彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救っ
たと伝えられる"招き猫"と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え。
(戦国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編
のこと)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ。愛称「ひ
こにゃん」。
via Plantia
【吾がハーブ愛:コリアンダー編】
コリアンダーは、地中海沿岸部を原産地とするセリ科の植物。高さは
60~120cmほどであり、光沢のある緑色の葉は成長するとともに裂け
て羽のようになります。また、初夏には淡い紅色や白色の花を咲かせ
る。生の葉や未成熟の実には独特の強い香りがあり、その臭いはカメ
ムシやにも例えられ、コリアンダーの語源にも「koris(虫)」とい
う言葉が含まれるが、乾燥させることによってレモンとセージを合わ
せたような爽やかな香りへと変化。現在ではタイ料理や中華料理の香
味付けに用いられるなど、エスニック料理には欠かせない。また、ヨ
ーロッパではコリアンダーの種子が主にスパイスとして利用され、独
特の強い香りを持つ葉に比べて、種子には甘くスパイシーな香りがあ
り、薬効の面からは葉より種子の方が多く用いられるとか。
出所:みんあのきょうの料理
コリアンダーのエスニックサラダ
コリアンダーの香りが存分に楽しめ、シンプルなサラダ。鶏のから揚
げや冷ややっこ、ラーメンなどにトッピングも。
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✔ きょうは晴天なのに急に風が強くなり冷え込み低気圧が列島を西
から横断するため明日は雨が降るかもしれないが、午後から、裏庭
にコロアンダーとフェンネルの種を蒔くが、コリアンダーは初めて
の栽培となる。「露地栽培法」は有山式(栽培土質はことなる/苦
土石灰を適量加えている)の二回目の採用となる。初回は、掲載し
たラベンダーとゼラニウムである。
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生の葉は、主に中華料理や東南アジア料理において、肉・魚料理の臭い
消しや、スープ、粥、麺などの薬味として利用されています。相性の
良い食材には、にんにく、ミント、レモン、とうがらし、しょうが、
ココナッツなど。また、種子はカレー粉の原料となるほか、丸ごとピ
クルスにするなどの利用法もあるとか。また、口臭を予防する効果、
精神を安定させる効果、胃の健康を保つ効果があるとか。
via わかさの秘密
ZeroAvia 世界最大水素電気エンジン航空機が航空歴史を作る
3月 9日 、 ZeroAvia社は、同社の高温陽子交換膜 (HTPEM) システム
のテストで記録破りの性能を達成。 同社の英国の研究開発拠点での
加圧 20kW HTPEM スタック電源モジュールの初期テストで、セル レ
ベルで記録的な 2.5 kW/kg 比出力が実証され、今後 24 か月で 3+
kW/kg システム レベル密度への道が開かれた。
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【要点】
・世界初の加圧 HTPEM 燃料電池が記録破りの出力密度を達成
・大型のターボプロップおよびリージョナル ジェットのアプリケー
ションのロックを解除
・10年以内に単一通路のゼロエミッション航空機のロックが解除
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航空用の燃料電池技術の開発は、真のゼロエミッション商用飛行を可
能にするために重要であり、大型の固定翼航空機や回転翼航空機など
のエネルギー集約型の用途では、商用化を実現するために燃料電池ス
タック内の温度と圧力を高める必要がある。実行可能な製品。温度と
圧力の上昇により、空冷が可能になり、冷却抵抗が減少し、システム
が簡素化され、最終的にはより要求の厳しいアプリケーションが可能
