『ダークナイトライジング』
THE DARK KNIGHT RISES(2012年アメリカ)
監督 クリストファー・ノーラン
脚本 クリストファー・ノーラン
ジョナサン・ノーラン
原案 クリストファー・ノーラン
デヴィッド・S・ゴイヤー
キャラクター創造 ボブ・ケイン
出演 クリスチャン・ベイル
マイケル・ケイン
ゲイリー・オールドマン
アン・ハサウェイ
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
トム・ハーディ
マリオン・コティヤール
モーガン・フリーマン
マシュー・モディーン
キリアン・マーフィ
リーアム・ニーソン
■ストーリー■
地方検事ハービー・デントを殺した罪をかぶり、ゴッサムシティから姿を消したバットマンだったが、8年経った今、街を恐怖に陥れる最強のテロリスト、ベインが現れる。若手の警官、ジョン・ブレイクやゴードン警察署長は、ゴッサムシティの治安を守ろうとするのだが。
一方、家に潜入した泥棒セリーナによって、ブルース・ウェインは指紋を盗まれてしまうのだった。それは、ブルース・ウェインを陥れようとする事件の始まりだった。
■感想■
クリストファー・ノーラン監督の描く「バットマン」シリーズ3部作の最終章。
ランニングタイム165分と長尺なのに、全然長さを感じさせない面白さ!
3時間弱、この緊張感を持続させるのは、さすが!!全然退屈しないどころか、「あと30分くらい長くても良かったのに!」と思わせる面白さ!!
コミックの映画化はこうでないと!!
クリストファー・ノーラン監督の『バットマン ビギンズ』(2005年)、『ダークナイト』(2008年)と今作と、シリーズ3作品、全てが面白いです!
これで終わりなんて言わないで、4作目、5作目と撮り続けて欲しいですね。
ジョセフ・ゴードン=レヴィットが大活躍するので、もしかすると、バットマンの相棒になっちゃうの??と思っていたら、その通りなのも、コミックファン大満足ですよね!
少なくとも、自分は大満足です!
今作ではジョセフ・ゴードン=レヴィットとアン・ハサウェイがおいしい役を持っていっちゃいます。
ヒロインもアン・ハサウェイとマリオン・コティヤールと2人いるので、なんで??
と思っていると、まさかの展開!
今作は前作から8年後を描いていますけど、この8年間、ゴッサムシティはバットマンがいなくても大丈夫だったんですね。ゴッサムシティの警察は優秀なんですね、多分!
ところで、1作目『バットマン ビギンズ』では未来的だったゴッサムシティですが、2作目、3作目とシリーズを追うごとに普通の現実的な都市に!
原作のコミックでも、いろいろな現実の街をモデルにしているみたいだから、問題ないですけど、今作では、ゴッサムシティは、まさにニューヨークでしたね。
架空のコミックのヒーロー物を、どんどん現実のアクション映画に近づけていくような、クリストファー・ノーラン監督の「バットマン」シリーズ、最高です。
8年間のさぼりのせいで、ベインにボロボロにされてしまうブルース・ウェインが身体と心を鍛えて戦うのは、カンフー映画か少年コミックのようで、やりすぎ感も漂ってきますけど、コミックの映画化作品だからOKということにしましょう。
ただ、終盤までハードな展開なのに、警官たちとベインの部下たちが銃撃戦でなく、ケンカみたいな乱闘シーンになってしまうのは、どうも納得できないですね。レイティングの関係があるとは思いますけど、あそこはやはり、大銃撃戦でしょう!
「バットマン」をここまで面白く映画化するクリストファー・ノーラン監督に、007映画を撮って欲しいですね~!ジェームズ・ボンドはダニエル・クレイグ以外で・・・。絶対に傑作になると思うんですけどね!! 100点
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