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『9 ナイン』オチに驚き・・・たかった。

2011-05-20 22:18:24 | SF

9 ナイン
THE NINES(2007年アメリカ)
 監督      ジョン・オーガスト
 脚本      ジョン・オーガスト
 出演      ライアン・レイノルズ
          ホープ・デイヴィス
          メリッサ・マッカーシー
          エル・ファニング

 ■ストーリー■
 俳優のゲイリーは、ドラッグをやって運転中に事故を起こし、自宅での監禁生活をすることになるのだった。監察官のマーガレットは、ゲイリーの生活のチェックを始めるが、ゲイリーの回りでは、「9」という数字が目立つようになっていくのだった。

 ■感想■
 『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)の脚本家ジョン・オーガスト脚本、監督のサスペンス映画。
 本当は、SF映画です…。

 ラストのオチのためだけに、ランニングタイム99分は長すぎ!!
 タモリがホストを務めるフジTVのアンソロジー「世にも奇妙な物語」の1篇のような作品に、100分弱!!長すぎ!!長すぎ!!
 それも、映画ファンがみんな、驚けるようなオチならまだしも、SF映画としては、普通のオチの作品でした!
 普通のオチです!
 普通のオチです!
 何回も言いますけど、普通のオチですからね!!
 
 『生きていた男』(1958年)
 『殺しのリハーサル』(1982年)
 『迷宮の女』(2003年)
 のオチの方が、よっぽど驚けます!!

 同じSF映画だったら、今では有名すぎてみんな知っているんでしょうが、自分はオチを知らずに観たのでロッド・サーリングが脚本を書いた『猿の惑星』(1968年)の方が、1000000000倍驚けました! 

 まぁ、でも、
「主人公は死んでいた」とか
「実は夢だった」とか
「死ぬ前に観た幻だった・・・」とか
の禁断のオチで無いだけマシですかね??
 主人公自ら、自分は死んでいるのか??とかって聞くシーンがあるから、そういうオチには、したくなかったんでしょうけど。

 それでも、サスペンス映画ファンはSF映画ファンには、あまり驚けないオチのためたでにこんな映画を作るなんて・・・。
 同じオチが、ビックリ系の作品だったら、ジュリアン・ムーア主演、ジョゼフ・ルーベン監督のトンデモ系の『フォーガットン』(2004年)の方が、驚き度も、はるかに上ですし、ドラマとしても面白いです!! 20点

9-ナイン [DVD]
ライアン・レイノルズ
ファインフィルムズ

 

コメント
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