『追跡!麻薬コネクション』(配信題:『殺傷能力のある』)
MEET HIM AND DIE(PRONTO AD UCCIDERE)(1976年イタリア)
監督:フランチェスコ・プロスペリ
脚本:ピーター・バーリング
アントニオ・クッカ
クラウディア・フラガッソ
アルベルト・マラス
出演:レイ・ラヴロック(レイモンド・ラヴロック)
マーティン・バルサム
エルケ・ソマー
エットレ・マンニ
ハインツ・ドメツ
リカルド・クッチオラ
■ストーリー■
マッシモ・トルラーニサルヴァトーリは母親にあのことは忘れるよう忠告されるがその足で宝飾品店を襲うが失敗、刑務所に送られるのだった。マッシモは名前をトルラーニと言って、母親が薬物取引に関わっている犯人に襲われ半身不随になってしまったため薬物を扱うギャングを捕らえるために潜入捜査をしている巡査部長だった。
刑務所にいるギャングのボス、ジュリアネッリをマッシモと同室にし脱獄させ仲間に引き入れさせる計画を進めていたのだった。
□■□ネタバレあり□■□
映画のラストにふれてます!
■感想■
レイモンド・ラヴロック主演のイタリアの1976年の警察、犯罪物。
Amazonプライムで『殺傷能力のある』のタイトルで配信しています。
今作も配信してくれてすごくうれしいです!!
前回、ヘンリー・シルヴァ主演の警察物『あのスターリング警部の野郎』(1968年)でも書きましたが、こういう配信はすごくうれしいです!
日本未公開作品だけでなく、日本公開作品やTV放映のみの作品とかも観れるとうれしいです。
ところで、今作、目に観たコトあるの忘れてました!!
どこかで観たことあるような、いつものストーリー展開!
レイモンド・ラヴロック、マーティン・バルサム、エルケ・ソマーと超豪華な出演者!
どこかで観たコトあるようなストーリーは、イタリア犯罪物、警察物定番の潜入捜査物だし、、と全然気がつかなかったんですが、、最後のエルケ・ソマーの顔のアップのシーン!!
「あれ、今作観たコトあるかも??」
「いや、絶対にあるはず!!」
記事を書くんでネットで調べたら今作はTV公開作『追跡!麻薬コネクション』でした!!
あ、、確かTBS「金曜ロードショー」か、日本テレビ土曜14:30からの映画枠で観たはず、。
自分のノートを調べたら1980年6月13日、TBS「金曜ロードショー」で放送してました、、。
自分のノートによると、翌週20日の「金曜ロードショー」は、西ドイツの犯罪物『凶悪犯!警察ジャック ニトロトラップ』(1972年)でした、、。2週連続でこのラインナップ!映画ファンには良い時代でした!!
ところで、今作『追跡!麻薬コネクション』ですが、45年ぶりに観たのでほとんど覚えていませんでした!!ラストのエルケ・ソマーの顔のアップの映るシーンを観るまで気がつかないなんて、、。
「金曜ロードショー」は85分枠の実質本編75分くらいの映画枠だったので、20分弱カットされたバージョンですけど、どこがカットされていたか全然わからないです!!まぁ、観終わるまで観たコトさえ覚えてなかったんですからわかるはずがないです、、。
これだけ豪華な出演者と、わかりやすいストーリーのエンターテイメント作品、TV放映されてて当然かも。
ギャングのボスのマーティン・バルサムも1度は捕まって刑務所に入っちゃてるの??とか思っちゃいますけど、主人公と一緒に脱獄しないといけないんでしょうがないか、、。
エンターテイメント度 ★★★★
母親の件があまり関係ない度 ★★★
イタリア映画度 ★★★★★
イタリア警察物ポリツィエスコって、日本ではなかなかブームにならなくてさみしいです!
ポリツィエスコって、マカロニウエスタンよりもファンが少ないって思われているんでしょうか??実際少なかったりして、、。
自分が最も好きなイタリア警察物は、何と言っても『ナポリ犯罪ルート』(1976年)です!!
フジテレビで放送された吹替音声つきでブルーレイで発売されないかなぁ、。
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