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『跡形もなく消える』 オーストリアのドラマ、、。

2025-01-15 22:39:32 | サスペンス

跡形もなく消える
IMMERSTOLL(2023年オーストリア)
 監督:イーファ・スプライツホーファー
 脚本:イーファ・スプライツホーファー
    ヴォルフ・ヤコビー
 原作:ロマン・クリーメントヴィク
 出演:クリスティーナ・サーヴェンカ
    ミヒャエル・グランチュニク
    ドミニク・ヴァルタ

 ■ストーリー■
 ウィーンでケーキ屋を営むリサは田舎に帰って来るが、田舎では妹のマリーとナタリーが行方不明になっていた。リサはマリーを心配するが、2人が若いため町のみんなは真剣に取り合ってくれないのだった、、。
 
 □■□ネタバレあり□■□
 最後のオチに関係している内容に触れています、、。


 ■感想■
 オーストリアのTVムービー。
 TVムービーなんで、特に突出した残酷なゴアシーンや、エロシーンもなく、、ランニングタイム98分なのにちょっと辛かったかも??
 
 日本の1980年代の2時間サスペンス劇場の方が面白いかも??
 日本の1980年代の2時間サスペンスって、、エロシーンとか普通にある作品もありましたからね、、。

 原作もちゃんとした作品を映像化した作品もありましたからね、、。

 スペシャル枠での放送でしたけど、「土曜ワイド劇場」の『天国と地獄の美女』(1982年)、『天使と悪魔の美女』(1983年)とか地上波では再放送できないでしょうねぇ、、。
 地上波で放送したら、すぐに文句の電話が、、。

 自分が2時間サスペンスで、もう1度観たい作品は、バリ・ウッドの「殺したくないのに」をドラマ化した『殺したくないのに 私の中に危険な殺人者がひそんでいた!!』(1982年)です。
 2時間サスペンスで超能力スリラー!!
 中村敦夫演じる刑事が地道に捜査するのがメインですが、、。
 
 もともと2時間サスペンスはあまり観ていなかったんですが、、調べるといろいろ観たい作品がありました!!

 加納一朗原作「殺人フィルムへの招待」をドラマ化した『殺人フィルムへの招待 足のない死体、胴のない死体 ”美女バラバラ解体だ”』(1982年)
 コーネル・ウーリッチ原作「喪服のランデヴー」を映像化した『純愛連続殺人 血塗られたウェディングドレス』(1981年)
 戸川昌子原作「誘惑者」を映像化した『夜の誘惑者 避暑地の恐怖 金髪美女を狙い吸血の牙』(1982年)

 コーネル・ウーリッチ、ボワロー&ナルスジャックやカトリーヌ・アルレーなどの原作を映像化していて、かなりチャレンジしていたなぁって思っちゃいます、、。
 1980年代は、どんなシーンでも映像化してもOKみたいな感じでしたもんね、、。

  
 で、2023年のオーストリアのTVムービーの今作ですが、、何も考えずにTVドラマでも観る気で観れば全然OKなんですが、、、。
 地味な作品なので、好みが分かれそう!!
  
 大体、事件に主人公の家族が関わりすぎ!!
 この家族、この後、どうなっちゃうの??

 オーストリアではヘッドライトが片側壊れていても、大丈夫んあんですか?ヒロインの乗るボルボ、左側のヘッドライト壊れてますけど、、。

 ヘッドライト壊れていて気になっちゃう度 ★★★★
 すごくせまい世界での事件?度      ★★
 田舎住みにくそう度           ★★★★

 

火曜ワイド劇場『殺したくないのに 私の中に危険な殺人者がひそんでいた!!』の原作

バリ・ウッドの小説

 

 

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