になる。
同社の開発チームは、加圧HTPEMシステム、非常に挑戦的なHTPEM環境
でのアルミニウム バイポーラ プレートの使用を可能にする革新的な
導電性コーティング、および高度な膜電極アセンブリ (MEA) への新
しいアプローチを提供することにより、前例のない深い技術的ブレー
クスルーを実現。
同社が保有する技術は、燃料電池航空向けの重要な技術の社内ポート
フォリオ構築するための集中的な取り組みの一環として、過去3年間
にわたって開発されてきた。さらに研究開発により、燃料電池システ
ムの比出力が 3kW/kgを超え、従来の燃料電池技術に比べて性能が大
幅に向上、大型航空機で燃料電池推進が商業的に実行可能となる。
具体的には、HTPEMシステムは、40 ~ 80席の航空機向けの同社のパ
ワートレインや、さまざまな回転翼航空機および eVTOL アプリケーシ
ョンをサポートする主要候補である。この次世代の燃料電池は、ボー
イング737やエアバスA320などの100席以上の単一通路ターボファン航
空機の電気推進システムを実現するのにも十分。ZeroAviaシステムで
使用されるコンポーネントは、主要な米国エネルギー省の国立研究所
を含むいくつかの独立した研究所で、サードパーティの独立したテス
トを通じて既に検証されている。この試験により、HTPEMシステムが
大型航空機用の大型水素電気パワートレインの開発を加速する可能性
が確認された。
同社の最近の画期的な 19席航空機の初飛行では、低温 PEM (LTPEM)
燃料電池システムが利用。今日の LTPEM システムは、これらの小型
航空機のサブメガワット規模ではうまく機能するが、スタック コア
の温度が低いため、大型システムから熱を除去することが難しくなる。
HTPEM技術は、燃料電池システムから多くのコンポーネントを排除し、
冷却抵抗を低減することで、商用に適したペイロードと航続距離を実
現。 また、同社のHTPEMは耐久性を高め、航空会社の運用コストをさ
らに削減する。
出所:ZeroAvia via CISION
ZeroAvia CEOの Val Miftakhov氏は、水素燃料電池推進は、既存のエ
ンジンに代わる最も環境的で経済的な代替手段であり、HTPEMは、こ
れらの利点を大型の航空機カテゴリに提供するための最も有望なルー
ト。現在の実証は、長期的には、すべてのカテゴリーの航空機にゼロ
エミッション飛行を提供。水素航空への関心は、ここ数か月で大幅に
高まっている。水素燃焼エンジンは、飛行中の炭素排出量を削減に開
発されているが、航空機が気候に及ぼす二酸化炭素以外の排出の影響
を維持または増加させるという、深刻な環境ペナルティに直面。EASA
のレポートによると、これらの 二酸化炭素 以外の影響は、炭素排出
量だけの場合の2倍の気候への影響があると考えられている。さらに、
非燃焼の水素電気アプローチにより、最新の燃焼エンジンに固有の極
端な材料応力が排除され、保全維持経費の大幅削減され、水素電気推
進の経済性がさらに向上できる。 ZeroAviaのHTPEM システムの開発は、
航空宇宙技術研究所 (ATI) を通じて英国政府が支援する HyFlyer II
プロジェクトによって部分的にサポートされていると話す。
【関連特許】
※ US2021015783A1 統合された水素電気エンジン ZeroAvia, Inc
【要約】空気を含む統合水素電気エンジン コンプレッサーシステム
で水素燃料源で、燃料電池スタックである 水素燃料源との流体連通
における熱交換器 燃料電池スタックと、空気を支える細長いシャフ
ト 圧縮機システム、燃料電池スタック、および熱交換器。そして 燃
料と電気的に連通して配置されたモーターアセンブリ セルスタック。
【関連技術情報】
※高温プロトン交換膜燃料電池用の高分子膜:最近の進歩と挑戦
(via J-GLOBAL ID:201102292522607836 )
プロトン交換膜燃料電池(PEMFC)は効率的な発電に関係する21世紀の
有望な技術と考えられている。現在では,高温プロトン交換膜燃料電
池(HT-PEMFC)の方に幾つかの利点があるとされている。例えば,プロ
