極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

飛べないスーパ-マン②

2022年11月14日 | 環境リスク本位制


彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救っ
たと伝えられる"招き猫"と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え。
(戦国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編
のこと)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ。愛称「ひ
こにゃん」 




【男子厨房に立ちて環境リスクを考える:電子レンジで1人鍋】

一寸遅れてしまった感があるのだが電子レンジでひとり鍋することで、
環境リスクの最小化することに決める。試食期間は1ヶ月でレシピは
からレンジ一人鍋レシピ128品から選択、鍋は「多
様丼」(072リットル)、「麺鉢」(1.2リットル)を通販で取り寄せる。
本当は木製にしたかったのだが、麺鉢は山中塗りで材質は・ウレタン
塗装、素地の種類・PET ABS、耐熱上限は140℃、多用丼はポリプレン、
耐熱は140℃。(左:麺鉢、右:多用丼)。上蓋はキッチンペーパを中
心に考える。


これだと、ガスボンベは芙蓉となる。木製にかえることで、カーボン
ゼロで断熱性が優れるので「具材+スープ投入➲加熱➲摂食➲
具材+スープ追加投入」が火傷の心配なしで円滑に行え、アヒージョ
や天ぷら(上限180℃)なども使用できるはず。それと、「鍋の素」
の商品化が進んでいるのこれを試食・評価する(たぶん、メーター別
にレシピーをあわせ試食)。


 

 
【完全クローズド太陽光システム事業整備ノート ⑥】
【再エネ革命渦論 06⑥: アフターコロナ時代 26⑤】
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コンパクトでスマートでタフな①光電変換素子と②蓄電池及び③水電
解に④水素系燃料電池、あるいは⑤光触媒由来有機化合物合成と完璧
なシステムが実現し社会に配置されようとしている。誰がこれを具体
的に想定しただろうか。その旗手に常に日本や世界の若者達の活躍が
あった。
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技術的特異点でエンドレス・サーフィング
   再生可能エネルギー革命
RE100 2030 65


  
ソニーのセンシング技術で未来の農業を創造する

米国で大規模蓄電プラント稼動
中国電気自動車(EV)大手・比亜迪(BYD)傘下の「比亜迪儲能(BYD
Energy Storage)」による蓄電池システム「BYD Cube T28」を採用し
た大規模蓄電プラントがこのほど、
米国で大規模蓄電プラントが稼動。
同蓄電プラントの稼働により、4万7000世帯余りが使用する電力を蓄電・
送電することが可能になる。天然ガスによる火力発電と比較すると、
年間で二酸化炭素27万5000トンと炭素酸化物47トンの排出削減となる。
自動車5万3000台分の温室効果ガス排出削減に相当する。BYD Energy
Storageによると、BYD Cube T28は電圧1500ボルト(V)に対応し、蓄
電容量は約1.7ギガワット時(GWh)となっている。蓄電設備に関する
米国の安全規格「UL9540A」に
適合する中国初の液冷式蓄電システム。
2022年10月現在、米国で同社の蓄電システムにより供給された電力は
累計約3.6GWhとなっている。



【関連情報】
・ en・Wikipedia;List of energy storage power plants


 2nm世代の国産化へ、国内8社出資の製造会社Rapidus始動
11月11日、経済産業省は2nmプロセス以下の次世代半導体の製造基盤確
立に向けた研究開発プロジェクトの採択先を、ソニーグループやキオクシア
など国内8社の出資で設立した半導体製造企業Rapidus(ラピダス)に決定し
た。開発テーマは「日米連携に基づく2nm世代半導体の集積化技術と短TA
T製造技術の研究開発」で、IBMなどと連携して2nm世代のロジック半導体
の技術開発を行い、国内短TATパイロットラインの構築と、テストチップによ
る実証を実施していく。2022年度は、2nm世代の要素技術獲得、EUV露光
機の導入着手、短TAT生産システムに必要な装置、搬送システム、生産管
理システムの仕様の策定を行い、パイロットラインの初期設計を実施する方
針。なお、研究期間終了後は、成果をもとに先端ロジックファウンドリーとし
て事業化を目指す。



赤外光を照射した半金属における巨大屈折率分散の発見
金属で室温スローライトの生成に道筋
固体材料は自由に動き回る電子の有無によって金属と絶縁体に大別す
ことができ、それぞれ全く違った光応答を示すが、金属と絶縁体の
中間のような性質を持つ半金属の場合には、金属的な応答と絶縁体的
な応答の両方が起こって互いに影響を及ぼすため、強い光を当てたと
きに何が起こるかはよく理解されていない。


図1.(a) Cd3As2 の Γ 点付近のバンド構造 。(b)周期的な光場に
よる Floquet 状態形成の模式図。 (c) ポンププローブ実験のセット
アップ。 (d) サンプルの光伝導率。 モデル フィッティング (点線)
は、パネルの外側の低周波データを考慮に入れている。

 【要点】
1.金属と絶縁体の中間の性質を持つ半金属に、ある周波数の赤外光
 を照射すると、その周波数の前後で強い光の吸収と増幅が生じるよ
 うになり、屈折率が周波数に対して急峻に変化する巨大屈折率分散
 が起こることを発見した。
2.この巨大屈折率分散は誘導レイリー散乱と呼ばれる非線形光学効
 果の一種であり、電子の集団によるプラズマ振動がこの効果を著し
 く増大させていることを、精密な分光実験と理論計算によって明ら
 かにした。
3.発見は、金属的な物質を使った室温での無散逸スローライト(遅
 い光)生成など新技術への応用が期待される。
【関連情報】
1.誘導レイリー散乱(Rayleigh scattering):光の波長よりも小さい
 サイズの粒子による光の散乱である。透明な液体や固体中でも起き
 るが、典型的な現象は気体中の散乱であり、日中の空が青く見える
 のは、レイリー散乱の周波数特性によるものである。レイリー散乱
 という名は、この現象の説明を試みたレイリー卿にちなんで名付け
 られた。via jp.Wikipedia



これは垂直農法の未来の1つでしかすぎない。
       わたし(たち)はそう考えています。




希薄な二酸化炭素を高い選択率で分離回収する膜
2050年カーボンニュートラルの実現に向け、大気中に排出されるCO2
を分離回収し、炭素資源として各種の炭素化合物の合成原料として再
利用するカーボンリサイクル技術が注目されている。数々の排出源の
中で、高炉や石炭火力発電所など、高濃度CO2を含む排ガスからのCO2
の分離回収技術の開発が進んでいる。カーボンニュートラルの実現に
は、より低濃度なCO2排出源からの分離回収も求められており、大気中
からCO2を分離回収するDAC技術は、近年、欧米を中心に化学吸収法や
化学吸着法を用いた技術の実証が進められている。これらの技術では、
分離材料に吸収もしくは吸着させたCO2の回収に多量の熱を消費する
ことが欠点のひとつ。そこで、産総研とダイセルでは、原理的に熱エ
ネルギーを必要としないCO2分離技術、膜分離法に着目する。
【要点】
1.役割の異なる2種のイオン液体を混合し高性能なCO2分離膜を開発
2.大気中と同じ濃度(約0.04%)のCO2を、従来高分子膜の約500倍高
 い選択率で濃縮
3.高選択率の直接空気回収技術で大気中CO2の資源利用の実現に貢献


