『アドレナリン:MAX』
SHOOT THE DUKE(2009年ドイツ)
監督 スティーヴン・マニュエル
脚本 トーマス・ヤーン
イッカ・スーヴィニエー
原案 トーマスヤーン
出演 スティーヴン・ボールドウィン
ベティーナ・ジマーマン
トーマス・ハインツ
■ストーリー■
ギャングのボス、ベヌーソに不利な証言を出来る会計士デュークは、ベヌーソの部下に頭を撃たれ、刑事マックスに病院に運ばれるのだった。殺しに失敗したことを知ったベヌーソは、以前殺しを指示した部下を、ベヌーソの元へと向かわせるのだった。また、ベヌーソは、部下以外に伝説の殺し屋コンラッド・フォン・クラフトと凶悪な殺し屋の兄弟カザラモフに、デューク殺害を依頼するのだった。
■ストーリー■
『ノッキング・オン・ヘブンズ・ドア』(1997年)、『アドレナリンEX』(2008年)のトーマス・ヤーンが脚本、原案のB級アクション映画。
トーマス・ヤーンが脚本&監督したスリラー映画の日本未公開作“the Lost Samaritan”(2008年)も「アオレナリン○△」とかいうタイトルでリリースされちゃいますかねぇ~。
伝説的な殺し屋という設定の殺し屋コンラッドが出てきますが、ただマシンガンを撃ってるだけ!
伝説的な殺し屋なんていうから、てっきり「ゴルゴ13」みたいなスゴイ殺し屋が出てくるのかと思っちゃいました!
コミックファンだったら、伝説的な殺し屋と言えば「ゴルゴ13」を想像しちゃいますよね~!!
それにしても、良くこんなB級、C級系のドイツ映画のアクション映画を見つけてきましたねぇ。
『ノッキング・オン・ヘブンズ・ドア』のトーマス・ヤーンが関わっているからって、こんな作品見つけて来なくて良いのにッ!!
ランニングタイム80分なので、なんとなく観れる作品になってはいますけど、なんとかかんとか観れる感じです。どうせなら、あと15分くらい短くても良いのに。
未公開作品をソフトカするにしても、今作レベルの作品は、ちょっと低目かも??
ドイツ映画でなく、イタリア映画のエンターテイメント作品を、ソフト化してくれないですかねぇ??
もっともっとソフト化して欲しい作品は、有名な作品で、いくらでもあるのに…。
日本では“笑む窓のある家”という邦題で知られているイタリアの未公開のジャッロ“La casa dalle finestre che ridono”(1976年)や、『美人ダンサー襲撃』(1977年)のアントニオ・ビドが監督したジャッロ“solamente nero”(1978年)、セルジオ・マルチーノ監督の世紀末SF『サイボーグ・ハンター ニューヨーク2019年』(1984年)、同じくセルジオ・マルチーノ監督のイタリアの警察物『イタリアン・コネクション』(1973年)、アルベルト・デ・マルチーノ監督の犯罪物“7 hyden park la casa maledetta”(1985年)とか、ウンベルト・レンツィ監督のイタリア警察物の大傑作『ナポリ犯罪ルート』(1976年)とかとか…。 20点