トン伝導率が高いこと,燃料浸透性が低いこと,電気浸透抗力係数が低
いこと,化学/熱安定性が良好なこと,機械的性質が良好なこと,及びコ
ストが低いこと,である。
これらの特徴があるため,HT-PEMFCは低温プロトン交換膜燃料電池よ
りも広く使用されるようになってきた。後者には一酸化炭素による被
毒,熱管理,水による溶出等の点で一定の限界がある。本レビューでは
,HT-PEMFCを開発する必要性,技術的制約,及び最近の進歩を検証した。
PEMFCを高温で操作するという基本的な要求を満たすために,スルホン
化炭化水素系高分子,酸-塩基系高分子及びポリマブレンドのような種
々の系統の高分子が解析されてきた。HT-PEMFCの性能に及ぼす無機添
加剤の影響も綿密に調べた。高分子の合成,膜の作成と物理化学的キ
ャラクタリゼーションについても詳細に論じた。高分子膜のプロトン
伝導率及び電池性能は高温処理することにより改善される。機械的性
質や保水性も著しく改善された。しかし,高分子の熱及び化学安定性
の最適化,酸の取扱い,及び電極と膜の間の統合境界面,のようなある
種の領域での改善を見通してさらに研究を行う必要があると報告され
ている。
※高温プロトン交換膜形燃料電池の電池性能と耐久性に及ぼす操作
温度の影響(J-GLOBAL ID:200902233675134320)
高温プロトン交換膜形燃料電池(HT-PEMFC)の操作温度と電池耐久性の
関係を,劣化機構により検討した。長期耐久性試験を,150,170,および
190℃において,リン酸をドーピングしたポリベンズイミダゾール電解
質膜を有するHT-PEMFCに対して行なった。より高い温度ではより高い
電池電圧がもたらされるが,電池寿命が短くなることがわかった。
長期試験中の約20mVの電池電圧の低下は,電力発生初期段階での電極
触媒粒子の凝集と,さらには,電池温度に関係なく起こる,最終段階で
のリン酸の消耗によるクロスオーバの影響に原因があると考えた。
実際の利用のための,長期耐久性の増進は,リン酸の移動の有効な管理
により,達成できると考えられる。
● 技術的特異点でエンドレス・サーフィング
”再エネ・リサイクル・ゼロカーボン最先進国”宣言!
【水素サーキュラーシステム編:水素燃料電池発電】
最新クリーン燃料電気航空機向けの燃料電池システムの方法及び装置
の参考事例として3件掲載する。
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1.特許537431号 クリーン燃料の電気航空機のための軽量、高出力
密度の耐障害性燃料電池システムの方法および装置 アラカイテク
ノロジーズ コーポレーション モリソン、ブライアン、ディー
【要約】
実物大のクリーン燃料電動航空機のための軽量、高出力密度の耐障害
性燃料電池システムの方法および装置であって、複数の水素燃料電池
から電子を収集して、複数のモータおよびプロペラアセンブリのそれ
ぞれの電圧およびトルクまたは電流の量および分配を、選択および制
御するように構成されるオートパイロット制御ユニットによって命令
されるモータコントローラに電圧および電流を供給するように構成さ
れる電気回路を使用して、ターボチャージャ、スーパーチャージャ、
ブロワ、または酸素の局所供給によって圧縮された空気からのガス状
酸素および熱交換器によって変換された液体水素からのガス状水素を
処理するために連動して動作する複数の燃料電池を含む燃料電池モジ
ュールを有し、電気回路から戻る電子は圧縮された空気中の酸素と結
合して酸素イオンを形成し、次いで、プロトンが酸素イオンと結合し
て、H2O分子および熱を形成する。
代表図
【特許請求範囲】ここでは請求項1のみ掲載。
クリーン燃料航空機のための軽量、高出力密度の耐障害性燃料電池モ
ジュールであって、 1つまたは複数の熱交換器およびターボチャー
ジャまたはスーパーチャージャ、ブロワ、コンプレッサ、または空気
または、酸素の局所供給またはそれらの組み合わせを有する1つまた
は、複数の酸素供給機構と流体連通する複数の水素燃料電池であって、
