『スモールアドベンチャー パパママ救出大作戦』
HILFE, ICH HAB MEINE ELTERN GESCHRUMPFT(2018年ドイツ)
監督:ティム・トラゲーザー
脚本:ゲリット・ヘアマンス
出演:オスカー・キーマ
リナ・ヒュースカ
アーニャ・クリング
アクセル・シュタイン
ユリア・ハートマン
■ストーリー■
前作の事件から1年後、フェリックスは、エラたちの仲間たちクラスメイトと楽しく学校生活を送っていた。しかし、ある日、フルダ・シュテッヒバルトの骸骨に魔法の薬品がかかり甦ってしまうのだった。かつて、フルダは学校を乗っ取ろうとしてオットーによって、小さくされ骸骨にされていたのだ。フルダはオットーの魔法の道具を処分し、オットーの魔法が効かないようにして、新たに学校を支配しようとするのだった。
一方、校長のシュミットは学校の校舎にヒビが入ってしまったのでフェリックスの両親を学校に呼んで修理しようとしていたが、学校を廃校にしようとしているとオットーの幽霊に勘違いされ、小さくされてしまうのだった。
フェリックスの両親は自宅の近所のピザ屋のデリバリーに紛れ込みなんとか家へ帰るのだった。フェリックスは、小さくされてしまった両親からフルダの企みを知り、両親を元に戻すため、学校を守るために行動するのだが、、、。
■感想■
2015年のドイツの人気児童文学作家ザビーネルートヴィヒの映画化作品『スモールワールド 15センチの魔法』の続編。
前作が本国ドイツでヒットしたので製作されたんですが、前作から3年後の2018年の作品です。
ヒットして作られた続編なのに、前作の製作費が700万ユーロで、続編の今作も700万ユーロ。
続編というと製作費が大幅アップとか、とりあえず作ったから前作よりすごく少ない製作費とかありがちですが今作は同じ製作費。
シリーズ3作目”Hilfe, ich hab meine Freunde geschrumpft”も2021年に製作されました。今度はフェリックスの友達が小さくなってしまうみたいです。果たして日本で観れるんでしょうか??
今作も前作から3年後に製作されたので、映画の中では1年後の設定でしたが、出演者がすごーく大きくなっちゃいましたが、2021年の3作目では、何年後っていう設定なんでしょう??
フェリックスが小学生に見えない、、、。フェリックス役のオスカー・キーマは2003年生まれなので、2作目の今作の撮影時14-15歳くらいでしょうか??
ブライアン・デ・パルマ監督の『キャリー』(1976年)のシシー・スペイセクは、当時26歳で高校生を演じていたから、全然おかしくないんですが、、、。
今作の場合は、主な登場人物、全員が小学生に見えない、、。
続けて観ると感動が薄れると思い、前作を観てから1週間くらいしてから観たんですが作品の世界に慣れたのか、すごく楽しく観れました。
オットーの魔法の道具を取り戻しに行くシーンとか、いかにも子ども向け映画って感じですが、それも楽しく観れました、、。
続編度 ★★★★★
ファミリー度 ★★★★★
続きが観たい度 ★★★★★
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