『ブリックレイヤー』
THE BRICKLAYER(2023年アメリカ、ブルガリア、ギリシャ)
監督:レニー・ハーリン
脚本:ハンナ・ウェグ
マット・ジョンソン
マーク・モス(ノンクレジット)
ピート・トラヴィス(ノンクレジット)
原作:ノア・ボイド(「脅迫」ソフトバンク文庫)
出演:アーロン・エッカート
ニーナ・ドブレフ
クリフトン・コリンズ・Jr
ティム・ブレイク・ネルソン
イルフェネシュ・ハデラ
■ストーリー■
アメリカの諜報活動に対するデモが起きているギリシャで反米的な記事を書いている記者が殺される事件が発生する。犯人は、事件をCIAの仕業に見せ、反米意識を高めアメリカの信用を失わせようとしていた。
監視カメラの映像から、1年半前に死亡したはずのエージェント、ヴィクター・ラデックの存在が浮かび上がる。CIAはラデックとギリシャで一緒に働いていた元エージェントで、今はレンガ職人スティーヴ・ヴェイルにCIAエージェント、ケイトと協力して捜査を依頼するのだが、、、。
□■□ほんのちょっとだけネタばれあり□■□
■感想■
デトロイトのFBIに20年以上勤めた小説家ポール・リンゼイがノア・ボイド名義で書いた「脅迫」の映画化作品。
主人公がFBI捜査官から、元CIAエージェントに代わって国際的な(ギリシャです)スパイ映画に。
ジェラルド・バトラー主演で映画化でスタートしましたが、その後、主演が代わりアーロン・エッカート主演で映画化になりました、、。
監督はレニー・ハーリン。1990年代は『ダイ・ハード2』(1990年)、『クリフハンガー』(1993年)、『ロング・キス・グッドナイト』(1996年)と大作を監督していたものの、2000年代は『エクソシスト ビギニング』(2004年)、『マインドハンター』(2004年)、『ザ・クリーナー 消された殺人』(2007年)、『12 ラウンド』(2009年)とこじんまりとした作品を職人監督のように監督してました、、。
最近は『ディアトロフ・インシデント』(2012年)、『スキップ・トレース』(2016年)、『ハードナイト』(2019年)、『ソード・オブ・レジェンド 古剣奇譚』(2018年)、『ザ・ミスフィッツ』(2021年)と色んな国との合作、中国映画、フィンランド映画を監督するように、、。
アクション映画が好きなら、定番の展開で安心して観ていられます。逆に目新しさに乏しいとも言えちゃいますが、、。
CIAからの依頼を断った主人公を敵が放った刺客が襲い、結局、CIAに協力させちゃうことに、、。主人公を襲う刺客がなぜか頭を狙って来ないとか、、。
ギリシャに着いてすぐに海運王と妻と2人の身元を変えるのに、その後のストーリーに全然活きてないとか、、
ギリシャでの協力者パトリシオは、ストーリーの展開上、退場させられるためだけに出てきたの??
敵が襲ってきて、反撃して、跡をつけている間に、いつの間にか、ボスのところにたどり着いちゃうとか、、(超ハショリ過ぎな説明、、)
敵への内通者が感じの悪そうな上司でないとか、、とにかくアメリカのメジャーなアクション映画好きならどこかで観たコトあるようなシーンの連続!!
原作もあるので、いくつかのシーンは原作からの引用かもしれないので、何とも言えないのですが、、。
原作は未読なんで良くわからないですが、、。
最後、ケイトがCIAの昇進の話を断っちゃうのか良く分からないですが(映画的にはカッコ良いですけど、、)、、あのまま出世を受け入れればいいのに、、。
でも、でも、全然キライじゃないです!!
こういう映画観ると安心できてうれしいです。
アクション映画大好きです!!
スティーヴン・セガール度 ☆
いつものアクション映画度 ★★★★★
原作読みたくなった度 ★★★
原作も読んでみたい、、
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