『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』
THE LIFE OF DAVID GALE(2003年アメリカ)
監督 アラン・パーカー
脚本 チャールズ・ランドルフ
出演 ケヴィン・スペイシー
ケイト・ウィンスレット
ローラ・リニー
ローナ・ミトラ
■ストーリー■
死刑制度に反対し活動していたが、レイプ殺人犯として裁かれ死刑判決が出た元大学教授デビッド・ゲイル。死刑になる直前3日間に独占インタヴューを高額な金額で了承するのだった。ただし、インタヴューは、女性記者ビッツィーにするようにと名指ししてくるのだった。最初は、事件のことを疑っていなかったビッツィーだったが、インタヴューで事件のことを聞くうちに、彼が冤罪ではないかと感じ始めるのだった。
■感想■
アラン・パーカー監督のサスペンス調ドラマ。
ちょっとヒネリのあるストーリーのドラマという評判を聞いたので観たら、最後に監督のクレジットが出て、アラン・パーカー監督の作品と知りました。
ストーリーは普通な感じで、ミステリ映画が好きな映画ファンには、あまり驚けない内容です!
この表現だけならネタバレになってないですよね…。
今作は、ストーリーとか事前に何も情報を入れないで観るのが1番楽しく観れるはず!
それよりも、アラン・パーカー監督もこんなエンターテイメント系な作品を撮れると思っていなかったのが1番のビックリでした!
アラン・パーカーが監督した作品をいくつかあげると、
『ミッドナイト・エクスプレス』(1976年)
『フェーム』(1980年)
『シュート・ザ・ムーン』(1981年)
『バーディ』(1984年)
『エンゼル・ハート』(1987年)
『ミシシッピー・バーニング』(1988年)
『ケロッグ博士』(1994年)
『エビータ』(1996年)
『アンジェラの灰』(1999年)
と、1987年の『エンゼル・ハート』以外に観たことある作品が無いです…。
まぁ、『エンゼル・ハート』もエンターテイメント作品でしたね!
自分的に、興味を持つような感じではない作品が多いです。TVシリーズの「フェーム青春の旅立ち」が好きだったので、『フェーム』を観たら疲れていたのか途中で寝ちゃいました。アラン・パーカー監督は、マジメなドラマを撮る監督というイメージを勝手に思っちゃっていたので、今作の普通の作品ぷりには驚いちゃいました!
思わせぶりな登場人物たちが現れるのも良くて、ミステリ度も高いです!
ミステリ度 ★★★
ラストの意外度 ★★
サスペンス度 ★★★
あまり高くないように受け取られちゃいそうですけど、自分的には満足の1本でした!ただし、2時間超えのランニングタイム131分は長すぎ!せめて、あと20分はカットして、エンドクレジット抜きの本編100分くらいにして欲しかったです。そうしたら、もっともっと面白く感じれたのに!この長さにマイナス10点!
ミステリ映画好きなら、1度は観てみても良いかも?自分は観ていませんでしたけど、10年以上前の古い作品なんで、みんなとっくに観てるでしょうかね??55点
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