前記複数の水素燃料電池の各水素燃料電池が、各水素燃料電池に配置
され、各水素燃料電池内のガス状水素(GH2)を、前記各水素燃料
電池に接続されたアノードバッキング層を通して迂回させるように構成
され、プロトン交換膜(PEM)のアノード側にさらに接続されるア
ノード側触媒層に接続されるアノードガス拡散層(AGDL)を有す
る第1のチャネルアレイを有する、水素フローフィールドプレートで
あって、前記アノード側触媒層が、前記GH2に接触し、前記GH2
をプロトンおよび電子に分割するように構成される、水素フローフィー
ルドプレートと、各水素燃料電池に配置され、前記各水素燃料電池に
接続されたカソードバッキング層を通して各水素燃料電池内の圧縮さ
れた空気を迂回させるように構成され、前記PEMのカソード側にさ
らに接続されるカソード側触媒層に接続されるカソードガス拡散層
(CGDL)を有する第2のチャネルアレイを有する、酸素フローフ
ィールドプレートであって、前記PEMが、ポリマを含み、プロトン
が前記アノード側から前記カソード側に浸透することを可能にするが、
前記電子を制限する
ように構成される、酸素フローフィールドプレートと、前記アノード
側の触媒層から電子を収集し、航空機コンポーネントに電圧および電
流を供給するように構成される電気回路であって、前記電気回路から
戻る電子が、圧縮された空気中の酸素と結合して酸素イオンを形成し
、次いで、前記プロトンが酸素イオンと結合して、H2O分子を形成
する、電気回路と、各水素燃料電池から、前記H2O分子および前記
圧縮された空気を除去するために、前記第2のチャネルアレイを使用
するように構成される前記酸素フローフィールドプレートの流出端と、
各水素燃料電池から排気ガスを除去するために、前記第1のチャネル
アレイを使用するように構成される前記水素フローフィールドプレー
トの流出端であって、それによって、フローベクトルを有する前記複
数の水素燃料電池のそれぞれの内部にサブコンポーネントを配置し、
前記複数の水素燃料電池を、部品点数を削減したモジュール式に組み
合わせることができる耐障害性ユニットを形成し、燃料電池モジュー
ルによって生成される電力と燃料電池モジュールの重量との比率を、
航空パワートレインに適合したキログラムあたり少なくとも1キロワッ
トにする、前記燃料電池モジュール内で整列された1つまたは複数の
燃料電池スタックに組み立てることを可能にする、水素フローフィー
ルドプレートの流出端とを有する、複数の水素燃料電池を備える、燃
料電池モジュール。
図1A マルチモード熱エネルギ伝達および関連するコンポーネント
のための統合システムを制御する論理を含む、本発明を実施するため
の例示的なシステムブロック図
2.特許527855号 燃料電池システム、その使用及びその動作の方法
ブルー ワールド テクノロジーズ ホールディング アンパーツセルス
ケープ マッヅ バング アナス リスム コースガード
【要約】下図2aのごとく、 燃料電池システム、例えばHTPEM燃
料電池において、燃焼器(7)からの排出ガスを、特に通常動作中に
改質器(6)を加熱するために改質器(6)に、又は始動状況におい
て、改質器(6)を加熱し始める前に燃料電池スタック(16)を
加熱するために改質器を迂回するように選択的に案内することによる
弁システム(8)が採用される。任意に、コンパクトな燃焼器/改質
器ユニット(1)が提供される。
【符号の説明】
1 燃料電池システム 2 燃焼器7のためのメタノール入口 2a メ
タノール入口2からチャンバ7aへのメタノールの流れ 3 燃料電池
16のアノードからのオフガスのための燃焼器入口 3a アノードオ
フガス 4 オフガス又は燃料を燃焼器7内に噴射するための噴射マニ
ホールド 5 メタノール噴射ノズル 6 改質器 6a メタノールを水
素に改質する、メタノールから水素へのための改質器6内の触媒 6b
改質器壁 6c 改質器の内側円筒壁 6d 改質器6の外側円筒壁 7
燃焼器 7a 燃焼器チャンバ 7b 燃焼器壁 7c 燃焼器端部壁 8
迂回弁 39a 迂回弁8の閉鎖部材 9 煙道ガス出口導管 10 燃焼
