【JR東日本日光線鶴田駅】
低コスト化が実現できる有機薄膜太陽電池。JR東日本は、日光線鶴田駅でこの次世代電池のフィール
ド試験をスタートさせた。システム構成は20cm角の有機薄膜太陽電池48枚と、発電した電気を蓄える
蓄電池、そして蓄電池で貯めた電気を利用するLED照明(消費電力約18W)。フィールド試験では、昼間
に有機薄膜太陽電池が発電して蓄電池に蓄電、夜間に通路屋根の下部に設置した人感センサー型LED
照明を点灯させた上、実際の駅での使用を想定しデータを取ることで、過酷な気象条件や列車振動に
対応できるか課題抽出を行うという。現在主流を占めるシリコン型太陽電池は重量があり、屋根に設
置するには補強工事が必要だが、有機薄膜の場合はそうした工事が不要になる。また、曲げられる、光
を通すといった性質を活かして、いろんな形状に施工しながら様々な場所に設置できるという。
【有機薄膜なソーラ技術の話】
下図の新規考案は、少なくとも陽極、光電変換層、電子取出し層および陰極をこの順に有し、電子取
出し層に、2位で連結されたフェナントロリン多量体を含む電子取出し層を有し、分子構造の耐光性
や膜として耐光性、光照射時の電極金属の拡散を抑制し、光照射時の耐久性に優れたフェナントロリ
ン多量体含む構造とすることで、より光照射時の優れた耐久性をえることができるとという。
図1は本発明の光起電力素子の一態様を示す断面図である。基板1の上に陽極2、光電変換層3、上
記一般式(1)で表されるフェナントロリン多量体含む電子取出し層4、および陰極5をこの順に有
する。
2位で連結されたフェナントロリン多量体とは、少なくとも陽極、光電変換層、電子取出し層および
陰極をこの順に有する光起電力素子で、電子取出し層に下記一般式(1)で表されるフェナントロリ
ン多量体含む光起電力素子をいう。
【鎮守の森のふきのとう】
蕗とりに 聞こえみつけた 啄木鳥を 目を剥きて きみが尋ねる 春はそこまで
朝早く、氏神の境内の蕗の薹を採りにでかけた彼女が、その時初めて、杉の木に数個の穿孔を残し啄
木鳥の樹木を小突く音を聞き、はじめてコケラを見つけたと興奮している。もっともコケラとは知ら
ず、小さくて縞々の小鳥だといっていたのでネットで動画検索しこれだろうかと尋ねると、そうよと
の答え、これで一件落着ということなったが、取り立ての蕗の薹を見せまだ少し小さくまだ少し早い
と喋っている。作り置きの菜の花のスパゲティーの朝食を食べながら、アンチョビだけじゃなく桜エ
ビを加えると彩りが増し、コクや香りも出てくるので工夫してみては提案すると、じゃぁ、そうして
みるとの返事。春はそこまで来ている。