【概説】
この論文は、直接空気捕捉における高性能分離膜としての使用に適し
た一連の液体材料を報告しています。2つのイオン液体 (IL)、すな
わち N-(2-アミノエチル)エタノールアミン系 IL ([AEEA][X]) と 1-
エチル-3-メチルイミダゾリウム アセテート ([emim][AcO]) を混合
すると、得られる混合物組成の特定の範囲で、単一の IL と比較して、
より高い CO2吸収速度、より大きなCO2溶解度、およびより低い CO2
収の絶対エンタルピーを示し。13CO2 への暴露後の IL 混合物の NMR
分光法により、[AEEA][X] が CO2 と反応して酢酸アニオンとの水素結
合によって安定化された CO2-[AEEA]+ 錯体を形成する化学吸着種の解
明が可能となった。次に、[AEEA][X]/[emim][AcO] 混合物で構成され
る支持された IL膜を作製し、適切な混合比の膜は、313.2 Kで 25,983
Barrerの CO2 透過性と 10,059 CO2/N2 選択性を示した。水蒸気なし
で 4 Paの適 CO2分圧。これらの値は、既知の促進輸送膜について報告
されている値よりも高くなっている。(上図1)



図2.作製したイオン液体膜の特性評価方法。なお、Heの供給は真空
  ポンプなどによる減圧で代用できる。

一般的に、化学反応を伴う膜材料を用いたCO2分離回収におい、膜中を
CO2 が速く移動するだけでなく(a)化学反応によるCO2の吸収。(b)
逆反応によるCO2の脱離の2ステップも速やかに進行する必要がある。
CO2 との反応性が高い材料を分離膜に用いると、CO2 吸収量は増加する
ものの、強固な化学結合のためにCO2を吸収するときに発生する熱(以
下、「CO2 吸収熱」)が大きくなりCOの脱離が速やかに進行しない関
係にある。そこで、本研究で開発したIL1とIL2からなる混合イオン液
体について、CO2 吸収量とCO2 吸収熱を分析したところ、IL1およびIL2
に比べてCO2吸収量は3倍以上となりながら、CO2 吸収熱は0.9倍以下の
低い値となった。さらにCO2吸収後の混合イオン液体には単独イオン液
体で観察されなかった化合物が生成していることが確認され、CO2吸収
量の高いイオン液体(IL1)との化学反応により生成した化合物がイオ
ン液体(IL2)により溶媒和されるといった、単独イオン液体で起こら
ないCO2吸収機構が発現していることが見いだされた。このように、役
割の異なる2種類のイオン液体を混合することで高CO2吸収量と低CO2
収熱が両立できることが明らかになった。


図3.合イオン液体膜のCO2透過係数およびCO2/N2選択率(膜分離性能
  は、温度 40 ℃、分離対象ガス中のCO2分圧 0.04 kPa、無加湿
  条件で評価)。IL1’はIL1の陰イオンを最適化したイオン液体を
  示す。(実線は従来高分子膜の性能上限のライン)

【関連情報】
1.掲載誌:ACS Omega 論文タイトル:Ionic liquid Mixtures for Direct Air
  Capture: High CO2 Permeation Driven by Superior CO2 Absorption with
  Lower Absolute Enthalpy、著者:河野 雄樹、金久保 光央、岩谷 真
 男、大
和 洋、牧野 貴至
✔ 実験の具体的なイメージが浮かば追試及び拡大実験からテストプ
 ラント構成及びシステム生魚フロー図などはこれからとなる。




第8世代向けメタルマスク生産ライン新設
11月10日、大日本印刷(DNP)は,福岡県北九州市の黒崎工場内に,
第8世代基板に対応した有機EL(OLED)ディスプレー製造用大型メタ
ルマスクを生産するラインを新設する。新ラインでは、今後需要の拡
大が見込まれる、タブレット端末およびノートパソコン向けのOLEDデ
ィスプレイの生産効率を大幅に高める、第8世代のガラス基板に対応
した大型メタルマスクを生産します。また、メタルマスクの主要生産
拠点である三原工場(広島県)をバックアップすることで、BCP(Bu-
siness Continuity Plan:
事業継続計画)への対応強化を図ります。DNPは、
黒崎工場のライン新設により、メタルマスク生産能力を従来の2倍以
上にしていく計画です。スマートフォン向けのメタルマスク生産で、
世界トップシェアを持つ強みをタブレット端末やノートパソコン向け
にも展開し、さらなる事業拡大を目指す。