器/改質器ユニット 10a 燃焼器壁7bと内側改質器壁6cとの間
の熱交換チャンバ 10b 燃焼器壁7bと内側改質器壁6cとの間の
空間 10c ハウジング43と外側改質器壁6dとの間のさらなる空
間 11 迂回弁8のためのアクチュエータ 12 燃焼器チャンバ7a
から交換チャンバ10a内への煙道ガス導管 12’煙道ガス導管12
内の開口部 12A さらなるガス導管 迂回13 煙道ガスチャンバ
13a 煙道ガス 14 煙道ガス13aと冷却回路22との間の熱交
換のための熱交換器 15 冷却ループ2内の液体のための循環ポンプ
16 燃料電池 17 空気圧縮機 18 例えば、バッテリの加熱のた
めの補助熱交換器 139a 例えば、車室又は他の機器の加熱のため
の補助熱交換器 19 改質器のための水投入供給部 20 改質器のた
めのメタノール投入弁 21 始動燃焼器20のためのメタノール投入
弁 22 燃料電池のための一次冷却回路 23 メタノールタンク
24a 合成ガス生成のためのメタノール/水混合物のための改質器
入口 24b 合成ガスのための改質器出口 25 冷却ループラジエ
ータ 26 バッテリ冷却器 27 凝縮器 28 改質器のためのメタノ
ール/水混合物を蒸発させるための蒸発器 29 カソードのための空
気を予熱するための熱交換器 30 燃焼器7のための空気を予熱する
ための熱交換器 31 燃焼器7のための空気入口 32 空気入口31
から燃焼器チャンバ7aへの空気流
3.特許7165206号 膜-電極アセンブリを製造する方法及びそのため
の機械 ブルー ワールド テクノロジーズ ホールディング アンパー
ツセルス バン・マット、ポーク・ヤコブ
【要約】
図5野如く、膜-電極アセンブリを製造する方法及びそのための機械。
膜-電極アセンブリ(MEA)を製造する方法では、液体電解質でド
ープされた膜材料の準エンドレスストリップが電極でラミネートされ、
ストリップの縁部領域および電極間の間隔が押圧されて、余分な電解
質が排出される。
図5.(a)膜のみが存在し電極が存在しない領域を圧縮するための
第2のカレンダー処理ステーションにおけるローラの設計、および(
b)ラミネートステーション後のMEAロールの一部の図。
図1.MEAのロールはナイフ13によって切断され、単一のMEA
14を有するシートが形成され、これらはコンベアベルト15上で組
立テーブル16に移動される。組立テーブル16は、高さが調整可能
である。燃料電池スタック用のエンドプレートは、マガジン17から、
ガスケット付きバイポーラプレートはマガジン18から供給される。
さらに、ボルト19が対応するコンベアによって届けられる。
✔今夜は、 ZeroAvia社は、同社の高温陽子交換膜 (HTPEM) システム
のテストで記録破りの性能を達成ことの最新情報から、急遽、水素燃
料電池発電の情報収集に終始した。実はというと1995年~2000年の間
に、メタノールの小型高分子 燃料電池の調査研究をを行っている(正確
期間は思い出せないが、リコー当たりが先行していたと思うが、①一酸化
炭素による触媒毒、②メタノールの保管・管理(火災禍)に難点があり、③
白金を触媒としていたので「持続可能な製造能力」という側面から問題が
残っている。とはいえあれから20数年後ここまで開発研究が進んできたこと
を再確認する。
この項つづく
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【ウイルス解体新書 164】
序 章 ウイルスとは何か
第1章 ウイルス現象学
第2章 COVID-19パンデミックとは何だったのか
第1節 国の動向と対策の特徴
第2節 生物多様性と新興感染症リスク 五箇公一※
この3年間のコロナ禍から私たちが学ぶべきこと
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今回の五箇先生のコラムは、生物多様性と新興感染症の関係について。
人間の活動による環境破壊とパンデミックには密接に関わりがあり、
新型コロナウイルスの感染拡大は、「起こるべくして起こった」と五
箇氏。感染症リスクを防ぐために何か必要なのか?
※出典:環境ビジネス 2023年春季号
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1.人間社会を脅かす新興感染症問題
2020年1月から始まった新型コロナ・パンデミックは4年目に入った。
この3年間で私たち人間は、改めて感染症の恐ろしさを思い知ること
となった。今回の新型コロナウイルスのように新たな病原体が人間社
会を突如襲うという問題は今に始まったことではない。
1970年代以降、「新興感染症」といわれる、これまでに人間社会で
確認されてこなかった感染症の流行が増加しており、その病原体の大
部分が野生動物由来、すなわち人獣共通感染症ウイルスとされる。そ
して、人獣共通感染症が急速に増加している背景には、人間活動によ
る生態系の急速な改変、およびそれがもたらす人と野生勣物の距離の
接近があると議論されている。
図1.新型コロナウイルスおよび中国・東南アジアにおける
野生動物由来のコロナウイルスのRBDタンパク質配列系統樹
※Temmam et al, 2022, Nature,https://doi.or9/10.1038/s41586-022-04532-4
より抜粋゜改変)
例えば、AIDSの病原体となるヒト免疫不全ウイルス(HIV)は、D
NA分析の結果から、もともとアフリカの霊長類に感染していたサル
免疫不全症候群ウイルス群(SIvs)が宿主転換を繰り返す中で突然変異
を起こして、サル類からチンパンジー・ゴリラなどの類人猿への感染
を経て、人間に感染するウイルスに進化したと報告されている。アフ
リカの原住民がこれら霊長類を狩猟の対象として接触・摂食したこと
が感染および流行の契機になったと考えられている。
1970年代以降に西アフリカで流行を繰り返しているエボラ出血熱は
コウモリが自然宿主と考えられている。野生コウモリを捕食するとい
う習慣を通じて、あるいはコウモリから家畜動物を介して、ヒト型に
変異したウイルスの流行が始まったとされる。
2.新型コロナウイルスの起源推定
新型コロナウイルスSARS-COV-2も野生動物由来であると推定されてお
り、これまでに中国、カンボジア、タイなどアジア地域に生息するさ
まざまなキクガシラコウモリ属のコウモリ種からSARS-COV-2関連のウ
イルスが報告されている。中でも中国・雲南省で捕獲されたキクガシ
ラコウモリ類が保有するRaTG13というウイルス系統が、全ゲノムレベ
ルで新型コロナウイルスに最も近縁とされる。
Temmamら(2022)は、さらに細かく新型コロナウイルスの直接の起
源を探るべく、ヒト細胞に感染する上で重要な役割を果たすスパイク・
タンパク配列の相同性に注目した。東南アジアにおいてキクガシラコ
ウモリ類およびセンザンコウに感染するコロナウイルスを調査した結
果、RaTG13と比較してスパイク・タンパクの受容体結合ドメイン(R
BD)配列がより新型コロナに類似したウイルス系統を複数検出して
いる(図1)。
以上の結果から、新型コロナウイルスの直接の宿主は、2023年2月現
在まだ特定されていないが、新型コロナウイルスの前駆体となるウイ
ルス群がアジア地域のコウモリやセンザンコウなどの野生動物集団の
中で、循環と進化を繰り返していたと考えられる。
近年、中国および東南アジアにおいては経済発展が著しく、道路開
発や鉱床掘削、農地拡大を目的とした森林伐採が急速に進んでいる。
野生動物とコロナウイルスの共生圈に人間が侵食したことで、たまた
まヒト型に進化した新型コロナウイルスが人間へのスピルオーバー(
自然界からのウイルスの漏出)のチャンスを得てしまったと推察され
る。
野生生物の世界には菌類や細菌類、ウイルスなどさまざまな病原体
微生物が存在する。人間側の都合から考えれば、病原体は厄介な存在
にしか映らないが、彼らもまた生物多様性の一員として、太古の時代
より、野生生物集団の中で進化を繰り返しており、重要な生態系機能
を担ってきたと考えられる。
