フィールドワークスさんがDVDの日本語音声作成のため募集していた
『エクスタミネーター』(1980年)(江本の吹替え版)と
『ローズマリー』(1981年)の吹替え音源が確保できたようです!
同じく募集していた『白昼の暴行魔II 17才襲われた誕生日』(1972年)や『人喰いアメーバの恐怖』(1958年)は確保できなかったんでしょうか??確保できなかったとしたら悲しいですね。
とりあえず『エクスタミネーター』『ローズマリー』のDVD化を楽しみに待つことにしましょう。
『THE JOYUREI 女優霊』
DON'T LOOK UP(2009年アメリカ、日本、南アフリカ)
監督 フルーツ・チャン
脚本 ブライアン・コックス
オリジナル脚本 高橋 洋
出演 レシャード・ストリック
ヘンリー・トーマス
カルメン・チャップリン
ケヴィン・コリガン
イーライ・ロス
■ストーリー■
精神が不安定だった監督マーカスは、監督復帰のため、魔女伝説の残るルーマニアのトランシルバニアでホラー映画を撮ることに。そこでは、かつて魔女伝説を映画化しようとして未完に終わっていた。マーカスは、彼女のクレアにしばらくの別れを告げ飛び立つのだが・・・。
■感想■
中田秀夫監督の『女優霊』(1990年)を、ハリウッドでリメイクしたホラー映画。
監督は『メイド・イン・ホンコン』(1997年)、『花火降る夏』(1998年)のフルーツ・チャン。
フルーツ・チャン監督はドラマが中心に日本で公開されていますが、『美しい夜、残酷な朝』(2004年)ではホラー映画を撮っています。
そういえば、『美しい夜、残酷な朝』の1篇“餃子”の香港で公開されたロングバージョンって、結局、未公開になってしまうんでしょうか??残念!!
韓国の作品をソフト化するんだったら、もっともっと香港の映画をソフト化して欲しいですよね~。
フルーツ・チャン製作のサスペンスドラマ“A-1 頭條”とかも未公開のまま!
日本のドラマを放映しないで、韓国のドラマを放映するのは全然かまわないですけど、せめて、世界に誇れるアクション映画ばっかりの香港映画くらいソフト化して欲しいですよね。
今作『THE JOYUREI 女優霊』ですけど、オリジナル版の『女優霊』を観ていないので、比較は出来ないんですけど、ホラー映画としては、けっこう普通に楽しめました!!精神障害のある、見えない物が見えちゃう感受性豊な主人公っていうキャラクター設定も、それなりに面白いですしね。
でも、どこからが現実に起こっているホラー映画的な出来事なのか、主人公マーカスの見ている幻なのか良く分からないのが難点といえば難点ですかね??
映画の中の設定では、わざわざ、ルーマニアまでロケに来ていますけど、それはルーマニアの方が安く映画が製作できるからってコトでは無いんですよね。アクション映画で制作費の関係で、意味も無く舞台がルーマニアの作品がいくつもありますけど、今作は、ドラキュラ伯爵や魔女っていう設定のためにルーマニアを舞台にしているだけで、実際はアメリカのロスで撮影しているんですよね??舞台がほとんど映画撮影のお城の中だけですもんね。
低予算のホラー映画として観れば、及第点です!2度、3度と観るような作品では無いですけど、1度だけ観るなら楽しめるはず!!実質、本編がランニングタイムが80分というのも観やすい長さです!! 40点
THE JOYUREI ~女優霊~ [DVD] | |
リシャッド・ストゥリック,ヘンリー・トーマス,カルメン・チャップリン,ケビン・コリガン,ダニエラ・シー | |
Happinet(SB)(D) |
オリジナル版もリリースされています。
女優霊 [DVD] | |
柳ユーレイ,白鳥靖代,石橋けい,大杉 漣,根岸季衣 | |
バンダイビジュアル |