高色純度の青色ペロブスカイトQDを合成
11月10日、東京大学と山形大学らの研究グループは、立方体の純青色
ペロブスカイトQDを高精度かつ無欠陥で合成し、蛍光発光波長463nm、
半値幅15nm、蛍光量子効率97%という、BT.2020色度に肉薄する発光を
実現。

【要点】
1.量子ドット(QD)を用いたQD-発光素子(QD-LED)は有機ELディスプレイ
 に次ぐ次世代技術である。その基幹材料となる純青色QDの精密合成LE
 D発光、動的挙動の原子レベルでの決定に成功した。
2.反応温度制御によるトップダウン型ではなく、ボトムアップ型の「自己組
 織化による精密合成」を開発し、さらにディスプレイ発色の国際規格であ
 るBT.2020色度が理想とする純粋な青色(467 nm)に肉薄する発光(463
  nm)を実現した。
3.単分子原子分解能時間分解電子顕微鏡(SMART-EM)によりQDの動
    的構造を世界で初めて原子レベルで解明した。従来の限界を超えたイメ
    ージング手法は今後のQD材料開発のキーテクノロジーになるだろう。


図1.QDのサイズと発光波長との関係、本研究で合成したペロブスカ
イトQD溶液に紫外線照射した時の蛍光写真、および構造模式図。鉛と
臭素のみを示しCsは省いてある(上)。QDのサイズと発光波長との関
係、研究で合成したペロブスカイトQD溶液に紫外線照射した時の蛍光
写真、および構造模式図。鉛と臭素のみを示しCsは省いてある。(下)


【概説】
ペロブスカイトQDはカドミウム(Cd系)材料より色純度が高く,超高
精細テレビ(UHDTV)向けに注目されているが,青色ペロブスカイトQD
材料は合成が難しく安定性も悪いため,赤と緑のペロブスカイトQD-
LEDに対して良い成果が出ていなかった。ペロブスカイトQDはカドミウ
ム(Cd系)材料より色純度が高く,超高精細テレビ(UHDTV)向けに注
目されているが,青色ペロブスカイトQD材料は合成が難しく安定性も
悪いため,赤と緑のペロブスカイトQD-LEDに対して良い成果が出てい
なかった。

図2.リンゴ酸アニオン(MLA-)をテンプレートにしたQD4合成とQDの
構造の模式図。煩雑さを避けるためにオレイルアンモニウム(OAMH+
の長鎖はメチル基で代用。MLAは点線の丸で囲まれた箇所に配位。


図3.図7:一辺約2.5 nmの立方体 QDの顕微鏡像。原子レベルの精度
でイメージングが可能であり、1つのQDがCs58Pb64Br232MLA8OAMH54の
分子組成からなることを解明した

研究では,原子と分子から組み上げる「自己組織化による精密合成」
の概念に基づくボトムアップ手法によって発光波長463nm,半値幅15nm,
蛍光量子収率97%を達成した。山形大学と共同で,このQDを用いてQD-L
ED素子を作製し電流を注入したところ,BT. 2020の色度座標に極めて
近い純青発光(464nm)を観察した。 具体的には,臭化鉛(PbBr2),
セシウムブロミド(CsBr)またはメチルアンモニウムブロミド(CH3
NH3Br),リンゴ酸(MLA),オレイルアンモニウム(OAMH+)を極性
溶媒であるジメチルホルムアミド中で室温攪拌することで均一溶液を
調製,これを室温の無水トルエンの中に注入するという簡便な操作で
QDをほぼ無色の粉末として得ることができる。この粉末の溶液に紫外
線を照射したり,発光デバイス構造の中に組み込んで電圧を掛けるこ
とで青色発光をさせる。 さらに研究では,単分子原子分解能時間分解
電子顕微鏡(SMART-EM)という独自分析手法を駆使し,ナノ結晶の構
造や表面の配位子の位置を,世界で初めて原子レベルの精度で決定し,
このQDが64個(4x4x4)のPb原子で構成される一辺約2.5nmの立方体で
あることがわかった。そのため,95%の純度で同一サイズを形成する。
via OPTRONICS ONLINE 
✔ 来年のノーベル賞受賞----図画像処理(第4次産業形成の基礎)
及びハイブリッド人工材料合成が有力か