すなわち、病原体は、自然界において、特定の生物種の集団サイズ
が超過し、生態系のバランスを崩すような事態が生じた時に、そうし
た生物集団に対して寄生もしくは感染することで、集団サイズを調整
するという内なる天敵としての機能を示すと考えられる。また、病原
体と宿主間における病原性と免疫力の軍拡競争型共進化などの相互作
用は、病原体および宿主生物双方の多楡既に関わる重要な進化駆動力
であったとされる。
ウイルスをはじめとする病原体も含めて地域ごとに生態系が構成さ
れており、多様性と持続性が保たれている。今、人間社会を襲う新興
感染症問題をもたらしているのは病原体ではなく、病原体の揺龍とも
言うべき自然生態系をかく乱している人間活動にあると考えなくては
ならない。自然環境が破壊され、病原体と野生動物の共生圈が撹乱さ
れる中で、ウイルスの宿主転換が繰り返されて、一部がヒト型へと進
化を果たし、人間社会に重大な健康被害を及ぼす結果となっている。
今後、新興感染症リスク拡大させないためには、ウイルスを含む生
物多様性の保全をはかることが、人類共通の喫緊の課題となる。我々
の生息エリアとウイルスの生息エリアの双方を保全し、不可侵の共生
関係を築くことが、これからの安心・安全な人間社会の持続的な発展
には欠かせないであろう。
新型コロナウイルス感染症から得る経済学・社会学的示唆
新型コロナウイルスが、感染症史上最速と言っていいほど急速に全
世界に拡大した背景には、ウイルス自体の感染力の強さに加えて、過
度に進行したグローバル経済があると考えられる。
全世界に張り巡らされた高速の人流ネットワークとオーバー・ツーリ
ズムに便乗して、このウイルス感染はアマゾンの奥地や南北の極地に
まで瞬時に広がった。
効率性が優先されるグローバル経済においては、農業・工業問わず
多くの製品生産が製造コストを低く抑えられる地域に集中しており、
医療用品の大部分も多くの国がグローバル・サプライチェーンに依存
していた。そのため新型コロナによって流通が停滞するとともに需要
が沸騰し、全世界がマスクや人工呼吸器不足に陥り、感染者数の急増
に対して治療が追いつかず、医療体制が脆くも崩壊する事態につなが
ったと考えられる。
らにこの経済および医療の危機は、多くの国々をナショナリズム(
自国優先主義)に走らせ、天然資源やワクチンの買い占め、利益の独
占など、国および個人の経済の優先が加速することで、国および国民
の間の格差・不平等を一層拡大させる結果を招いた。貧困により医療
を受けられない人、あるいは感染リスクの高い仕事に従事せざるを得
ない人など、社会的弱者に対して新型コロナウイルスは容赦なく襲い
かかり、感染拡大に拍車をかけたとされる。
図3 生態系ピラミッドの崩壊と新興感染症ウイルス
自然生態系では、各生物種が利用・消費できる資源量に応じて、その
バイオマス(生物量)が制限されており、ピラミッド構造が形成されるこ
とで安定した循環システムが維持される(上)。
しかし、人間は化石燃料を利用してエネルギー補填および生活物資の
生産を行い、巨大なバイオマスとして生態系の頂点に君臨することで
生態系のバランスを崩し、様々な地球環境問題を引き起こしている。
その結果、密度超過となっている人間集団に対して天敵として新興感
染症ウイルスが進化してくることとなる(下)
via Goka K,2023,Global Joumal of lnfectiousDiseases and Clinical Research,
in press
新興感染症と地球環境問題
地球レベルの生態系システムという巨視的視点に立てば、この新型
コロナウイルスのパンデミックも、起こるべくして起こった自然現象
と捉えることができる。本来の自然生態系では、外界から供給される
エネルギーは太陽光エネルギーのみで、植物の光合成から始まり、動
物相の食う一食われる関係(食物網)で栄養流動と生命活動エネルギ
ー生産が行われる。全ての動植物は死ねば屍と化して、徹生物相によ
って無機物へと分解され、再び植物の光合成の原料となる、という完
