『ドント・オープン』
DON'T LET THEM IN(2020年イギリス)
監督:マイク・ダンキン
脚本:ダニエル・アルドロン
マイク・ダンキン
出演:ミシェル・ルーサー
エイダン・オニール
スコット・ブリットン
アマンダ・ハント
スコット・サター
■ストーリー■
福祉事務所のケースワーカーのジェナとカールは2人でコンビで仕事をしているが、マジメに仕事に取り組むジェナに対して、カールは週末ということもあり仕事を早めに終わらせたがっていた、、。遅い時間にも関わらずジェナに促され、いやいやデヴィッドを訪ねる。デヴィッドは連続殺人鬼として刑務所に収監されていて刑期を終え出所してきたのだった。
人里離れた住居へと向かう2人だったが、デヴィッドとの会話は要領を得ないものだった。帰ろうとするカールに「襲って来る者たちがいるから、扉を開けさせない」とデヴィッドは言う。デヴィッドの言葉通りに家の周りにマスクをかぶった集団が集まってくるのだった、、。
❑■❑ネタばれあり❑■❑
今作は、ちょっとだけヒネリがあるので今回の記事も作品を観てから読んで下さい。
ネタバレしてます、、。
■感想■
『ドント・ブリーズ』以降、流行したタイトル「ドント◯△❑」の1作。
いつまで、この「ドント◯△❑」のタイトル続くんでしょう??
『ドント・スティール 強盗の果て』(2022年イタリア)の記事を書いたときに、そんなコト書いたら早速、『ドント・オープン』のタイトルの作品を見つけたので鑑賞!!
なんで、最近は日本版のタイトルに、この”ドント◯△❑”が好きなんでしょう??
と思ったら、原題も”DON'T LET THEM IN”でした!!
す、す、すいません、、。
ホームインベージョン系のスリラー映画だ!!って思って観ていたら、、全然違ってました、、。
冒頭の仕事熱心なジェナの姿を描く必要なんかないのに、、と思っていたら、それもヒネリのための前ふりだったとはッ!!
ヒロインと思っていたジェナですが、実質的な主人公はぐうたらケースワーカーのカールだったとは!!
マスクをつけた狂信者と思っていた人物たちが、人智を越えたような連中だったとは、、。
ホームインベージョン系のスリラー映画でなく、完全なオカルト映画!!
だまされました、、、。
ネタバレしちゃいますが、ジェナが悪魔を召喚するためにデヴィッドを狙っていたなんて気づくワケないですー。
デヴィッドは罪を着せられ刑務所に入れられ、その後、刑期を終えて出所してきても追い続けるって、しつこすぎ、、、。
低予算の作品としては、かなり見応えがあってホラー映画ファンが十分楽しめる作品に!!
カールはデヴィッドと一緒に逃げるものの、事故でデヴィッドは退場!!
「えー、こんな展開あり??」
ジェナは、例のグループに目をやられて、、って、、想像とは次々と裏切られる展開ですごーく面白かったです!!
カールを拾ってくれた運転手が片目なのも、、もしかして、、。
まさか、この運転手も、、、。
と思わせて終わりって、超怖い終わり方でないのに良かったです、、。
ホームインベージョン系ホラー度 ★★
ミステリー度 ★★★
良く考えなくても解決してない度 ★★★★
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