『リーサル・ウィルス 全人類厳戒態勢』
LEATHAL VIRUS(2021年スペイン)
監督:ダニエル・ヘルナンデス・トラード
脚本:カルロス・シシ
ダニエル・H・トラード
ディエゴ・デ・ラ・コンセプシオン
ネリア・ベルムデス
出演:クリスティン・スタム
ロレッタ・ホープ
トマス・パレデス
■ストーリー■
地球温暖化の影響で12月でも気温は45度を記録し、南極の溶けた氷河から先史時代の化石に付着していたウィルスが蔓延し都市部は大混乱に。このウィルスはCOVID-21と名付けられ、感染した人間は精神錯乱を起こし、凶暴になり人々を襲うようになっていた。感染は世界規模になり軍隊が厳戒態勢をとっていた。政府は水と食料を確保するよう呼び掛けていた。冷蔵庫が空になったスコットは、多くの店のシャッターのしまったショッピングモールに行くが、そこで感染者が出現、逃げるのだった。
一方、今般のパンデミックを解決するため疫学博士のアリソン・ホーキングを研究所に護送中、森の中で道に立っている少女に接触するが、少女は感染者で、感染者の集団に襲われ、護送チームとアリゾンはその場から逃走するが、アリソンは護衛隊とはぐれてしまうのだった。
□■□ネタバレあり□■□
映画のラストに触れてます。観てから読んで下さい!
■感想■
スペインのゾンビ系(正確には感染者です)ホラー映画。
ランニングタイム90分なので、あっという間に観れます。
「ゾンビ映画だったら、基本的にはどんな作品でも観る!」というコアなゾンビ映画ファンや、「何も観る作品がないからゾンビ映画観ておこうかな??」というゾンビ映画好きな映画ファンなら、普通に楽しめる作品です。
ずっと、ゾンビ、ゾンビ、ゾンビって書いてますけど、感染者なので、感染者映画はゾンビ映画でない!!という方は気を付けて下さい。
分かりやすく言うと、『28日後…』(2002年)、『28週後…』(2007年)はゾンビ映画じゃないから、面白くない!なんて方は観ない方が、、。
ゴミゴミみたいな作品に比べたら、すごーく面白く観れます。
あくまでも、コアなゾンビ映画基準ですけど、、。
ゾンビ/感染者映画マジメ度 ★★★★
ハッピーエンディング度 ★★★
ダラダラユルユル度 ★
主人公は一応、スコットだと思うんですが、、扱いが酷すぎる、、。
まぁ、チャック・ノリスや、ドルフ・ラングレン、スティーヴ・オースティンじゃないからしょうがないんですが、、。あくまでも一般人設定ですもんね。
アリソンは娘に会えて研究所に行けたんで、解決するんでしょうねぇ、このパンデミック、。、、ここだけゾンビ映画なのにハッピーエンディング的!!
スコットから見たら、バッドエンディングですけど、、。
でも、ゾンビ映画って、作られ続けられますねー。
今度、どれくらいゾンビ映画観てるのか数えてみようかなぁ、、。