『ザ・ディープハウス』
THE DEEP HOUSE(2021年フランス、ベルギー)
監督:ジュリアン・モーリー
アレクサンドロ・バスティロ
脚本:ジュリアン・モーリー
アレクサンドロ・バスティロ
協力:レイチェル・パーカー
ジュリアン・ダヴィッド
出演:ジェームズ・ジャガー
カミーユ・ロウ
エリック・サヴァン
■ストーリー■
廃墟の動画をアップしているYouTuberのベンとティナのカップル。フランスの湖の底に館があると知った2人はその湖に向かうが、その場所は観光地になっていて湖底には何もないことを知るのだった。しかし、その湖畔でベンが声をかけた地元のピエールからこの湖の先の湖の底に現存する館があることを知り、案内してもらうことに。そして2人は湖に入り、湖底で館を発見し、館の中に入っていくのだが、、。
□■□ネタバレしてます□■□
本当にネタバレしているので、観てから読んで下さい!
■感想■
湖底にある家の恐怖を描いたホラー映画。
監督は『屋敷女』(2007年)、『リヴィッド』(2011年)、『恐怖ノ白魔人』(2014年)、『呪術召喚カンディシャ』(2020年)のジュリアン・モーリーとアレクサンドロ・バスティロ。
YouTuberが主人公だし、映画が始まってすぐにカメラの1人称の視点だったので、テッキリPOV映画なのかと思ったら、冒頭と、間にちょこちょこPOV的なシーンは入るものの、基本は普通の映像です、、。
今作は、イギリスの映画祭【グリムフェスト】(2021年)で、クリエイティブアチーブメント賞を受賞しています。
湖底の館という設定が良かったんでしょうね、、。
確かに面白い映像でしたけど、、それ以外は普通の幽霊屋敷物でした!!
2人が帰ろうと思って扉を開けたら、そこにはレンガのブロックの壁が!!!
イギリスのTVドラマ「電撃スパイ作戦」の1エピソード「疑われた超能力」のクレイグになった気分でしょうね、、。謎の組織にある部屋にとじこめられたクレイグが扉を開けると、そこに壁があったみたいな、、。
今作の主人公ベンとティナは、超能力がないからそんなコト思ってる余裕はないでしょうけど、、。
2人が家に閉じ込められてからが長い、。
最後まで観ても、、全然想像通りの展開なのに、、なぜここまで長くしちゃったんでしょう??
ランニングタイム82分の作品なのに、、まるで110分くらいの映画を観たような印象、、(悪い意味で、、)。
監督、脚本のジュリアン・モーリーとアレクサンドロ・バスティロは、水の中の幽霊屋敷って斬新かも??ってそのアイデアで作ったんでしょうね、、。
家の中に閉じ込められてから、ほとんど展開なく最後まで行ってしまうのでもったいなかったような、、。
あのあと、もう1ヒネリあった方が良かったです。。
あれだけ、モゴモゴ頑張ったのに、結局2人とも生き残らないオチって、、。ホラー映画の定番のオチとはいえ、、まさか2人とも、、。
「結局、、退場しちゃうのかー??」
今作を観ていた人が5人いたら3人くらいはそう突っ込みたくなるはず!!(そうでもないかな??)
幽霊屋敷に進んで入って行っちゃったんだからしょうがねいですけど、、、まさか幽霊屋敷だとは思わないですもんね。
中盤から最後までのシーン、結局何だったの??
ヒロインだけでも生き残れば、また違った印象なんでしょうけど、、。ハリウッド映画でなくヨーロッパ映画だからそんなに甘い展開は待っていないですね、、。
幽霊屋敷物なら、どんなホラー映画でも観るっていう映画ファンは、要チェックかも??
幽霊屋敷にはいかない方が良い度 ★★★★★
怪しい人に誘われたら断った方が良い度 ★★★★★
湖底の幽霊屋敷という設定は良かった度 ★★★★★
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