我が母は アメリカからの 戦利品 アイスランドは 哀しくもあり
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【環境創造技術】
今日もあっというまに時間が過ぎた。
ところが、菅政権も金日正政権も自滅
の道を転がり落ちているかのようにあ
るが迷惑な話だ。
ところで、眼精疲労が慢性化している。
『比良の渓谷と眼精疲労』で試飲した
が効果なしだ。いまやっている仕事を
途中で何度、放り投げようかと思いつ
つ、もう少しで終われそうなところま
で何とかこれた。最新の新聞では「眼
精疲労と自律神経」との関係で問題解
決する臨床例が提案されている。
それだと、哲学書などの難解なもの読
んでいると交感神経優位(だんだん焦
点が合わなくなってくる)となり、好
みの本だと、副交感神経優位(眼精疲
労はない)といい、眼精疲労は交感神
経優位のときに起こるという「自律神
経」との関係で説明されている。 近藤一博
その上で「癒し」を薬効で解決しよう、
FR(Fatigue Recover;疲労修復)物質で
解決しようという流れだ。その前に「
疲労物質」があるという、つまり、強
いストレスや過重労働を受けると活性
酸素によって細胞が傷付き、FF(Fatig-
ue Factor;疲労因子)物質が疲れを脳
に送られ、大量にFFが送られると、体
の機能が低下するという作用機構が解
明されつつある(疲労刺激されるヘル
ペスウィルスの再活性化の分子メカニ
ズムを調べ、疲労している内に、激し
い水泳や短い睡眠により誘導される疲
労により、10倍以上発現が増加する。
ウィルス再活性化を導く分子をマウス
被験識別した)。 渡辺恭良
その、反作用機構がFRで登場し、イミ
ダペプチドがFR上昇に効果あることが
解明される。疲労に関する国レベルの
研究は、厚生労働省の「慢性疲労症候
群研究班」、文部科学省の「疲労研究
班」「産官学連携疲労定量化及び抗疲
労食薬開発プロジェクト」「21世紀CO
Eプログラム疲労最先端研究拠点の形
成」など無駄も多い?と思われる程次
々と実施されてきた。
活性気御膳(いきいきごぜん)
さまざまな共同研究を通し、23種類の
抗疲労成分を検証。その中で抗疲労効
果を持つとみられるものが6つあり、
さらに、そのうちイミダゾールジペプ
チド(カルノシン、アンセリン)など
人への効果を4物質(素材)を検証し
た。さて、イミダゾールジペプチド類
(アンセリン、カルノシン、バレニン)、
酸化型補酵素Q(ユビキノンまたはユ
ビデカレノン)、還元型補酵素Q(ユ
ビキノール)が普及していくことで、
わたしの眼精疲労の回復に役立ち、「
総医療費を抑制しながら明るい超高齢
社会」をサポートできればこれ程素晴
らしいことはない。
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【融合サイエンスとは何か】
さて、西澤潤一と上埜助黄によれば「
環境創造」とは「自然界にはあり得な
い生物的な環境と、これによる物質循
環を人間の意思で創出すること」とあ
る(『人類は80年で滅亡する』東洋経
済新報社)。その主体の環境創造者は、
「環境がいかに美しく、生命がいかに
豊かで、物質が善循環し、無駄がなく、
大量にエネルギーや物資を必要としな
い環境創造を実践するが、それは、す
べて融合された科学に裏付けられてい
なければならない。環境創造者は、自
分のなかにできたイメージを、時間を
かけてすこしずつ、つくっていく。こ
こには本来、期限や儲けがあってはな
らない。創造されたものが評価され結
果として副次的に収入へ結びつくとし
ても、これで儲けてはいけない」と主
張している。
産業革命以前は自然の生態系と人間の
経済系とが土を介して接合していたの
に、産業革命以降のそれは接合が切断
されてしまっている。問題の解決にあ
たっての初期条件は、このニつの系の
再統合にある。自然と人工の両生態系
が融合したことをわかりやすく表現し
たのが「エコシステム理論」であり、
これを具体的に数量化し経済学的側面
から捉えたものが「人工生態系を導入
したエコシステム経済学」で、世界が
抱えるトリレンマ構造を解く「地球シ
ステム科学論」は、哲学としての「環
境創造論」と、環境創造科学としての
「エコシステム経済理論」と環境創造
技術群としての「人工生態系工学」が
三位一体として構成されたものであり、
その整合性が追究されていく中身が「融合
サイエンス」だというのである。
哲学としての環境創造は、自然界
の掟や摂理に学び、それらを取り
入れている。科学としてのエコシ
ステム経済理論は、物質循環やエ
コシステムに学び、それらを取り
入れている。技術としての人工生
態系工学は、技術の原点や融合技
術に学び、それらを取り入れてい
る。そこから人間社会の厳然とし
た秩序ある姿がみえてくる。それ
は、人間が個々に果たす役割や、
社会が果たす役割、そして、エコ
システムの仕組みが果たす役割も
明確にみえてくる。
『人類は80年で滅亡する』
その哲学を踏まえ、2010年で35兆円と
推定される(通産省産業構造審議会)
環境産業の市場規模で、具体的に提案
されている環境創造技術をピックアッ
プしその評価を下表のようにまとめて
みた。
分 野 |
技 術 |
評 価 |
防 疫 |
電解酸化水 |
普及拡大 |
生 命 |
天然濃縮ミネラル | 普及拡大 |
増 殖 |
植林 | 実用開発 |
植藻林 | 実用開発 | |
循 環 |
人工木材 | 米国で普及 |
光合成菌 |
普及拡大 |
|
イエバイ |
小規模展開 |
|
エコシステム農法 | 小規模展開 | |
分 離 |
コンポスト化 |
普及拡大 |
特殊菌 | 実用開発 | |
水熱化学 |
実用普及 |
|
貯 蔵 |
炭素化 | 実証試験 |
廃 棄 |
新型燃焼システム | |
多重気相法 |
関連技術を下調べしていると、胡散臭
い商売のようなものもあり、千差万別
で溢れかえっている。そんなものだと
想いつつ特許など調べたものを整理整
頓し記載しようと考えていたが、時間
も容量もなくなってきた。ここに上が
られたもは著者の恣意的選択によるも
のでその他にも‘玉石混交’で存在す
る。それやこれやで何とか2合目に辿
り着いた実感がしている。
それにしても、テレビでは「先軍政治
vs. 支持率1%でも政権維持」のやじ
ろうべいのニュースがひっきりなしに
流れていた。本当に迷惑な話だと思っ
ていたら、彼女がマグロの鉄火巻きと
鶏の胸肉を買ってきた。これは有り難
い話だ。
→
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