ケイ素を含む新しい有機構造体膜の合成に成功
表面合成による炭素ナノ薄膜の多様化に道


図1. (a) 本研究で開発した表面化学反応。(b) 合成したケイ素を
含むCOF膜の概略図。Br : 臭素原子 (赤球) 、Si : ケイ素原子 (紫
球) 、炭素原子 (黒球) 、水素原子 (白球) 、基板の金原子 (金球)>

11月8日、物質・材料研究機構 (NIMS)らの研究グループは、通常は炭
素だけで構成されるベンゼン環の一部を周期表同族元素のケイ素で置
き換えた2次元の共有結合性有機構造体 (COF) 膜の合成に世界で初め
て成功。
【概要】
1.通常は炭素だけで構成されるベンゼン環の一部を周期表同族元素
 のケイ素で置き換えた2次元の共有結合性有機構造体新しいCOF膜は
 一般的な化学合成手法ではなく、金属表面上での化学反応を利用す
 ることで達成され表面合成を利用した新規材料開発の可能性がある。
2.ナノメートルサイズの空孔を持つCOF膜は、電池材料、触媒、更
 に、小分子の分離など幅の広い応用可能。
3.有機合成した小分子を金属の固体表面上で化学反応させて、炭素
 薄膜やCOF膜を形成する分子合成技術の開拓が注目。本成果は有機
 合成で小分子にケイ素を導入することなく、金 (111) 表面上に蒸着
 したケイ素と小分子を直接反応させる新しい分子合成手法を開発、
 従来技術では作製できなかった「ケイ素を含むCOF膜 (炭素ナノ薄
 膜) 」の合成に成功。
4.多様な炭素ナノ薄膜を次世代ナノエレクトロニクスで活用に所望
 の特性を付与する表面合成技術への展開できる。
【関連論文】
原題: On-surface synthesis of disilabenzene-bridged covalent organic frame-
works

掲載誌: Nature Chemistry 2022.11.07
DOI:10.1038/s41557-022-01071-3




【ウイルス解体新書 153】

序 章 ウイルスとは何か
第1章 ウイルス現象学

第2章 COVID-19パンデミックとは何だったのか
第3章 パンデミック戦略「後手の先」
1-2 予防技術
1-2-3 マスク着用
1.
マスクの着用で学校内での新型コロナ感染が効果的に防がれた
▶2022.11.11 GIGAZINE サイエンス
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが始まって以降
感染防止対策としてマスクの着用が世界的に広るが、パンデミックが
長引く中でマスクの着用義務は次第に撤廃されており、海外では学校
内でもマスクの着用義務が撤廃されている地域も多くある。そんな中
ボストンではマスクの着用義務が解除されてからも学校内でのマスク
着用を義務化している学区が2つり、マスクを着用している場合とそ
うでない場合に「COVID-19の感染拡大がどのくらい違うのか?」を比
較調査することが可能となっていた。これについて比較調査したとこ
ろ、マスクの着用を義務化することで学校内でのCOVID-19感染拡大を
効果的に防ぐことができることが明らかになっている。
【関連技術論文】
原題:Lifting Universal Masking in Schools — Covid-19 Incidence among
     Students and Staff
掲載誌:NEJM
掲載日:November 9, 2022
DOI: 10.1056/NEJMoa2211029
【概要】
1.背景:2022 年 2 月、マサチューセッツ州は公立学校における州全体の普
遍的なマスキング ポリシーを撤回し、マサチューセッツ州の多くの学区はそ
の後数週間でマスキング要件を解除した。 ボストン大都市圏では、2022 年
6 月までマスキング要件を維持していたのは、ボストンと近隣のチェルシー
地区の 2 つの学区のみであった。マスキング要件の段階的な解除により、
2019 年のコロナウイルス病の発生率に対する普遍的なマスキング ポリシー
の影響を調べる機会が得られた ( Covid-19)。

