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『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』18時の死線

2014-08-19 07:57:43 | ドラマ

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
THE LIFE OF DAVID GALE(2003年アメリカ)
 監督          アラン・パーカー
 脚本          チャールズ・ランドルフ
 出演          ケヴィン・スペイシー
              ケイト・ウィンスレット
              ローラ・リニー
              ローナ・ミトラ
 ■ストーリー■
 死刑制度に反対し活動していたが、レイプ殺人犯として裁かれ死刑判決が出た元大学教授デビッド・ゲイル。死刑になる直前3日間に独占インタヴューを高額な金額で了承するのだった。ただし、インタヴューは、女性記者ビッツィーにするようにと名指ししてくるのだった。最初は、事件のことを疑っていなかったビッツィーだったが、インタヴューで事件のことを聞くうちに、彼が冤罪ではないかと感じ始めるのだった。

 ■感想■
 アラン・パーカー監督のサスペンス調ドラマ。
 ちょっとヒネリのあるストーリーのドラマという評判を聞いたので観たら、最後に監督のクレジットが出て、アラン・パーカー監督の作品と知りました。
 ストーリーは普通な感じで、ミステリ映画が好きな映画ファンには、あまり驚けない内容です!
 この表現だけならネタバレになってないですよね…。
 今作は、ストーリーとか事前に何も情報を入れないで観るのが1番楽しく観れるはず!
 それよりも、アラン・パーカー監督もこんなエンターテイメント系な作品を撮れると思っていなかったのが1番のビックリでした!

 アラン・パーカーが監督した作品をいくつかあげると、

 『ミッドナイト・エクスプレス』(1976年)
 『フェーム』(1980年)
 『シュート・ザ・ムーン』(1981年)
 『バーディ』(1984年)
 『エンゼル・ハート』(1987年)
 『ミシシッピー・バーニング』(1988年)
 『ケロッグ博士』(1994年)
 『エビータ』(1996年)
 『アンジェラの灰』(1999年)

 と、1987年の『エンゼル・ハート』以外に観たことある作品が無いです…。
 まぁ、『エンゼル・ハート』もエンターテイメント作品でしたね!
 
 自分的に、興味を持つような感じではない作品が多いです。TVシリーズの「フェーム青春の旅立ち」が好きだったので、『フェーム』を観たら疲れていたのか途中で寝ちゃいました。アラン・パーカー監督は、マジメなドラマを撮る監督というイメージを勝手に思っちゃっていたので、今作の普通の作品ぷりには驚いちゃいました!

 思わせぶりな登場人物たちが現れるのも良くて、ミステリ度も高いです!

 ミステリ度      ★★★
 ラストの意外度   ★★
 サスペンス度    ★★★

 あまり高くないように受け取られちゃいそうですけど、自分的には満足の1本でした!ただし、2時間超えのランニングタイム131分は長すぎ!せめて、あと20分はカットして、エンドクレジット抜きの本編100分くらいにして欲しかったです。そうしたら、もっともっと面白く感じれたのに!この長さにマイナス10点!

 ミステリ映画好きなら、1度は観てみても良いかも?自分は観ていませんでしたけど、10年以上前の古い作品なんで、みんなとっくに観てるでしょうかね??55点

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル [DVD]
ケビン・スペイシー,ケイト・ウィンスレット,ローラ・リネイ,ガブリエル・マン,マット・クレイヴン
ジェネオン・ユニバーサル
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