『ブラッドムーン』
A WERWOLF IN LONDON(2020年イギリス)
監督:チャーリー・スティーズ
脚本:チャーリー・スティーズ
出演:リース・コノリー
ティム・カートライト
ナタリー・マーティンス
マーク・マッカーティ
ジェシカ・アロンソ
■ストーリー■
ヴィクトリア朝時代、殺人罪で捕らえられたアーチーは絞首刑にされるため裁判所まで護送されていた。アーチーを護送するのは区議会議員ホレス・レイクラフトだった。アーチーは無実を訴えていて、首を切り落としたのは獣で、倒したあと人間になったのだと主張していたが、ホレスはその主張を信用していなかった。
護送中、ある森で馬が怯えて前に進めなくなり、なおかつ嵐がせまってきているので、近くの村にある宿で宿泊することにするのだった。近くの村にあった「3つ爪ホテル」は、マーサとビンセント姉弟が経営していたが不気味な感じの宿だった。
その夜は血の月の夜で、マーサ、ヴィンセントが森の凶悪な3匹の獣とホテルの部屋を満室にする約束になっている夜で、マーサとヴィンセントはアーチー、ホレス、御者のウィリーを快く受け入れるのだった。
■感想■
前回、チャーリー・スティーズ監督の『ロンドン塔の呪縛』(2024年)を記事にしたので、今回は同じくスティーヴン・スティーズ監督の狼男映画を記事にします。
展開が早いのですごーく観やすいです。
始まって30分もすると、マーサ、ヴィンセントの姉弟とアーチー、ホレスたちの戦いが始まっています!!
チャーリー・スティーズ監督は、『ロンドン塔の呪縛』みたいな歴史系な作品よりも、今作のようなオーソドックスなホラー作品の方が良いのかもしれないです!!
すごーく面白くて観やすい!!
狼男映画を現代風にして、コメディ調な要素も入れて面白い作品にしています!!
『ハウリング』(1981年)や『狼男アメリカン』(1981年)みたいな大作じゃないので、変身シーンや狼男の造りが甘いですけど、低予算作品なので全然OKな感じです。
低予算映画ファンでないと、狼男の着ぐるみとか突っ込みたくなるかもしれないですけど、、そこは映画の中の登場人物と一緒になって怖がらないと、。
狼男映画ですけど、銀の弾丸とか全然関係ないです。普通の鉄砲や斧で物理的に倒せるので、マーサとヴィンセントの姉弟も、あんなに怖がらなくても良かったのでは??って思っちゃいます!!
動きも、とてつもなく早いとかじゃないし、、。
っていうか、あの姉妹、狼男以上におかしなことに、、。
御者のウィリーとかバラバラにしてましたから、、。
でも、作品の中では狼男は十分強くて、登場人物あっという間に犠牲に、、。しかも、かなりゴアゴアです!!
以前、狼男を倒したことがあるアーチーよりも、議員のホレスが大活躍!!えー、、強すぎでは??
19世紀を舞台にした狼男映画を作るなんて、スティーヴン・スティーズ監督この時代が好きなんでしょうか??
ランニングタイムも84分なんであっという間に終わっちゃいます!!
銀の弾丸でなくて良いので簡単に倒せそう度 ★★★★
19世紀舞台にしたホラー映画好きなら観ても良いかも度 ★★★★
展開がすごーく早い度 ★★★★
TV放映時の日本語吹替音声収録
狼男現代版、変身シーンが公開当時話題になりました。
2作目もけっこう好きです
このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます