または夫婦だ
けで暮らす高齢世帯になる。このような現象は世界
的に起き、世界より5~10年早く進んでいるが、他
の先進諸国もいずれは日本と同様の問題が出てくる。

 山海嘉之

さらに、高齢社会になると要介護期間が延びる。従
来、高齢者の要介護期間が4~6年だったのが、最近
では10年を超える。社会そのものが高齢化すると、
社会の機敏性や決断力も衰える。それを支える脳科
学やロボット工学といった技術が重要となる。しか
し、ロボット技術はなかなか現場に持ち込めないと
ギャップが生じている。



「介護環境のシステム化技術」「介護支援環境の情
報化技術」の整備が急がれ、介護現場の人手が足り
ない現状から「介護支援作業自身の省力化」、同時
に「介護支援機器の設計・評価技術」が必要となる。
「介護支援機器用各要素技術」も必要だ。朝から夜
までの24時間の生活リズムと合わせて必要となる介
護作業を考え、起床時の服の着脱、ベッドから車い
すへ、車いすからベットなどへの移乗、ベッドでの
体位変更、食事、入浴、リハビリと、約6種類に分
類の体力的な介護作業以外に、健康診断やメンタル
ケアにより高齢者とのコミュニケーションをとるこ
とも重要だ。
イメージ ID=000012
※特許:P2010-17390A「装着式動作補助装置、基準
パラメータデータベース構築装置、装着式動作補助
装置における駆動制御方法、基準パラメータデータ
ベース構築方法、及びそのプログラミング」

※特許:P2009-66395A「装着式動作補助装置の動作
補助システム及び装着式動作補助装置及び装着式動
作補助装置の動作補助方法」

【産業 vs. 介護福祉】



「トレーニング」「リハビリ」「サポート」「ケア
アシスタント」のそれぞれに適したロボットの技術
を対応させないといけない。産業用と介護福祉用の
ロボットの違いは「機械の柔軟性」。その柔軟性は
3つの側面に分けられる。(1)機械自身の柔軟性
(2)動作の柔軟性(3)知能の柔軟性だ。ロボッ
ト工学的に言うと「ノンホロノミック拘束」という
ような操りづらい制御やロボットが人間を抱き上げ
ようとしたときの作用点の分散をいかに処理するか、
その分散の最適分配問題がまだ完全にわかっていな
いという工学的な問題点がある。



また、高齢になるに従い身体の運動と脳機能の時系
列変化への適応とか、自然なプロセスと特異的なプ
ロセスを理解する必要がある。運動は脳とリンク、
一体化し訓練するため生理学と物理学の共同作戦が
必要
となる。ロボットと人間の“健全な関係”“支
援とは何なのか”という点を考える必要がある。「
介護現場の知能化・システム化・省力化・自動化」
という四つの現代化のテーマに工学技術をどんどん
取り入れ評価システム、防止システムをさらに、社
会との共同体制を構築(基準作成や評価技術、認証、
レギュレーションなど三者共同の体制)しなければ
健全な展開はない。



映画『サロゲート』から脳の損傷がなければ遠隔操
作ですべて実現出来そうな仮構社会を垣間見せた。
そして、歩行、排泄等の生理行動学的な支援ロボッ
トを接続・拡大できれば介護労働の負荷を半分以上
軽減できると見積もられる。そのためには、介護ロ
ボットスーツ
の幾何級数的な進化に期待がかかり、
また、そのことが介護産業の進展による産業の高次
化として付加価値を高めていくものと考えられる。




【スナヤツメはヤツメウナギ?

国内では北海道、本州,四国と鹿児島県、宮崎県を
除く九州に分布し、国外では沿海州、中国北部、朝
鮮半島に分布する。生息環境は河川の中流、細流お
よび半自然水路で冷水を好む(岩田、2002)。日本
産のスナヤツメには高度な分化を遂げた北方地域集
団および南方地域集団が存在するが、滋賀県にはそ
の両者が混在して分布し、滋賀県は北方地域集団の
分布の南限の一つである。スナヤツメは、滋賀県の
4市16町1村で確認されている。本種は、北湖に注ぐ
河川の下流域で、野洲川の上流域でも複数回採集さ
れている。


ファイル:Flussneunauge.jpg

ヤツメウナギ(八目鰻、lamprey)は、無顎類(円口
類)頭甲綱(ヤツメウナギ類)ヤツメウナギ目に属
する動物。一般に脊椎動物として最も原始的な形質
を持った動物。無顎類は、現在大多数を占める顎を
持った脊椎動物(顎口類)が分岐する以前に分かれ
た別系統のグループであり、厳密な意味での魚類で
はない。「ウナギ」の名を冠してはいても、ウナギ
とは無縁の動物。

現生種は淡水を中心とした世界中の寒冷水域に生息
し、熱帯域には全く見られない。日本国内では、カ
ワヤツメLethenteron japonicumスナヤツメL. reissneri
シベリアヤツメL. kessleri、ミツバヤツメLampetra tri-
dentata
の4種が生息するとされており、このうちカワ
ヤツメと一部のスナヤツメはビタミンA(レチノー
ル)やビタミンEIPA、DHAを多量に含む栄養価の
高い食品
になる。イングランド王ヘンリー1世がヤ
ツメウナギ料理の食べ過ぎで死亡したといわれる伝
説がある。



日本では食用とされるのはほとんどカワヤツメ。背
側は黒青色で腹側は淡色。春に川を遡上し、5~6月
に産卵する。12~2月の寒い時に川で獲れる。肉が固
くてモツのような弾力と歯応えがあり、レバーのよ
うな独特の風味を持つ。最近は漁獲量が減り、大き
さも一般に小さくなって来ている。産地の秋田県で
は、カワヤツメをぶつ切りにして醤油と出汁の濃い
目のツユですき焼き風に煮込む。肝は特に栄養分が
多いため、これを軟骨と共にミンチにして「肝焼き」
とする。現在、台東区浅草において八ッ目鰻蒲焼専
門店が営業を続けているという。

コメント
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