『夏の冒険ミステリー カクレカラクリ』
(2006年日本)
演出 二階 健
脚本 宗村 章太
二階 健
原作 森 博嗣
出演 加藤 成亮
平岡 裕太
栗山 千明
杉本 哲太
鰐淵 晴子
泉谷 しげる
■ストーリー■
大学生の阿部は栗本に誘われ、田舎にある旅館のアルバイトで、風見村という村にやってくる。風見村では、旧家の風見家と花山家という2つの両家が村に眠ると言われている財宝をめぐって争いを続けていた。村に隠されている財宝のありかは、120年前に、カラクリ師、磯貝機九朗によって作られたカラクリ人形にあると言われていた。
阿部と栗源は、花山家の娘の花梨と玲奈、風見家の息子、太一と村の財宝の秘密を解こうとするのだった。
■感想■
森博嗣原作のミステリーを映像化したTVムービー。
コカ・コーラが発売120周年を迎えた記念に書き下ろされた作品です。
2006年9月13日に、21:00~22:48に、TBSで放送されました。
森博嗣原作の映像化作品で、なんで、今作が始めての映像化作品になってしまったんでしょう??
それこそ、ミステリーを知らない人でもタイトルくらいは知っている「すべてがFになる」でも映像化すれば良かったのにねぇ~。
今作は、ミステリーというより、青春物って感じの作品です。「う~ん、なんで、今作が映像化されちゃったんでしょう??」
こんな中学生向けみたいな爽やかな少年少女向けみたいな作品が、ゴールデンタイムの21:00に放送されちゃうなんて、日本のTVはオカシイ!!
首チョンパも無ければ、血しぶきも無い!
第一、殺人事件が起きない!
1980年代までは、女性の上半身の裸もポロリ映っちゃうシーンとか、平然とTVで映していたのに、なんで、エロいシーンを隠そうとするんでしょうね??女性の裸を映して文句を言うような視聴者なんて、無視すれば良いのにッ!!
今作は、コカ・コーラが提供だから、“爽やかな”作品を目指したんでしょうね!
それにしても、“爽やかすぎ!!”
“さわやか=コカ・コーラ”ってコトなんでしょうか??
それにしても、こんなドラマを21:00から放映してしまうことが大問題のような気が…。
19:00~の時間で放映するなら、全然OKですけどね!!今作が放映された2006年より、今はもっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっとひどい番組ばっかりのような気もしちゃいますけどね。
お笑い番組や、バラエティ番組ばかり放映していないで、映画を週に2回くらいゴールデンタイムで放映してくれれば良いのに!! 10点
カクレカラクリ An Automaton in Long Sleep (MF文庫ダ・ヴィンチ) | |
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