2.方法: ずらした政策の実施に差分差分析を使用して、2021年からマスキ
ング要件を維持した学区での発生率と、マスキング要件を解除したボストン
大都市圏の学区の学生とスタッフのCovid-19の発生率を比較し、2022学年。
学区の特徴も比較。

3.結果:州全体のマスキング ポリシーが取り消される前は、Covid-19 の発
生率の傾向は学区全体で類似していました。州全体のマスキング ポリシー
が撤回されてから 15 週間の間に、マスキング要件の解除は、1000 人の学
生とスタッフあたりの追加の 44.9 ケース (95% 信頼区間、32.6 から 57.1) に
関連しており、これは推定 11,901 ケースと 29.4 ケースに相当。その期間中
のすべての地区の症例の割合。マスキング要件をより長く維持することを選
択した学区は、マスキング要件を早期に解除することを選択した学区よりも、
校舎が古くて状態が悪く、教室あたりの生徒数が多い傾向がありました.さ
らに、これらの地区では、低所得の学生、障害のある学生、英語学習者の
割合が高く、黒人とラテン系の学生とスタッフの割合が高かった.私たちの結
果は、学校でのCovid-19の発生率と対面での授業日の損失を減らすための
重要な戦略として、普遍的なマスキングをサポート。そのため、普遍的なマ
スキングは、教育の不公平を深める可能性を含め、学校における構造的人
種差別の影響を軽減するのに特に役立つ可能性があると考える。

図1.州全体のマスキングポリシーが撤回される前と後のボストン地
域の学区でのCovid-19の発生.


表1
第3章 パンデミック戦略「後手の先」
終 章 備えあれば憂いなし


Jhon Lennon  Imagine

曲名:Mela! 2020年4月  唄:緑黄色社会 
作詞:長屋晴子・小林壱誓 作曲:peppe・穴見真吾
ジャンル:ダンスロック、ソウル・ポップ

今なんじやない?
メラメラとたぎれ
眠っているだけの正義
こんな僕も君のヒーローになりたいのさ

かっこいい君には
僕じゃ頼りないのかなんて
そりゃそうだよな
だって今もこうして迷ってる

手を取ってくれないか
ギブとテイクさ
君が僕のヒーローだったように

今なんじやない?
メラメラとたぎる
こんな僕にも潜む正義が
どうしようもない衝動に駆られて
ほら気付けば手を握っている
いったいぜんたい
そんなに荷物を背負い込んでどこへ行くの
ねえねえ待って僕にちょっと預けてみては?

「Mela!」(メラ)は、緑黄色社会の楽曲である。2020年4月22日に発
売されたオリジナル・アルバム『SINGALONG』に収録された楽曲で 同
月13日に同作から先行配信が開始された。作詞は長屋晴子と小林壱誓、
作曲はpeppeと穴見真吾の共作。ダリヤ「パルティ カラーリングミル
ク」CMソングとなったほか、日本テレビ系『スッキリ』の「ひとつに
なろう! ダンスONEプロジェクト」の課題曲ともなった。2022年7月に
自身初となる2億回を超えるストリーミング再生数を記録した。

● 今夜の寸評:(いまを一声に託す)薄氷を踏む毎日
事実追認とはいえ、膨大な情報から汲み取れるものに真実はどれほど
か。また、それを血肉心に転換できるものはどれほどか。誠にこころ
許ない。ただあるのは飽くなき好奇心のみ。
(飛べないスーパーマン ②)


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