『ブリードキャンプ 家畜収容所』
BREEDER(2020年デンマーク)
監督:イェンス・ダール
脚本:シセル・ダルスゴー・トムセン
出演:サーラ・ヨート・ディトレセン
アナス・ハインリヒセン
シーネ・エホルム・オルセン
■ストーリー■
ミアの夫トマスはルーベン博士と老化を妨げる若返り薬品の研究、開発を行っていた。ある晩、不法滞在の女性ニカが家に血まみれで逃げ込んでくる。ドッグという男に薬を盛られたということだった。トマスはニカを病院に連れて行くと言って家を後にする。
心配したミアは、トマスの行方を追い、病院に行かずに工場跡地のような場所に行ったことを知り、その場所へ行くのが、、。
■感想■
デンマークの少し監禁要素のあるホラー映画。
大事な研究所のはずなのに、すごく汚い、、。そんな印象しか残らない作品でした。
すごい研究をしてるのに、なぜか、汚い工場跡地みたいなところで3人でやってるって??もぐりの研究だからしょうがないんですが、施設が汚い、、。
もっと衛生的な施設でやらないとダメなのでは??
しかも研究してるのはルーベン博士だけで、残り2人は用心棒みたいな、、。
デンマーク映画と言えば、変則的な吸血鬼映画『ポゼスト狂血』(ルーマニアと合作)(1999年)や、ミステリー小説「特捜部Q」シリーズの映画化作品や、『THE GUILTY ギルティ』(2018年)や『アンコントロール』(2020年)のようないかにもヨーロッパ的な作品を思い浮かべちゃいますが、今作は、アメリカのB級ホラー映画の雰囲気がプンプン!
同じくデンマークのホラー映画『フォナーレ””が見えたら終わり』(2019年)みたいなB級度★★★★★な感じでした、、、。
まぁ、監禁系のホラー映画、好きでないんで期待度もなく、ハードルもすごーく低かったんですが、、、それでも観るのが辛かった、、。
最初から観なければ良いんですが、デンマーク映画のジャンル系の作品ということで、ほとんど義務感で鑑賞、、。
時間長すぎ、、この内容でランニングタイム108分は長すぎー。
あと30分くらいカットしてくれたら、もう少しまともに観れたかもしれないです、、。
ダラダラな主人公夫婦の生活シーンとか必要???
夫トマスの趣味の設定とか必要??
あと、ホラー映画お馴染みの、敵を一度倒したのに、止め刺さずにまた襲われるみたいなシーンもあり、、すごーく辛かった、、。
トマスがこのグループの仲間だったっていう設定も不必要だったのでは??
この設定なしに、ヒロインのミアを助けに行く設定にして、ランニングタイムを少しでも短くした方が良かったのでは??
登場人物の設定が無駄度 ★★★
長すぎ度 ★★★★
研究所が汚い度 ★★★★