全循環型のシステムが維持されてきた(図3の上段)。
そこに人間が登場したことで、生態系のバランスと持続性は崩れた。
人間は、今や80億にものぼる巨大な人口で生態系の頂点に立ち、自然
生態系からあらゆる資源を搾取しながら、石油などの化石燃料に依存
したエネルギー生産および物質生産を繰り返し、大量の廃棄物と温室
効果ガスを自然界に放出し続けている(図3の下段)。
生態系に大きな負荷を与えるほどまでに過剰に肥大化した動物集団
に対しては、生態系のレジリエンス(回復に向かわせる)機能が働き、
天敵が進化してくる。環境負荷をもたらしている我々人間にとっての
現代の天敵がまさに新興感染症ウイルス群と捉えることができる(図
3の下段)。
実際に、新型コロナ感染症の拡大に伴って、一時的・地域的ではあ
るが、世界各地の水・大気環境は劇的に改善されたとされ、少なくと
もこの新興感染症ウイルスは地球環境にとっては救世主であったと言
える。
最近は、新型コロナウイルス流行も次第に収束に近づいているもの
と「希望的観測」が世界に広まっているが、人間が旧態依然な自然資
源搾取型のグローバリズムを繰り返す限り、新たな感染症は、またや
ってくる。
感染症リスクを含め、自然災害リスクに対しても頑強で、安心・安
全な人間社会を持続的に発展させるためにも、自然と調和した生活ス
タイルおよび経済システムヘのパラダイムシフトと、公平で平和な国
際社会の構築を目指す必要があることを、我々はこの3年間のコロナ
禍から学ばなければならない。
✔ 「惑星生態制御工学」という新領域のフロンティア。
第7節 新型コロナウイルス
第9節 感染予防・検査・治療
第3章 パンデミック戦略「後手の先」
終 章 備えあれば憂いなし
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風蕭々と碧い時代
Jhon Lennone Imagine
動く!アンドレ・カンドレ(井上陽水)「カンドレ・マンドレ」
1969年9月1日にデビューした曲
実家が南堀江だったので心斎橋の『十字屋楽曲店』に立ち寄っていた
のだが、妙ちきりんな曲に聴き入り、それまでの日本の歌謡曲(演歌
/艶歌)の韻律を破壊するかのように玉蜀黍がポップコーンが弾け踊
るような爽快感が心地よく身体に浸潤する記憶が残っている。
一緒に行こうよ
私と二人で愛の国
きっと行けるさ
二人で行けるさ夢の国
ららら...ららら...
淋しいことなんか
そこにはひとつもあるものか
あなたが愛して
私も愛するそれだけさ
ららら...ららら...
よくお聞きよ二人の言葉
カンドレ・マンドレ
サンタリ・ワンタリ
アラホレ・ミロホレ
1234ABCDEFG
私のこの手を
しっかり握って離さずに
目を閉じ言うのさ
二人の言葉あの言葉
ららら...ららら...
1967年から68年にかけて爆発的にヒットしていた"変な歌”、ザ・フォ
ーク・クルセダーズの「帰ってきたヨッバライ」を聴いて、井上陽水
は自分にもできると思ったので、「カンドレ・マンドレ」という曲を
作ったと述べ、上質なボッブ・ミュージックだったデビュー曲も、残
念ながら発表当時はまったく世の中に受け入れられなかったが、4年
後の1973年に、井上降水に改名し、シングル「夢の中へ」がヒット。
「カンドレ・マンドレ」と「夢の中へ」のタイトルに共通しているの
は、「か」という音韻で、「カンドレ・マンドレ」の歌詞では、「か」
の音韻がワンコーラスに3回出ているが、「夢の中へ」の歌詞には「
か」の音韻が、ワンコーラスになんと11回も出ていて、この歯切れが
よい「か」が積み重なっていくことで、日本語によるピート感とノリ
が自然に生まれ、さらに歌唱法として、ビートルズの音楽に通じる”
軽やかさと華やかざを獲得したと評論されている。(via TAP the POP)
●今夜の寸評:(いまを一声に託す)
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