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『ブラッディ・バースディ』 イタリアのクラウン大暴れ

2025-02-13 14:13:06 | ホラー

ブラッディ・バースディ
CLOWNERY(2020年イタリア)
 監督:エロス・ダントナ
 脚本:カルロ・デ・サンティス
    エロス・ダントナ
 出演:カテリーナ・コルチンスカ
    セレナ・P・パルミサーノ
    アレックス・ダンントナ
    ミルコ・ダントナ

 ■ストーリー■
 エマが小さなころ、父親は誕生日に2人のクラウンを呼んで娘を楽しませるが、その後、自分も楽しませろとズボンを脱いで下半身をあらわにしてクラウンに拳銃を向けるのだった、、。もう1人のクラウンが気がついて何をやってるんだと怒鳴ったところ拳銃が暴発!!
 エマは21歳になるが、クラウンの悪夢を見てうなされていた。またクラウンが人を退場させる幻覚まで見て他人を避けるように生活していた。なのでエマは大学では変人として扱われていた。しかし、エマをバカにしていた友人たちが本当にクラウンに襲われ、、。

 ■感想■
 アマゾンプライム配信のイタリアのホラー映画。
 itnDistributionの文字が出てきたときに、「しまった!!」と思ったんですが、、それでハードルが下がったせいか普通に観れました。

 それどころか、今作は色んな映画祭で賞を受賞したりノミネートされました。
 いくつかあげると
 【シカゴ・インディ・ホラー映画祭】2020年
   長編作品賞    受賞
   監督賞      ノミネート
   音響賞      ノミネート
   監督の選択賞   ノミネート
   女優賞      受賞
   撮影賞      ノミネート
 【デプス・オブ・フィールド国際映画祭】2020年
   セットデザイン賞 受賞
   オリジナルスコア 受賞
 【12か月映画祭】2020年
   1月長編作品賞    受賞
 【シネマ・ワールド・フェスト・アワード】2020年
   ホラー/スリラー長編作品賞 受賞
 【クラウン・ウッド国際映画祭】2020年
   ホラー映画賞 受賞
   助演女優賞(セレナ・P・パルミサーノ) 受賞
   監督賞                  ノミネート
       女優賞(カテリーナ・コロチンスカ)    ノミネート  
         俳優賞(アレックス・ダントナ)      ノミネート  
         助演男優賞(ミルコ・ダントナ)      ノミネート

 そんなに賞に選ばれるほど評価されてたんですね、、。 
 
 エロス・ダントナはオカルト映画『デーモンズ・チャイルド』(2022年)も監督していました。出演はミルコ・ダントナ、カテリーナ・コルチンスカと今作と同じ出演者です。
 未見ですが2017年の監督作『サバイバル・デスゲーム』も、カテリーナ・コルチンスカとミルコ・ダントナが出演しています。  
 2024年にはホラー映画”Bloody Trip The Equinox Killer”を監督しています。

 今作に比べると2年後の『デーモンズ・チャイルド』がかなり面白い作品になっていたので、さらにその2年後の作品”Bloody Trip The Equinox Killer”も観てみたいですねー、。

 今作が、超低予算の自主製作系みたいなホラー映画だったのに、『デーモンズ・チャイルド』は低予算でもちゃんとしたオカルト映画になってましたからねーー。

 イタリア映画というコトもあって、なんとかかんとか、ぎりぎり楽しめました、、。オチ的には、どこかで観たことあるようなオチですが、、。
 

 『ブラッディ・バースデイ』というタイトルだったので、てっきりエド・ハント(エドワード・ハント)監督の1980年の『ブラッディ・バースディ 天使の顔をした悪魔の子供たち』(1980年)のリメイクかと思っちゃいましたけど、、同じタイトルだっただけでした、、。
 エド・ハント監督はカナダの監督で
 『スターシップ・インベージョン』(TV題:『未来からの挑戦!第四次宇宙戦争』『スペース・ウォーズ UFO軍団大襲来!』)(1977年)
 『殺人バクテリアM-3』(TV題:『SFパニック 恐怖の病原体』)(1979年)
 『スーパー聖戦士(セイント)』(1986年)
 『ブレイン 鮮血の全国ネット』(1988年)         
 と1970年代後半から1980年代まで、SF映画を監督していました。
 2014年には未公開のホラー映画”Halloween Hell”を監督しています。

 今作『ブラッディ・バースディ』ですが、普段からZ級の作品をけっこう観ていて、何も期待しないで、itn Distributio配給の作品と思って観れば十分楽しめるかも??

 

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