『デッド・オア・アライブ』
LIVE OR LET DIE(2020年ドイツ)
監督:マヌエル・アーバネック
脚本:ヤン・ボーレンシュミット
マヌエル・アーバネック
出演:ヤン・ボーレンシュミット
マヌエル・アーバネット
スティーヴン・ムーアズ
■ストーリー■
ゾンビウィルスによるアウトブレイクが起こり文明社会が崩壊したあと、ジョンは放浪の生活をしていた。ある日、同じく生き残ったニックと出会い、2人で北を目指して旅をすることにするのだが、、。
■感想■
ドイツのゾンビ映画。
ドイツのゾンビ映画と言って自分が思いつく作品は、あっという間におわってしまう『ベルリン・オブ・ザ・デッド』(2010年)、ランニングタイム、わずか62分という長さなのに、ちゃんと面白い作品になってる傑作ゾンビ映画。
まぁ、一般的には、ドイツのゾンビ映画と言えばオラフ・イッテンバッハ監督の『新・ゾンビ』(1997年)とかなんでしょうけど、、。『新・ゾンビ』は、なんか残酷描写とかゴアシーンがすごそうなんで観ていないです、。
今作は、制作費15,000ユーロという超低予算映画です。
15,000ユーロにしては、良くできています!!
ドイツ映画は、アメリカよりもお金がかからないんでしょねぇ、、。
【テラー・イン・ザ・ベイ映画祭】2020年
最優秀タイトルシークエンス賞、受賞
オリジナル音楽賞、作品賞、ノミネートされました。
”テラー・イン・ザ・ベイ映画祭”って聞いたことなかったんですが、どうやらカナダのオンタリオ州のサンダーベイで行われている映画祭のようです。勉強不足で全然知りませんでした。
ストーリーは出会った2人は、凶暴な略奪者を森の中の物陰から見てやり過ごしたりして旅を続けるんですが、ニックがあるとき安全な土地の座標を書いた手帳を持っていることを明かします。
絶対にダメ!!
安全な土地の地図!!
ゾンビ映画で、最も目標の場所として行ってはいけないところ、No.1!!
とか思って観ていたら、映画はそんな土地を目指すとかでなく、ダラダラ、ユルユル旅を続けていきます、、、。
どう見ても、旅を数か月(少なくても数週間くらい、、??それとも数日??)経っているのに、なぜか、中盤?後半?にあの略奪者の集団に遭遇しちゃいます、、。
低予算で新たな登場人物出せなかったんでしょうけどねぇ、、。
最後はゾンビ映画らしく、、主人公2人は、、、。ゾンビ映画お決まりのいつもの展開ですが、、。
どうやらあの手帳の場所は安全な場所だったみたいですね、、、。
すいません、、勘違い!!
ところで、日本版タイトルの”デッド・オア・アライブ”って、なぜつけたんでしょう??
同じタイトルの作品がありそうだと思って調べたら以外に少なくて、クリス・クリストファーソン主演の西部劇くらいでした。
あとは、いろいろ他の言葉がついてました。
『デッド・オア・アライブ 監獄の街』(1998年)
『JIGSAW デッド・オア・アライブ』(2006年)
『DOA デッド・オア・アライブ』(2006年)
でも、まぎらしいですよね、、。
どうせだったら、今作も『デッド・オア・アライブ 死ぬのはゾンビだ』みたいなタイトルにすれば良かったのに、、。
■日本語吹替版キャスト■
ジョン :川端 快彰
ニック :山下 タイキ
ボス :中務 貴幸
手帳の著者:西垣 俊作
岡本 堂玄、比嘉 良介、大南 友希
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