極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

アンチョビとアバター

2010年01月13日 | 滋賀のパワースポット

チューブが 外れぬように 括られて 窓の外には ハンノキが咲く




【多賀大社】



やっと、宇尾白山神社の宮世話の引き継ぎを終え
た。例年なら、馬場町の北野神社で初詣参拝、も
う少し前なら多賀大社にとパターンが決まってい
たものだ。大阪からこちらに移り住んで間近、実
家に帰ろうとひと気のない彦根駅の昼下がりごろ、
突然、御服店を営むという白髪の翁が多賀大社
参拝してきたのだと話しかけ、多賀大社は余りに
も有名な神社ですという。大きな神社に慣れてい
たものだから、その時はじめて、近畿・中部圏か
らわざわざ参拝にこられる理由を知った
。終始、
聴き手役であったが一通り喋り終わりこれで開放
されるのかと思っていたら、家族のことを話し孫
娘がいるが良い婿を探していると切り出し、婉曲
にどうかと話すので受け流し到着した列車にいっ
しょに二人乗りこんだ(翁は京都で下車)記憶が
鮮やかに甦る。一体あれは何だっただろうと。



お多賀さんは、古事記の中で「伊邪那岐大神は淡
海の多賀にまします」と記されているという。地
元の民話の中では、杉坂山(多賀)の尾根にそび
える三本杉に伊邪那岐大神がご降臨になり、栗栖
の地に調宮神社(御旅所)を作り、その後、芹川
を下って多賀の里を開き、冬になると調宮神社に
戻るという話が伝わっている。古事記が出来たの
は約1300年前の大和朝廷時代。こんな片田舎に伊
邪那岐大神が祀られていることがなぜ大和朝廷に
伝わったのか。この土地が信仰を集める場で、よ
ほど文化度の高い地の証とされる。



※「調宮神社」の由来は、平安期の調・庸(臨時
雑役・公事雑役
)の役務に動員する人々の徴発や、
産物の徴収を確保するため、神社の神人たちに「
神王面」をかぶらせ、宗教的権威を借りて徴税・
徴収や要夫の確保を行った。神人に対する狼藉や
拒否あるいは神面破壊は、当時の社会では大変な
大罪なので、大衆は絶対に服従した。この権威を
借りた徴税・人の確保などの行為の律令制の「調」
に因んでいるのではと勝手に解釈しているが、機
会があれば足を運んでみようと思う。


  アバター

アバター(avatar)とは、2D/3Dのビジュアルチャ
ットやワールドワイドウェブ上の、比較的大規模
なインターネットコミュニティで用いられる「自
分の分身となるキャラクター」または、そのサー
ビスの名称である。漫画のような姿のキャラクタ
ーが用いられる場合が多いという。世界ではじめ
てアバターを使用したサービスは、1985年に
ルー
カスフィルム
チップ・モーニングスターラン
ダル・ファーマー
によって開始されたビジュアル
チャット『
ルーカスフィルムズ・ハビタットLu-
casfilm's Habitat
)』である。



日本では、ルーカスフィルムズ・ハビタットの日
本語版として1990年2月10日に富士通が大手パソコ
ン通信ネットの
@nifty で開始した『J-チャット』)
が最初とされる。サンスクリット語のアヴァター
ラ( avataara अवतार)は、インド神話や仏教説話
の文脈で「神や仏の化身」の意味。アバター/ア
ヴァターはその(ヒンディー語形アヴタールを英
語表記した avatar の)西洋風の読み方で、概念が
似ていることからネットワーク用語として転用さ
れたものという。

アバターコレクション


1986年撮影 James Francis Cameron

『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督
が12年ぶりに発表した、最新の映像技術を駆使し
て作り上げたアドベンチャー大作というが、彦根
ビバ・シティシネマで2Dでみる(3次元は刺激
が強すぎ疲れるという理由も手伝い)。ある衛星
にやって来た人類と、その星にもともと住む者た
ちによる激しい戦闘を、迫力の最新3D映像で見せ
る。出演者は『ターミネーター4』のサム・ワーシ
ントンほか、キャメロン監督とは『エイリアン2』
以来久々にタッグを組むことになるシガーニー・
ウィーヴァーらが顔を揃える。構想14年、製作に
4年をかけたキャメロン監督による壮大な物語に終
始圧倒された。


  天空の城ラピュタ
  もののけ姫
   鉄腕アトム

映像をみて、宮崎駿や手塚治虫の作品が参考にさ
れていることに気づいたが、これほどまで、コン
ピュータ・グラフィックス技術が進化する時代、
第四次産業の隆盛とそれを先導しているのが日本
(今回の住宅不動産バブル不況も先導 ^^;。)
だと
改めて認識。そして、次に観るものを『サロゲー
ト』と決め帰ってくる。




アンチョビ(英語 anchovy)は、ニシン目カタク
チイワシ科の小魚の総称。イタリア語でアッチュ
ーガ acciuga (複数形はアッチューゲ acciughe)、
フランス語でアンショワ anchois。漁獲されたアン
チョビは、肥料や飼料としても使用され、粉状に
加工したものをフィッシュミールとよばれる。煮
干しや魚醤も生のアンチョビを使って作られるこ
とがある。漁獲量は世界で1億2,521万トン(内、
13%がカタクチイワシ)で乱獲で減少傾向のため
このままでは、近い将来高騰絶滅に瀕するだろう。



塩蔵アンチョビはヨーロッパの料理によく用いら
れ、サンドイッチやカナッペの具としたり、ピザ、
パスタ(プッタネスカなど)、サラダ(シーザー
サラダなど)の味付けに用いたりする。その他、
ヤンソンの誘惑やバーニャ・カウダがあり、欧米
のウスターソースにもアンチョビが含まれる。似
た加工食品に「オイルサーディン」がある(油漬
けにし、加熱したもので、普通頭と内臓を除くだ
けで、三枚には下ろさない)。



かつては、紫式部も大好物だったというほど、お
いしい魚。また、良質のタンパク源であることは
もとより、ビタミンやタウリンなども多く含み、
血液の流れを良くして脳血栓などを防ぐ働きがあ
るIPA(イコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキ
サエン酸)は、サケなどと比べて2倍強ものDHAが
含まれているといわれるのだから熟れ寿司にしな
い手はない。特に、「くさりずし」として九十九
里地方の漁師料理。イワシを塩で締め、ご飯とシ
ョウガで漬けて発酵させる
。関東地方ではめずら
しい発酵ずしだが、紀州の漁民が伝えた関西の料
理であるといい、付近には熊野信仰などの上方文
化もみられる。生臭そうなイワシの風味を抑えて
いるのは、ふんだんに使うショウガ。魚の臭さと
同時に、発酵特有の臭みをも抑え、じつにさわや
かな仕上がりになっている。

コメント
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