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『バタフライエフェクト・イン・クライモリ』新参者危機一髪

2011-07-20 23:47:13 | スリラー

バタフライエフェクト・イン・クライモリ
ACOLYTES(2008年オーストラリア)
 監督          ジョン・ヒューイット
 脚本          S・P・クラウゼ
              シェイン・アームストロング
              ジョン・ヒューイット
 出演          セバスチャン・グレゴリー
              ジョエル・エドガートン
              マイケル・ドーマン
              ハンナ・マンガン=ローレンス
              ジョシュア・ペイン

 ■ストーリー■
 マーク、ジェームズ、チェイスの3人組みの高校生は友人同士。しかし、ジェームズとチェイスは恋人でつきあっていて、マークはそれをうらやましそうにしていた。ある日、森の中で、何かを埋めていた男の姿を目撃したマークは、あとで、その場所を掘り返すことにするのだった。そこから出てきたのは死体だった。彼らは、犯人が乗っていたSUVを探し出し、犯人の男を突き止めるのだった。警察に連絡せず、マークとジェームズは、犯人に、小さい頃から恨みを持つ、仮釈放中のゲーリーを殺すように入りするのだった。

 ■感想■
 ホラー映画ファン、エンターテイメント映画ファンに有名な2つのタイトル「クライモリ」と「バタフライエフェクト」を足したタイトルのオーストラリア製のサスペンス映画。
 この何も考えていないようなタイトルのつけ方、けっこう好きかも??
 
 バタフライエフェクトとは、ちょっとした小さなことが、大きなことを引き起こすというカオス理論のことなんで、「同名の映画のタイトルでは無いですよ~」ってことなんでしょうね!!
 確かに今作でも、ちょっとしたこと(でも無い)が、きっかけに主人公たちが大事に巻き込まれていきます!“巻き込まれる”という表現は間違いですね!自分たちで首を突っ込んでいきます!主人公たちは、かなりヒドイ目にあいます!
 でも、でも、
 ラストに向けての展開は、ハッキリ言って、“自業自得!”

 主人公の3人組みの行動って、自ら危険に飛び込もうって感じで、全然感情移入できないです!!「13日の金曜日」系のスラッシャー映画に出てくる被害者の若者たちよりも感情移入出来ない!!
 
 森の中で、死体を埋める男を発見!←普通は掘り起こさないです!!
 
 その後、犯人を探索!←普通は自分たちで犯人を捜さないです!

 殺人鬼を脅迫して、新たな殺人の依頼←「なぜ??」

 もう、主人公たちの行動にあきれるばかり!!
 「誰に感情移入して観れば良いのっ??」

 ところで、今作の犯人も、だてに連続殺人鬼をしていないです!
 あっと言う間に、自分を脅してきたマーク、ジェームズたちのことを突き止めちゃいます!!そして、ゲーリーはさっさと退場!!
 このあたりから、俄然面白くなってきます!でも、でも、ココまでが長い!長い!長い!
 ランニングタイム91分は長すぎ!
 あと15分くらいカットすれば、ちょうど良かったのにッ!!

 サスペンス映画としては、少しヒネリも効いていて、それなりに楽しめる作品にはなっているんですけど、面白くなるのが、遅すぎ!よっぽどのサスペンス映画ファンにしかオススメ出来ない感じです!!それでも、日本の2時間サスペンスの500000倍は面白いんですからね~。地上波で、意味の無い2時間ドラマを放映するなら、こういう作品を30分カットしても良いから吹替えで放映して欲しいですねぇ。

 今作は、いかにもパチモン系なタイトルで損していますけど、ガマン強く中盤まで観ていれば、それ以降は、サスペンス映画を観慣れたファンもそれなりに楽しめる作品になっています!!50点

バタフライエフェクト ・イン・クライモリ [DVD]
ジョエル・エドガートン,マイケル・ドーマン,セバスチャン・グレゴリー,ハンナ・マンガン・ローレンス
アース・スターエンターテイメント

 

コメント
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