図1 従来の太陽電池発電システムの概説図
※特開2010-263027
一般的な太陽電池発電システムは、図1のようにバイパスダイオードと組み合
わせた太陽電池モジュールが直列に接続されて太陽電池ストリングを構成し、
その電力出力端に逆流防止用ダイオードが接続されていて、太陽電池ストリン
グの両端は集電用電力ケーブルに接続され、それぞれの発電された電気が電力
ケーブルを介し集電し一箇所の集電力端末装置に送る。バイパスダイオードは、
太陽電池モジュールの起電力が低下したときに、他のモジュールの電流を迂回
させる。逆流防止用ダイオードは、太陽電池ストリング間に電位差が生じた場
合、電位が低い太陽電池ストリングに電流が逆流防止するが、高電圧耐圧のた
め直列接続された二つのダイオードからなることが多い。
図7 太陽電池発電システム異常検出装置の保守管理概説
【符号の説明】100 異常検出装置 101 太陽電池ストリング 111 太陽電池モ
ジュール 112 太陽電池モジュール 113 太陽電池モジュール 121 接続コ
ネクタ部 122 接続コネクタ部 123 接続コネクタ部 131 電圧昇圧用DCコ
ンバータ 132 接続コネクタ部 133 接続コネクタ部 141 逆流防止用ダイオ
ード 142 逆流防止用ダイオード 143 逆耐圧保護ダイオード 144 検出用A
Dコンバータ 145 演算制御回路 146 無線通信回路 147 アンテナ 148 防
水筐体 150 電力ケーブル 151 電力ケーブル 153 電力ケーブル 154 電力
ケーブル 156 抵抗 157 温度検出用ダイオード 158 多チャンネルADコン
バータ 201 集電力端末装置 202 中央アンテナ 203 中央受信装置 204 中
央情報管理装置
従来の太陽電池発電システムの異常検出には(1)太陽電池パネルを構成する
太陽電池モジュール単位か(2)複数の太陽電池モジュールからなる太陽電池
ストリング単位で行う。その電源を(1)測定太陽電池モジュール間から得る
か(2)別途電池を設けて得てるかいるのどちらかだ。前者は、得られた高電
圧を1/100程度の適切な使用電圧に低下させるための回路を必要とし、発電し
た電力の一部を消費(損失)する。また、後者は、電池の消耗や交換時の管理
等の問題があり、装置全体を複雑にしている。(3)また、太陽電池発電シス
テムの異常検出手段や検出データの伝達手段も複雑で(4)太陽電池パネルを
多量に使用するメガソーラーシステムでは、低コストな簡単な装置で異常検出
を正確に行うことが求められていたがその条件は下記のようになる 。
(1)逆流防止用ダイオードの両端電圧を測定し、測定電圧から演算で逆流防
止用ダイオードに流れる電流を求める。
(2)逆流防止用ダイオードの周囲温度を測定測定手段で測定した電圧の値と
測定された周囲温度に基づき正確な電流値を算出する演算機能を有す。
(3)測定したデータを送信するための無線通信手段をさらに含む。
(4)測定データをリアルタイムで測定データを伝達でき、各無線通信手段を
順に介して最終的に中央情報管理装置に伝達できる。
(5)逆流防止用ダイオード、測定手段、無線通信手段が、単一の防水構造を
持つ箱内に入れられている。
(6)太陽電池発電システムが1MW以上のメガソーラーシステムである。
(7)複数の太陽電池モジュールを直列に接続した太陽電池ストリングを複数
持ち、ストリングの各々の電力出力端に逆流防止用ダイオードを接続した
太陽電池発電システムの異常検出方法で、逆流防止用ダイオードの両端よ
り供給される電力を電源として流れる電流を測定し、測定したデータをマ
ルチホップ無線通信手段によって中央情報管理装置に送信する 。
図2 太陽電池発電システムの異常検出装置
今後、実績データが公開され太陽光発電システムとしての最適が行われること
によりスリムでスマートな“美しい太陽光発電システム”に洗練されるだけで
なく、住宅用太陽光発電システム、つまりは、デジタル技術で改造されたより
賢しこくてタフな“ヘーリオス”の究極美が構築されて行くだろう。
昨日は、大阪市立北斎場と直ぐ横の玉泉院で享年95の伯母の家族葬に同行して
きたが、立派な施設を市民が利用できるような時代になったことに感心すると
ともに、火葬室での隣では参列者が1名という寂しい葬儀とも出会った。大変
お世話になりましたと、最後の見送りの言葉と献花を済ませた。雪は近江八幡
以南はなく、ただ斎場付近はビルの谷間にあり風が強く、見送りの従兄弟の二
人の息子らに「男前だね」と励ましの声を掛け帰ってきた。ところが今朝の大
雪に歯の治療に一旦残念しようと怯んだが思い切りよく出かけた。久しぶりの
吹雪に路面横には脱輪で放置された車を横目に、数メートル先も見えない状態
で帰ってくる。
新聞を抱え部屋に入ると「三菱東京UFJ銀行が日本国債の価格急落に備え、
損切り準備に入る」との見出しが飛び込む。政府には独自の経済理念がないも
のだから、前門虎(円高、デフレなど)後門の狼(赤字国債、米欧金融危機な
ど)で官僚に手玉に足られながらの経済・外交運営に終始している。葬儀の合
間、市役所に勤めている従兄弟(三女)の息子に大阪市政現状をザッパ聴き囓
り、大阪の風も感じたし、この分だと当面、不況脱出は無理様相だ。
Tagliatelle con salsicce e rnelanzane
【イタリア版食いしん坊万歳:タリアテッレのソーセージとナス和え】
具材:小麦粉400g、卵4個、生ソーセージ250g、米ナス2個、パンチェッタ
120g、トマト300g、オリーブ油200cc、パルメザンかパダノのおろしチーズ、塩
作り方:小麦粉に卵,塩ひとつまみを混ぜ合わせて,普通の卵入り手打ちパス
タを準備してタリアテッレを作る。米ナスを賽の目に切り、粗塩をふりかけて
2時間ほど放置してナスのアクを出させて,水気を取る。その間に揚げ油を熱
し、ナスを揚げるが、はじめは低い温度で揚げ、次に油の温度を上げ、最後に
弱火に下げる(賽の目のナスは揚げ油をたっぷり吸い込むが,油の温度が高く
なると吸収した油を吐き出し,ナスがパリパリに軽く揚がる)。その間に、パ
ンチェックをみじん切りにし、ソーセージは、薄皮をむいて細かくほぐし、ト
マトも薄皮をむいて裏ごししておく。
浅鍋を火にかけパンチェッタを炒め、大さじ2杯の水をかけ、ほぐしておいた
ソーセージを加えて蒸し煮にして、トマトを加え、適当な濃度に煮込む。その
間にタイミングをはかって、タリアテッレを“アル・デンテ”にゆでて水気を
よく切って、ソーセージの煮込みソースで和え、おろしチーズをかけて混ぜ合
わせる。